店内は3つのエリアにゾーニングされており、入り口を入ってすぐのエリアはバーカウンター席となっています。1人でもゆっくりと寛げますし、もちろんデートにもぴったりの雰囲気です。外とは壁によって仕切られていないため、初めての方でも入り易くなっており、開放感もあります。
メインダイニングのエリアには、テーブル席やソファ席、ボックス席が用意されています。席のタイプが異なるだけで、雰囲気が違って感じられるでしょう。接待などの真面目な食事であればテーブル席、寛ぎたかったり、子供と一緒にいたりする場合にはソファ席がちょうどよいです。
奥の方にはショーキッチンとカウンター席があります。目の前で調理しているのを見ながら食事できるので迫力満点です。ランチのハーフブッフェではこのカウンター席に料理がずらりと並べられます。
和ビストロというだけあって、和の日本酒が充実しています。特にお勧めしたいのは日本酒スパークリングワインの「新政 亜麻猫スパーク 特別純米（秋田）」です。あきた酒こまちを使用し、精米歩合は60％。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作り上げているので、泡がきめ細やかです。
樽で提供されているワインもあります。白ワイン2種類、赤ワイン2種類が常時用意されています。飲み放題プランもあり、その場合には自分で好きなだけ注いで飲めるのは楽しいです。
「シェフセレクト 本日のおすすめタパス 7種盛り合わせ」
ワインにも日本酒にも合わせ易い和洋のタパス7種類が盛り合わされているので、少しずつ色々なものを楽しめます。写真の前菜は、おつまみオリーブ、長芋酒盗かけ、クリームチーズと奈良漬け、トマト湯葉アボカド 割り醤油ジュレ、パルマ産生ハム、フォアグラサンド、イカの焼物。
「こぶサラダ」
「コブサラダ」と「昆布」をかけたネーミングが目を引く和洋サラダ。底には塩昆布が敷かれており、ソースは和風です。塩昆布の旨味がコブサラダのおいしさをより一層引き立てます。
「出汁巻き玉子プレミアム（プレーン＆ブラック）」
プレーンの出汁巻き玉子は「ICHOZAKA」の刻印があり、ブラックはイカスミの出汁巻き玉子。2種類を食べ比べられるのは嬉しいですし、見た目もフォトジェニックです。
「手づかみシーフード（2人前～）」
目の前でメランジェして、フライパンから取り分けてくれます。温度と感触を味わうためにも、手で取って食べましょう。ビニール製グローブが用意されているので、気になる人は着ければ大丈夫です。
「ポンドステーキ（450g）」
名前の通り、1ポンドとたっぷりのボリュームがあるステーキです。火が付けられ、ちょうどよい焼き加減に、目の前で仕上がります。コンディメントは豊富で、カシスマスタード、プレーンマスタード、塩、山葵醤油と赤ワインソース。
「いちょう坂パエリア」
サイズは2種類用意されており、Sサイズは2～3人前、Mサイズは4～5人前。和風出汁がベースとなった珍しいパエリアです。魚介とカツオのオリジナル出汁は、慣れ親しんだ風味で日本人好み。
手前から「柚子のムース ミルクアイスと共に」「パンナコッタ入り苺のスープ仕立て」「シャーベット（木苺・ライチ）」となっています。
デザートもプレゼンテーションが印象的です。柚子のムースの酸味とミルクアイスの甘味がよいコントラスト。パンナコッタの甘味に苺スープの甘酸っぱさが合います。
「和ビストロ いちょう坂」は開放感ある店内と、賑やかなBGM、ゾーニングされたエリアが特徴的です。接待でもデートでも、1人でも家族とでも楽しめるようになっています。個性的な前菜はどれも印象的なプレゼンテーションで、お酒に合います。メインディッシュは食べ応えのある味わいで、ボリュームも満点。デザートも可愛らしくて繊細なので、最後まで楽しめます。
非常にモダンで、ホテルのレストランであるとは思えないところが、最大の魅力であると言ってよいでしょう。品川の終日利用できる便利な食の新スポットとして、是非利用してみてください。
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(2024/4/20更新)
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