自然との融合が美しい!「ヴュルツブルク」はドイツ・ロマンティック街道のはじまりの街

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自然との融合が美しい!「ヴュルツブルク」はドイツ・ロマンティック街道のはじまりの街

自然との融合が美しい!「ヴュルツブルク」はドイツ・ロマンティック街道のはじまりの街

更新日:2017/09/01 15:09

空下 遥子のプロフィール写真 空下 遥子 トラベルライター

ドイツには「〇〇街道」と名付けられた観光ルートがいくつもあり、その街道沿いを巡ると中世の街並み、古城や教会などヨーロッパならではの美しい風景を見ることができます。一つひとつの街もそれぞれに特徴があり、次の街にはどのような風景が広がっているのか違いを楽しむこともできます。その中で最も人気の高い街道が「ロマンティック街道」。そのはじまりの街「ヴュルツブルク」のロマンティックな魅力をご紹介します。

世界遺産の宮殿「レジデンツ」で美の感覚を研ぎ澄ませば

世界遺産の宮殿「レジデンツ」で美の感覚を研ぎ澄ませば

提供元:© GNTB/ Würzburg, Congress, To…

http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/…

ヴュルツブルクのはずせない見所の一つは、「レジデンツ」です。「レジデンツ」は大司教の宮殿で、1981年に世界遺産に登録されています。歴代の大司教はマリエンベルク要塞に居住していましたが、18世紀に入り政局が安定してくると戦乱に備えた丘の上の要塞は必要なくなり、街中に生活の場を移すために宮殿が建てられました。バロック建築様式を代表する、ヨーロッパでも屈指の宮殿とされています。

バロック建築様式とは、17・18世紀の美術・建築に見られる傾向として、建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成していくことを特徴としています。

世界遺産の宮殿「レジデンツ」で美の感覚を研ぎ澄ませば

提供元:© GNTB/ Foto-Design Ernst Wrba,

http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/…

まさにそのような芸術的空間が表現されているのが、建物内部にある「階段の間」とそこに描かれている天井画です。天井画は、柱のない広大な吹き抜けに、画家ティエポロが描いた世界一大きいフレスコ画「オリュンポス山と四大陸」となっています。階段を上りつつ天井画が見えてくると、その迫力ある大きさと色使いの美しさには瞬きを忘れるほどです。宮廷庭園 (ホーフ庭園) もまた世界遺産に含まれおり、興味深い形にカットされた木が印象的な庭園の散歩も楽しむことができます。

ヴュルツブルクではビールではなく、フランケンワインで乾杯

ヴュルツブルクではビールではなく、フランケンワインで乾杯

写真:空下 遥子

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フランクフルトから電車で約1時間、ヴュルツブルクが近づいてくると車窓から見える景色に目を奪われます。街を囲むようにある丘の斜面に、ぶどう畑がどこまでも広がっています。

フランケン地方にあるヴュルツブルクは、フランケンワインの名産地なのです。そのため、ドイツといえばビールですが、この街にはワインバーも多く、ぶどう畑を眺めながらフランケンワインをいただく、ヴュルツブルクでの優雅なひとときにオススメです。、香りは弱く、コクが強い引き締まった辛口の土味が特徴とされているフランケンワインをぜひ飲んでみて下さい。

必ず訪れたい丘の上の要塞!「またこの街に来たい」と思う一番の魅力はここに

必ず訪れたい丘の上の要塞!「またこの街に来たい」と思う一番の魅力はここに

写真:空下 遥子

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ヴュルツブルクの次の見所は、丘の上の「マリエンベルク要塞」です。街中から見上げた時のその存在感は、今は観光スポットとして絵になる風景ですが、11世紀から16世紀まで歴代の領主でもあった大司教の居城兼要塞であった頃はその権力を見せつける風景として人々にとって異なる映り方をしていたのではないでしょうか?

必ず訪れたい丘の上の要塞!「またこの街に来たい」と思う一番の魅力はここに

提供元:Pixabay

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必ず訪れたいのは、マリエンベルク要塞にある「領主の庭園」。20分の坂道を登った先には、丘一面のぶどう畑、マイン川、街のシンボルの一つアルテ・マイン橋、そしてヴュルツブルクの街並みを一望できる絶景が広がっています。自然と街とが歴史を重ねて美しく融合しているこの風景こそ、またこの街に来たいと思う一番の魅力かも知れません。

帰りは、要塞の裏側から丘を降りるのがオススメです。ぶどう畑沿いに続く道を、歩くことができます。

教会の鐘の音色に耳を澄ませば

教会の鐘の音色に耳を澄ませば

写真:空下 遥子

異なる塔の数だけ、この街には沢山の教会があります。特に訪れたいのは、クリーム色の二本の塔がある「聖キリアン大聖堂」。この街の守護聖人キリアンに捧げられた教会で、1040年に建てられたドイツで4番目に大きなロマネスク教会です。

それぞれの教会ごとに異なる鐘の音色が街中に響き渡たり、癒しの音楽を聴いているような心地良さが感じられます。これもヴュルツブルクの街の魅力として、鐘の音色に耳を澄ましてみて下さい。

絶品!ドイツの焼きソーセージ

絶品!ドイツの焼きソーセージ

写真:空下 遥子

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ドイツといえばソーセージ、これは間違いなく言えることです。食べ方はパンとソーセージにマスタードをかけるだけ、ととてもシンプル。しかし、味わい深く、本当に美味しい。ソーセージは肉の味が濃厚で、口の中に広がる肉汁は脂っこくなく肉の風味を感じさせてくれます。そして、一緒に付いてくるパンがまた美味しい。噛めば噛むほど小麦の甘味が出てきます。

絶品!ドイツの焼きソーセージ

写真:空下 遥子

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ドイツを旅すると、ほとんどどの街でもソーゼーシを食べることができるので、食べ比べをする「ソーゼージの旅」もオススメです。ヴュルツブルクでは、「マルクト広場」にあるソーセージスタンドで焼きソーゼージを買うことができます。地元の人や旅行者などで行列が出来ているので、待つ間、大きな鉄板に何十本ものソーゼージがジュージューと焦げ目が付くまで焼かれているのを見ていると、食への喜びが沸々と沸いてきます。自分の番がきたら、「ブラートブルスト、ビッテ(Bratwurst, bitte)」と注文しよう。

赤と白の教会マリエンカペレ入口近くのソーセージスタンドは、美味しいと評判です。もしそこがお休みなら、もう一軒あるので焼いているソーゼージの匂いをたどってみて下さい。

ヴュルツブルク!発音は難しいが、知っておきたいロマンティック街道のはじまりの街

世界遺産の宮殿、丘の下から見る存在感あるマリエンベルク要塞、丘の上から見る自然と街が美しく融合した絶景、街中に響く教会の鐘の音色と、ヴュルツブルクはロマンティック街道のはじまりの街にふさわしく魅力に溢れています。さらに、フランケンワインで優雅なひとときを過ごしたり、美味しい焼きソーゼージでお腹を満たしたりと、食の魅力もあります。次のバケーションには、ヴュルツブルクからロマンティック街道を旅してみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/12 訪問

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