写真:花村 桂子
地図を見る「ワット・ロカヤスタ(Wat Lokaya Suttha)」は、タイの世界遺産「古都アユタヤ」遺跡のひとつ。「ワット・ローカヤスターラーム(Wat Lokayasutharam)」とも呼ばれ、屋外に悠々と横たわる全長28mもの巨大涅槃仏を、触れられるほどの近さで見られる人気の観光地です。
ガイドブックなどでは、黄色い衣をまとった姿で紹介されていますが、雨季は写真のように衣なし。ありのままの姿を拝見できるのです。
写真:花村 桂子
地図を見る「ワット・ロカヤスタ」は、タイ・アユタヤ王朝時代に建立された仏教寺院。ビルマ軍侵攻によって破壊され、今は1956年に復元された涅槃仏が残るのみ。涅槃仏は、80歳で入滅した仏陀をあらわしているのだとか。緑の草原で、廃墟となった寺院跡を背に横たわるその顔は、すずやかな微笑みを浮かべ、まるでお昼寝でもしているかのよう。あたりは豊かな緑とあたたかな空気に包まれて、時がゆっくり流れているみたい。
写真:花村 桂子
地図を見るアユタヤ遺跡はタイで人気の観光地ですが、広いエリアに遺跡が点在しており、雨季はもちろん乾季のタイでも観光して回るのは、けっこう大変。しかもアユタヤ遺跡の観光スポットはひとつひとつが広大で、駐車場からメインのモニュメントまで何百メートルも歩くことも!
「ワット・ロカヤスタ」の巨大涅槃仏が鎮座する祭壇は、駐車場から30秒!車を降りたら、スグそこにどーんと見える近さが嬉しい!暑いタイで、体力がないお子さまや高齢者連れでも安心です。
写真:花村 桂子
地図を見る「ワット・ロカヤスタ」巨大涅槃仏には、色とりどりのお花がたくさん捧げられています。地元のひとに交じって観光客も気軽に参拝できるので、ぜひトライしてみましょう。
写真:花村 桂子
地図を見る売店で、お供え用のろうそく、線香、金ぱくとお花のセット(20バーツ)を購入します。花の種類は店によって違うので、一巡してお気に入りを探してみては。
涅槃仏の手前にある着火台でろうそくと線香に火をつけて、線香立てにお供えします。
写真:花村 桂子
地図を見る金ぱくは、巨大涅槃仏の手前にあるミニチュアの涅槃仏へ。「よくなりたい部分」にあわせて貼るのがコツ。学業成就なら頭、健康祈願は体、商売繁盛は足に。金運アップは手、アナウンサーや営業職などクチがうまくなりたいかたは、口へ貼るとご利益があるのだとか。薄くて儚い金ぱくは風に飛ばされがちなので、願いを込めてしっかり摺りこんで。
写真:花村 桂子
地図を見る「ワット・ロカヤスタ」駐車場前には、小さなお店が並んでいます。先ほど紹介した参拝セットのほか、ジュースやアイスクリームはもちろん、Tシャツや帽子、バッグや象の置物などのタイ雑貨がずらり。観光地のお土産物屋は高いんじゃないの?という心配はご無用。値段がついている店も多く、バンコク市内の屋台やアジアティークなどとくらべても、遜色のない安心価格。観光客も少なめなので、ゆっくり品定めができるのが嬉しい。
写真:花村 桂子
地図を見るお店のひとたちもフレンドリーで「見たからには、絶対買わなくては」というプレッシャーもありません。「3つ買うから安くして?」などとお店の人とお話しながら、タイ雑貨ショッピングを楽しんではいかがでしょう。
「ワット・ロカヤスター」は、タイ・アユタヤ遺跡にある巨大涅槃仏。タイ各地や欧米からの観光客や地元の方が参拝に訪れる、静かでスピリチュアルなスポットです。
アユタヤ王朝3人の王が眠る「ワット・プラ・シーサンペット」から、西へほんの300m。団体バスツアーの観光コースにはあまり入っていないので、ゆっくりのんびりアユタヤ遺跡の雰囲気を楽しめます。アユタヤ遺跡は自力で訪れるのもよいですが、小さなお子さまや高齢者連れなら、バンコクからタクシーやバンの貸切ツアーで、自分たちのペースにあわせて回るのもおすすめです。
この記事を書いたナビゲーター
花村 桂子
長崎出身、福岡在住。地元・九州の「よかとこ」を探して旅する探検家。メジャーな有名観光地は、もちろん「よかとこ」ですが、ちょっとマイナーで人が少ない穴場な「よかとこ」が、大好きです。パワースポット、絶景…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索