奈良県明日香村で「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」を同時に楽しもう!

| 奈良県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

奈良県明日香村で「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」を同時に楽しもう!

奈良県明日香村で「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」を同時に楽しもう!

更新日:2017/09/04 13:23

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

奈良県明日香村の棚田で有名な「稲渕地区」では9月になると恒例の「かかしコンテスト」が開かれます。2017年の開催日は9月23日(土)・9月24日(日)でテーマはズバリ「案山子」です。また稲渕地区は県下有数の「彼岸花」の名所でもあり2017年は「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」が同時開催されます。「農村の原風景」とも言われる稲渕の棚田の「かかしロード」歩きながら可憐な彼岸花を愛でてみませんか?

- PR -

かかしコンテストとは

かかしコンテストとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

2017年で第22回目を迎える明日香村の稲渕の棚田の「かかしコンテスト」。2017年のテーマは原点回帰ということでズバリ「案山子」になりました。通称「かかしロード」に展示される案山子は、一般から広く応募したもので、応募要項としてはテーマに沿ったものであること、たて・よこは1.5m以内、応募はひとりにつき1体となります。材料は環境に優しい燃やすことができるものです。

かかしの展示は8月下旬から11月中旬までで、稲渕のかかしロードで展示されます。なおコンテストの一般部門の入賞の発表は9月23日(土)・9月24日(日)の同時開催の彼岸花祭りの来客の投票により決定します。表彰は最優秀賞1作品で、賞状と明日香産米20kgほか各賞です(参加希望の方は、毎年8月下旬までに応募用紙に必要事項を記入して、稲渕の棚田ハウスまで持参)。

写真は高さ約6mのジャンボ案山子で、毎年6月に製作が開始され、かかしコンテストの作品群が撤去された後も、約1年間にわたって棚田を害虫や害獣から守るために立ち続けます。2016年のジャンボ案山子だった真田幸村は一大ブームを巻き起こしたNHKの大河ドラマ『真田丸』にあやかったものです。また2016年はリオ五輪の開催年でもありましたので、胸に「五輪マーク」もつけられています。

かかしコンテストとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

会場までのアクセスは、電車利用なら近鉄「飛鳥駅」、マイカー利用なら「石舞台駐車場」からそれぞれシャトルバスが運行されます。稲渕の棚田駐車場は渋滞対策のため利用できません。また当日はイベント同時開催のため、日中は石舞台駐車場が満車になる可能性もありますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。

ハイキングを楽しみたいという方は、石舞台駐車場から稲渕の棚田まで徒歩で片道約30分です。写真は2014年のジャンボ案山子「金太郎」です。ちなみに2017年のジャンボ案山子は「忍者」です。

かかしコンテストとは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

「かかしロード」の入り口は稲渕の棚田の看板が立つ棚田駐車場から飛鳥川に架かる勧請橋の下にあります。

かかしロードの案山子たちを楽しもう

かかしロードの案山子たちを楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

「かかしロード」には、その年のテーマに沿った案山子が棚田の農道の両側に展示されています。写真は2014年の「かかしコンテスト」の様子です。この年のテーマは「童謡・唱歌・わらべ歌のものがたり」でした。ほのぼのした案山子たちに出会うと思わず笑みがこぼれます。

かかしロードの案山子たちを楽しもう

写真:モノホシ ダン

彼岸花と案山子のコラボを楽しみましょう。畦に咲き誇る彼岸花と案山子はまさに童謡・唱歌の世界です。

かかしロードの案山子たちを楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

案山子の中には会話のせりふを表現する「ふきだし」が設けられているものもあってさらに楽しい作品になっています。

農村の原風景「稲渕の棚田」とは

農村の原風景「稲渕の棚田」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

案山子の作品では自然と童謡を口ずさむことのできるものもあります。写真の作品のタイトルは「森のくまさん」です。ちなみに童謡『森のくまさん』はアメリカの民謡です。

農村の原風景「稲渕の棚田」とは

写真:モノホシ ダン

黄色い彼岸花も見ることができます。黄色い彼岸花は別名を「鐘馗水仙(しょうきずいせん)」と呼ばれています。写真の作品名は「でんでん虫の親子」です。

農村の原風景「稲渕の棚田」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

「かかしロード」の終点は稲渕の棚田を一望できる景勝地です。稲渕の棚田は平安時代から室町時代にかけて開墾され、約300枚の水田と畑からなっていて日本の棚田百選にも選ばれています。農村の原風景を心行くまで楽しみましょう。写真の作品のタイトルは「村のかじ屋」で童謡『村の鍛治屋』を歌える方も多いと思います。

彼岸花祭りも楽しもう

彼岸花祭りも楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

かかしロードでは案山子のほかに、咲き誇る彼岸花も楽しみましょう。写真は黄色い彼岸花「鐘馗水仙」にとまるクロアゲハです。

彼岸花祭りも楽しもう

写真:モノホシ ダン

稲渕の棚田では赤い彼岸花のほかに白い彼岸花も楽しむことができます。土手にミックスで咲き誇る光景は見事としかいいようがありません。

彼岸花祭りも楽しもう

写真:モノホシ ダン

地図を見る

さらに美しいのが赤・白・黄色の彼岸花の群生です。美しい花には毒があると言われるように、彼岸花にも毒があるので素手で触れないように気をつけましょう。

ピラミッド形の「都塚古墳」も見てみたい

ピラミッド形の「都塚古墳」も見てみたい

写真:モノホシ ダン

地図を見る

石舞台駐車場から徒歩で稲渕に行く場合に限られるのですが、石舞台から稲渕へむかう県道の途中に2014年に「世紀の大発見」として世間の注目を集めた「都塚古墳」があります。発掘調査によると石を階段状に積み上げたピラミッドのような形をしていた可能性が高いことが分かったのです。

都塚古墳の大きさは、高さ約4.7mで1辺の長さは約28mです。別名「金鳥塚」とも呼ばれていて、元旦に金鶏が鳴くという伝説があります。形状は石舞台古墳と同じ方墳です。写真は発掘調査中の都塚古墳です。

ピラミッド形の「都塚古墳」も見てみたい

写真:モノホシ ダン

都塚古墳の横穴式石室の石棺は半ば開いたような状態です。石棺の大きさは長さ約2m、幅約1.5m、高さ約1.7mで、盗掘の被害を受けた跡が確認できました。しかし鉄鏃、刀子、須恵器などが発見され、これらから5世紀後半に作られたものと推定されました。被葬者はいまのところ不明です。なお石室は近づくとセンサーライトで照らされるようになっています。

2017年は「飛鳥光の回廊」と同時開催

いかがでしたか。農村の原風景を残す稲渕の棚田で開催される「かかしコンテスト」と彼岸花の競演、さらに謎を秘めた都塚古墳の古代ロマン。さらに2017年は明日香村が柔らかなロウソクの光で包まれる「飛鳥光の回廊」と同時開催なのです。3つのイベントが同時に楽しめる機会というのはそうそうあるものではありません。

2017年の秋はぜひ明日香村を訪れて長い秋の一日を満喫してみませんか?なお「飛鳥光の回廊」については関連MEMOの記事もご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/14−2016/10/07 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ