客室がまるごとアート!一度は泊まってみたいパークホテル東京・アーティストルーム

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客室がまるごとアート!一度は泊まってみたいパークホテル東京・アーティストルーム

客室がまるごとアート!一度は泊まってみたいパークホテル東京・アーティストルーム

更新日:2017/09/21 13:37

田中 佐代子のプロフィール写真 田中 佐代子

刺激的な日本の旅がしたい。日本の良さをもっと知りたいという外国客にも人気がある、東京・汐留にあるパークホテル東京。その秘密が31階の31あるアーティストルームにあります。アーティストルームとは、全室の壁や天井を31人のアーティストに開放し、「日本の美意識」をテーマに、自由な発想で装飾して貰うといったもので、アート好きな人にはタマラナイ。

31者31様の個性豊かでユニークな客室をご紹介しましょう。

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ホテル全体が、アーティスティック

ホテル全体が、アーティスティック

写真:田中 佐代子

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「日本の美意識が体感できる時空間」というコンセプトのもと、館内各所でアートを意識した空間づくりを進めているパークホテル東京。そのアーティストルームは、ホテルが2012年からスタートさせた企画で、2017年に遂に31部屋全てが完成しました。

31の客室は、壁や天井などにアーティストが直接絵を描かれていて、宿泊するだけで、その独特の世界観に浸ることができ、新たな旅を楽しむ場となることは間違いなしです。

ホテル全体が、アーティスティック

写真:田中 佐代子

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全てのゲストが最初に訪れる、「アトリウム」と名付けられた25階のフロアは、都内最大級の高い吹き抜けが圧巻。広いフロアでは、四季を楽しむ展示会「アートカラーズ」を年4回、それ以外にも定期的に、アート作品の展示やイベントが行なわれています。

窓の向こうには東京タワーが間近に見られ、天気のいい日は富士山も見え、非常に開放的。
レストランも兼ねているので、作品を観ながら食事を楽しむ事も出来、毎週金曜日には、DJプレイと映像のコラボレーション “DJ PARK NIGHT”も開催されています。

ホテル全体が、アーティスティック

写真:田中 佐代子

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31階まで上がると、フロアの通路にも作品が展示されています。25階の「アトリウム」のアーティスト作品の展示に合わせられているもので、作品が引き立つように、壁や廊下の色が抑えられているのも計算されていますね。

ダイナミックな力士がお出迎え。ルーム「SUMOU」

ダイナミックな力士がお出迎え。ルーム「SUMOU」

写真:田中 佐代子

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このホテルのアーティストルームの壁に初めて筆を入れたのが、相撲画を得意とする日本画家・木村浩之氏。それが2012年に完成した第1号室「SUMOU(相撲)」です。

日本国技である伝統の部分をユーモラス且つ大胆に描き、観る者を圧倒させます。

ダイナミックな力士がお出迎え。ルーム「SUMOU」

写真:田中 佐代子

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大胆に墨で描かれた力士たち。そのモノトーンの絵に合わせ、インテリアも同色に合わされていて、落ち着いた雰囲気がありつつ、力士たちの力強さが引き立って見えます。

ダイナミックな力士がお出迎え。ルーム「SUMOU」

写真:田中 佐代子

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番付表や歴代の人気力士の名前が書かれた木板がずらりと飾られていて、ご贔屓の力士への想いが深まりそう。

また風呂場や窓際にも隠れ力士たちが潜んでいて、モノトーンでまとめられた大人な空間とは対照的に、よく見ると可愛らしい仕掛けがあちこちにあるので、是非探してみて下さい。

十二支に纏わる物語りが感じらる、ルーム「ZODIAC」

十二支に纏わる物語りが感じらる、ルーム「ZODIAC」

写真:田中 佐代子

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部屋全体を埋め尽くす、今にも動き出しそうな動物たち。
2014年に完成したこの客室が、安元 亮祐氏による「ZODIAC(十二支)」。
あのずる賢いネズミが巻き起こした、干支ものがたりを感じられる様、子(ね)から始まる12匹の動物たちが、ほのぼのとしたタッチで描かれています。

十二支に纏わる物語りが感じらる、ルーム「ZODIAC」

写真:田中 佐代子

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12匹以外にも、ネズミに騙されて十二支に入れなかった猫や、神様のお情けで 月の最初日をつ・いたち(一日)にして貰えたイタチも特別出演しています。
その2匹が何処に隠れているかは、泊まってみてのお楽しみ。
また、動物の周りに描かれている文字は十二支の物語で、眠れない夜はそのストーリーを読んで過ごすのもありかも。

十二支に纏わる物語りが感じらる、ルーム「ZODIAC」

写真:田中 佐代子

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更に思い掛けない場所に、発見があるのも楽しい。
クローゼットを開けると猿が隠れていたり、ベッドに横たわると、正面のテーブルの上の鏡に映った虎と目があうなど、滞在してみないと見付けられない仕掛けがあって、ゲストをとても頼ませてくれる客室の1つです。

芭蕉の俳句と共に漆黒の夜を旅する、ルーム「HAIKU]

芭蕉の俳句と共に漆黒の夜を旅する、ルーム「HAIKU]

写真:田中 佐代子

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まさに「日本の美意識が体感できる時空間」というテーマにピッタリな、アメリカ在住の美術家、藤浪理恵子氏による2016年7月に完成した客室「HAIKU(俳句)」。
自然の中の微妙な情景、時、光、香り、空気の移り変わり、音、そしてその中に身を置く自分自身を五・七・五の音節に託す俳句の世界観を表現したとの事。

そのネーミング通り、窓の横には銀色に輝く月と、芭蕉の句「月ぞしるべこなたへ入らせ旅の宿」が描かれています。
そして天井に散りばめられた天の川をイメージするオブジェ。これは、日中部屋に差し込む光を取り込み、夜発光するようになっています。

芭蕉の俳句と共に漆黒の夜を旅する、ルーム「HAIKU]

写真:田中 佐代子

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アーティストルームでは初めてとなる、映像と音を用いたこの客室。
幻想的な音と共に、壁に映し出された池に鯉が泳ぎ出す仕掛けになっています。これは、入室しカードキーを差し込み口に入れると同時に投影されるもので、四季が表現されています。

芭蕉の俳句と共に漆黒の夜を旅する、ルーム「HAIKU]

写真:田中 佐代子

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ベッドの周りにはぐるりと蓮の絵が描かれ、横たわって天を仰げば、漆黒に浮かぶ天の川があり、更に窓の横には銀色に輝く月。そして優雅に四季を泳ぐ鯉。
極楽浄土にでも身を置いているような、そんな世界が感じられる客室、これぞ正しく日本のワビサビです。

日本のおもてなしが、随所に際立つ

日本のおもてなしが、随所に際立つ

写真:田中 佐代子

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2017年7月に完成した、テキスタイルアーティストの小林万里子が手掛けた「EN(縁)」。これが31室目、最後の客室になります。
テキスタイルアーティストらしく、布や糸を使った装飾があり、一際華やかさがあります。
あらゆる物事との「縁」の糸は紡がれ。それが目には見えない赤い糸で繋がれていると表現する作品。
動物や植物に囲まれ、自然や生き物に対する「縁」と共に、旅で出合った「縁」も感じる事の出来る客室で、最後を飾るに相応しいテーマではないでしょうか。

日本のおもてなしが、随所に際立つ

写真:田中 佐代子

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フロア専門の「アートコンシェルジュ」が常駐していて、チェックインするアーティストルームの詳細な説明を受ける事が出来ます。
また同フロアには専用のラウンジである「ギャラリールーム」があり、アート鑑賞しながら、無料でコーヒーや紅茶、ワインなどの飲み物のサービスを受ける事も出来ます。

日本のおもてなしが、随所に際立つ

写真:田中 佐代子

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ここもアーティストルームの1つ。25階の喫煙スペース。
アーティストの林晃久さん(マロンちゃん)が作画を手がけました。
日本の象徴・富士山や東京タワー、芸者などなど。劇画タッチの楽しく、ちょっとエロチックな壁画がとても喫煙スペースとは思えない、可愛い世界を生み出しています。

「CREATIVE TOKYO構想」を盛り上げるパークホテル東京

今年、「ジャパン・ツーリズム・アワード」の国内・訪日領域ビジネス部門で、領域優秀賞を受賞したこのホテル。客室をアート空間にするという先駆的な取り組みである事や、インバウンド市場に置いて、日本の魅力を増加させている点などが高く評価されての事。

今回ご紹介したアーティストルームは、もちろんほんの一部でしかなく、31部屋の内どの客室を選ぶかはあなた次第。日本のアート文化を思う存分体感できるこのホテルなら、旅の思い出をさらに濃く、印象深いものにしてくれるでしょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/05 訪問

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