神秘と感動!アンコール遺跡観光のゴールデンルート

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神秘と感動!アンコール遺跡観光のゴールデンルート

神秘と感動!アンコール遺跡観光のゴールデンルート

更新日:2017/10/31 11:20

Ayumi Bangkokのプロフィール写真 Ayumi Bangkok ライター

9〜15世紀に栄えたアンコール王朝。当時造られた遺跡は数百を超え、カンボジアのシェムリアップのあちこちに点在しています。限られた観光時間の中で「アンコール・トム」と「アンコール・ワット」は最も訪れたい有名な場所。今回は観光のハイライトである2つの遺跡をじっくり見て周りながら、1日の最後を美しい夕陽で〆るコースをご紹介します。弾丸ツアーや観光の初日にピッタリの黄金ルートです。

午前中は「アンコール・トム」遺跡群へ

午前中は「アンコール・トム」遺跡群へ

写真:Ayumi Bangkok

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アンコール・トムは、アンコール歴代王の中で最も輝かしい功績を残したジャヤヴァルマン7世が築いた巨大王都です。広大な敷地を高さ8メートルの城壁が囲み、5つの門(南大門・北大門・西大門・死者の門と王宮に直結する勝利の門)によって守られています。

多くの門は破損が激しく、唯一「南大門」のみが当時の姿を残します。王が象に乗ったまま通れる大きな門と、道の左右で神々と阿修羅が蛇神(ナーガ)を引っぱる石像が見所です。

午前中は「アンコール・トム」遺跡群へ

写真:Ayumi Bangkok

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第1回廊と呼ばれる壁一面に掘られた細かいレリーフに注目しましょう。レリーフは1辺約3キロメートルの四角形の城壁に沿ってぐるりと続きます。

東西南北それぞれの壁に、チャンパ軍との戦いや庶民の食事の支度、魚を焼く姿、相撲を取るシーンや出産シーンなど、当時の日常生活の様子が生き生きと掘られ、その細やかさに目を奪われます。

午前中は「アンコール・トム」遺跡群へ

写真:Ayumi Bangkok

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アンコール・トムのちょうど中心に「バイヨン寺院」が建設されました。49の巨大な観音菩薩の四面仏塔がそびえ立つ姿は圧巻です。よく見るとそれぞれ表情が違い、その穏やかな表情はクメールの微笑と呼ばれています。

アンコール・トムは仏教の宇宙観を表現していて、バイヨンは神々の住む聖域であるメール山を象徴する神聖な場所です。大きい遺跡なのでここは時間をかけてじっくり見学しましょう。

「バプオン・象のテラス・ライ王のテラス」もお見逃しなく

「バプオン・象のテラス・ライ王のテラス」もお見逃しなく

写真:Ayumi Bangkok

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バイヨン寺院を中心に十字の道が整備されています。その道を北大門の方へ歩いて行くと、いくつか見所が集中しています。

隠し子と言う不思議な名前の遺跡「バプオン」は、長さ200メートルの空中参道が美しい場所です。奥に見えるのがピラミッド型の寺院です。時間がなければ参道を歩くだけでも雰囲気が味わえます。

「バプオン・象のテラス・ライ王のテラス」もお見逃しなく

写真:Ayumi Bangkok

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さらに北大門に向けて進むと、ジャヤヴァルマン7世が王宮を整備する為に最初に造ったとされる「象のテラス」が出現します。当時、戦争や狩りで大活躍した象やガルーダが高さ4メートルの壁いっぱいに彫刻されていて圧倒されます。テラスは長さ350メートル続きます。

「バプオン・象のテラス・ライ王のテラス」もお見逃しなく

写真:Ayumi Bangkok

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王宮前広場には「ライ王のテラス」が広がります。高さ6メートルのテラスにはライ王の像が置かれ、二重の壁の間には素晴らしい神々の姿が刻まれています。背後には王宮がありますが、当時の姿はほとんど残されていません。

午後からはクメール建築の最高傑作「アンコール・ワット」

午後からはクメール建築の最高傑作「アンコール・ワット」

写真:Ayumi Bangkok

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東南アジア最大級の石像寺院「アンコールワット」は西向きに立つため、いい写真を撮るためにも午後からの観光がお勧めです。12世紀前半、国王スールヤヴァルマン2世により、自らの権威の象徴とヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院として建立されました。

30年余りの年月をかけて建てられた中央の大伽藍は、聖地として崇められています。560メートルの参道を進むと憧れのアンコールワットが目の前に近づいてきます。

午後からはクメール建築の最高傑作「アンコール・ワット」

写真:Ayumi Bangkok

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アンコールワットを眺めるベストポジションは聖池の前です。時間によっては蓮の花が咲いたり、水面に伽藍が映り込みとても綺麗です。実物は写真で見るよりも何倍も神秘的で感動する事でしょう。

午後からはクメール建築の最高傑作「アンコール・ワット」

写真:Ayumi Bangkok

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中を歩いてみましょう。南北180メートル、東西200メートルの第1回廊にはインド古典叙事詩やヒンドゥー教の天地創造神話、天国と地獄の物語などが刻まれています。物語性のあるレリーフは貴重な芸術作品です。

芸術の宝庫!「第1〜第3回廊と中央塔」

芸術の宝庫!「第1〜第3回廊と中央塔」

写真:Ayumi Bangkok

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写真の十字回廊は、柱や天井に創建時の朱色が今もまだ残っています。ここを抜けると東西115メートル、南北100メートルの第2回廊です。後世に持ち込まれた仏像などがあり、熱心に拝む地元の人々の姿が見られます。

芸術の宝庫!「第1〜第3回廊と中央塔」

写真:Ayumi Bangkok

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大きい沐浴の池跡は完全に干上がり、現在は写真撮影をする人たちで賑わいます。

芸術の宝庫!「第1〜第3回廊と中央塔」

写真:Ayumi Bangkok

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アンコール時代の遺跡の中で最も高い65メートルの「中央塔」はヒンドゥー教の宇宙観で神々が君臨するとされるメール山を表しています。

高さ13メートルの急な階段を上がると、1辺60メートルの第3回廊に到着します。とても神聖な場所の為、肌の露出を控えた服装でないと入場できませんのでお気を付けください。

観光の〆はプレループ遺跡から眺める夕陽

観光の〆はプレループ遺跡から眺める夕陽

写真:Ayumi Bangkok

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夕方からの観光は夕陽の名所でもある「プレループ遺跡」へ行きましょう。961年に建立された寺院は、中央テラスにある石槽の中で死者を火葬しその灰で死者をかたどった線を描くプレループの儀式が行われていた場所です。珍しく環濠がないユニークな造りです。

観光の〆はプレループ遺跡から眺める夕陽

写真:Ayumi Bangkok

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夕暮れの時間に合わせて遺跡の上まで登ってみましょう。多くの観光客で混み合いますが、場所を確保してのんびり過ごすのがお勧めです。

観光の〆はプレループ遺跡から眺める夕陽

写真:Ayumi Bangkok

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ゆっくりと空の色が変わります。プレループ遺跡の頂上からは広い空が望めます。今日一日の疲れを癒してくださいね。

アンコール・ワットとアンコール・トムの2大遺跡を制覇!

アンコール・トムとアンコール・ワットを巡ると、たった二カ所ですがあまりの見所の多さにお腹いっぱいになる事でしょう。そして歩いて周るうちに、実は仏教と宇宙は深い結びつきがある事に気付かされます。

当時の人々は宗教を深化させ、哲学的な宇宙観を生み出しそれを寺院などの建築物で表現しました。何百年の時を経た今でも生き続けるアンコール遺跡群の姿は、必ず見ておきたい世界遺産のひとつです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/03−2016/12/04 訪問

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