写真:藤谷 愛
地図を見る21世紀に入ってから広島に登場した「汁なし担担麺」の始まりは、中国人留学生が作った一杯の担担麺。「担担麺」といえば、日本人のイメージではゴマのスープに入った麺ですよね。しかし、本場四川では、汁の無いものこそが「担担麺」。茹で上げた麺と具材に山椒やラー油などをかけたものが「汁なし担担麺」なのです。
写真:藤谷 愛
地図を見る汁なし担担麺は、とにかく混ぜて、混ぜて、混ぜまくる食べ物。最初に30回くらいよく混ぜると、麺とラー油ダレ、山椒が均等に絡みつきます。最初の味を堪能してから、置かれている調味料で自分好みの味に調整していきます。そしてその都度とにかく混ぜる!
最後に残ったタレや具材でもさらなる味を楽しめます。別注文でライスを加え、お好みで調味料や温泉卵を加えまた混ぜると絶品担担ライスに。1皿で何度も味わいが変化するこのご当地グルメ、絶対に外せません。
写真:藤谷 愛
地図を見る広島に数ある汁なし担担麺のお店ですが、その中でもお勧めなのが、近年地元民に大人気のお店「中華そば くにまつ」。山椒の辛さとタレのコクが細麺と絡み、バランスの良い汁なし担担麺です。
このお店が特異なのは、わざわざ汁なし担担麺のレシピを紙にコピーしてテーブルに置いてあること。自分のお店の技は明かさないのが普通ですが、店主さん曰く「広島の汁なし担担麺を広めたかった。」とのこと。地域活性化も考慮した驚きの活動です。
*本段落で使用している担担麺の写真は「中華そば くにまつ」の汁なし担担麺です
写真:藤谷 愛
地図を見る「お好み焼き まるめん本店」は、マツダスタジアムから線路を挟んで向かいにある立地とあって、広島東洋カープの試合があるときは、歓声がお店にも聞こえてくるほど。ホームゲームの際はテラス席で広島カープの熱を感じながら、アツアツのお好み焼きを食べるのもいいですよね。
写真:藤谷 愛
地図を見る実は、写真の店主さんのご実家は1階にある製麺屋さん。広島市内にある有名お好み焼き店の多くに麺を卸しています。店内からは1階の製麺工場も見渡せる大きな窓ガラスがあり、普通のお好み焼き屋さんにはない風景を眺めることができますよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る実家の麺の扱いを熟知した店主さんが焼いてくれる広島風お好み焼きは、切り口の四角い麺に野菜の旨みや上にかけたソースがよく絡んでとっても優しい味。
夕方からの鉄板焼きメニューでは、広島のご当地グルメである、ほうれん草とウニを炒めた「ウニホーレン」や、牡蠣焼き、小イワシとニンニクのオリーブ焼きなどもあるので、広島グルメてんこ盛りで楽しんでください。
写真:藤谷 愛
地図を見る2016年にオープンした「コオリヤ ユキボウシ」は、広島ではなかなかお目にかかれない、天然氷を使用したかき氷を提供している通年営業のお店。南アルプスの天然氷を広島まで取り寄せ、エスプーマを駆使した濃厚シロップが魅力的なかき氷屋さんです。
お店のイチオシはやはりカープ愛満載の「カープ氷」。イチゴのエスプーマの下には練乳のエスプーマも隠れているふんわり、クリーミーなかき氷。イチゴのシロップの垂れ下がり具合がまさにカープ帽子のつばですよね。
写真:藤谷 愛
地図を見る食べ進めていくと嬉しい驚き!苺のパンナコッタが中央に埋められています!2種のクリーミーなエスプーマとふわふわ氷、最後にプルプルのパンナコッタ、と食感も味も飽きずに食べ進めることができます。
カープ氷の他にも中に別デザートが埋め込まれているメニューが多いので、ぜひ吟味してみてください。また、天然氷の他にも純氷でのかき氷も提供しており、こちらは100円引き。氷の違いで食べ比べしてみるのもアリですよ!
写真:藤谷 愛
地図を見る広島の町なかにある可愛いクマちゃんの看板、そしてその脇に出来る行列。広島市民のスイーツ処として有名な、2005年創業の「ジェラート工房 ポーラーベア」です。美味しさもさることながら、嬉しいのは「その価格にしてこのサイズ!」というコスパの良さ。シングル310円(カップはシングルのみで350円)、ダブル380円という値段は本場のイタリア人も驚きの価格設定です。
写真:藤谷 愛
地図を見る店員さんは金属スクープにたっぷり乗ったジェラートを「エイヤッ!」とでも言わんばかりにすくいあげ、長方形のコーンの上にてんこ盛りにしてくれます。その姿はまさに真剣勝負の左官職人。コーンでダブルサイズを注文すると、顔も隠れるその大きさにビックリです。
日替わりを含む常時14種類ほどのジェラートが毎日店頭に並び季節のジェラートもあるので、短期旅行者でもリピ確実です。ジェラートは毎日製造した分だけを販売するので、売り切れたら閉店となります。午後の早い時間の訪問がお勧めですよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る広島といえば「牡蠣」。「海平商店」は、広島初の牡蠣小屋店として、コスパの高い牡蠣料理や、地元広島ならではの海鮮料理を提供しています。
実は広島では「牡蠣」といえば酒蒸しや焼き牡蠣など、火を通して食べるのが県民の食べ方。生で食べることはほとんどありません。こちらのお店では「ガンガン焼き」という焼き牡蠣メニューが一番人気です。
写真:藤谷 愛
地図を見る1キロ(8〜10個)の殻付き牡蠣をアルミ缶に入れてガンガン火にかけた「ガンガン焼き」。牡蠣もプルプルに焼きあがります。広島の牡蠣のシーズンは2〜5月なのですが、写真の牡蠣はシーズン外でもこの大きさ!シーズン外でも年中牡蠣を食べることができますが、シーズンになるともう一回り大きくなるとのことなので、2〜5月に広島を訪問する方はぜひお試しください。
写真:藤谷 愛
地図を見る牡蠣をたらふく楽しみたいときには、ガンガン焼きや牡蠣味噌鍋などを含むボリューム満点の「カキコース(3000円)」がお勧め。一人前から注文できるのでおひとり様でもためらいなくどうぞ。
また、写真は県外ではなかなかお目にかかれない「アナゴの刺身」。とっても淡白かつ上品な味でお酒も進みます。広島らしい海鮮料理の数々をぜひ海平商店で味わってみてください。
旅行にはかかせないご当地グルメの広島版、いかがでしたか?いずれのお店もメディアに登場したり行列ができる有名店なので、旅行の際にはぜひ網羅しておきましょう!
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