大迫力のナマハゲ乱舞に太鼓!一度は見たい、秋田県男鹿(おが)半島の「なまはげ柴灯(せど)まつり」

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大迫力のナマハゲ乱舞に太鼓!一度は見たい、秋田県男鹿(おが)半島の「なまはげ柴灯(せど)まつり」

大迫力のナマハゲ乱舞に太鼓!一度は見たい、秋田県男鹿(おが)半島の「なまはげ柴灯(せど)まつり」

更新日:2014/01/17 10:39

みちのく五大雪祭りの一つ「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、毎年2月の第2金・土・日曜日に、秋田県男鹿半島にある真山(しんざん)神社にて開催されます。神社での伝統行事なんて、お固くて退屈なのでは・・・?なんて心配は一切無用!勇壮な踊りと太鼓、迫力のパフォーマンスは、伝統を継承しながらも、新しい発展を遂げようとする気概を感じさせます。舞い散る雪をも溶かすような熱いまつり、冬の秋田で体験しませんか?

「なまはげ柴灯まつり」の歴史と概要

「なまはげ柴灯まつり」の歴史と概要

提供元:春秋和

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平成26(2014)年に51回を迎える「なまはげ柴灯まつり」は、1000有余年の歴史をもつ真山神社に伝わる鬼鎮めの神事「柴灯祭(さいとうさい)」の内容に、男鹿の民俗行事「なまはげ」を組み合わせ、昭和39年に、秋田県男鹿半島の冬の観光行事として始まりました。

平安時代より毎年1月3日に行われている「柴灯祭」からは「柴灯火(せどび)」を焚いて大餅を焼くという要素を、大晦日の夜に男鹿半島ほぼ全域で行われる「なまはげ」行事からは、面を授かった若者たちが会場内を練り歩き、悪事に訓戒を与え、災厄を払い、祝福を与えて去っていく、とう要素を取り入れています。

現代的なパフォーマンスを組み込んだダイナミックな「なまはげ踊り」と「なまはげ太鼓」、「なまはげ下山」も必見です。幾多の変貌を遂げて現在に至ったまつりの内容を、とくとお楽しみ下さい。会場内には竹筒に入れた「御神酒」(有料)や、「なまはげ」変身コーナーもあり、大人から子供まで楽しめます。

【なまはげ柴灯まつり】
開催日:平成26年2月7日(金)・8日(土)・ 9日(日)

「男鹿真山伝承館」と「なまはげ館」が16:00から無料開放

「男鹿真山伝承館」と「なまはげ館」が16:00から無料開放

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なまはげを知る上で是非訪れておきたい2大施設が「なまはげ館」と「男鹿真山伝承館」。嬉しいことに、まつりの期間中、両施設は16:00から無料開放されるんです!

展示物から「なまはげ」の風習やしきたりを学べる「なまはげ館」では、16:00〜18:00に計4回なまはげ映画が上映され、「手彫りなまはげ面」の実演も見られます。また、男鹿地方の典型的な曲家(まがりや)民家を移築した施設「男鹿真山伝承館」では、16:00〜18:00の間30分毎、真山地区の「なまはげ」習俗が体験できる無料学習講座が開講されます。

2つの施設から真山神社への会場は歩いてすぐなので、早めに会場入りして施設を楽しむのもお勧めです。

夜19:00、なまはげ柴灯まつり開始

夜19:00、なまはげ柴灯まつり開始

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漆黒の闇に真っ白な雪が降りしきる夜19:00、いよいよ「なまはげ柴灯まつり」がスタート。まずは真山神社の参道入口の石段にて「なまはげ入魂」が行わます。なまはげに扮する若者たちは、ここで神職から「神(しん)」の入った面を授かり、神聖な「山の神の使い=なまはげ」へと変わり、山へと戻って行きます。

続いて19:15からは、神楽殿にて「なまはげ行事再現」が始まり、なまはげが大晦日に家々を訪問する様子が再現されます。内容は「男鹿真山伝承館」の学習講座とほぼ同じで、行事の意義を伝えてくれます。

そして絶対に見逃せないのが、19:30より、柴灯火(せどび)前にて行われる「なまなげ踊り」と、19:35から神楽殿前にて行われる「なまはげ太鼓」。

「なまなげ踊り」は2体のなまはげによる勇壮で幻想的な乱舞で、昭和36年に、秋田・山形両県に伝わる山伏神楽の番楽を元に作られました。秋田県出身の現代舞踊家・故石井獏(いしいばく)氏が振り付けを担当し、その息子の石井歓(いしいかん)氏作曲を担当。荘厳な炎を背に繰り広げられる踊りは、威厳があり神秘的です。

続く「なまはげ太鼓」は、平成になってから創作された新しい郷土芸能で、数体のなまはげが「家内安全」「五穀豊穣」「無病息災」などを祈り、迫力満点の和太鼓演奏を行います。舞台から飛び出してくるダイナミックな演出は圧巻!

クライマックスの「なまはげ下山」

クライマックスの「なまはげ下山」

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演奏が終わる19:50頃、松明(たいまつ)を手にした15匹のなまはげ達が、暗闇の中雪山を下りてきます。そして、まつりはクライマックスへ。下山したなまはげ達は、柴灯火の周りや境内を練り歩き、観客と触れ合います。ほとんどの子供は泣き出しますが、その後しばらくは「なまはげ」の名前を耳にするだけで親の言うことを聞くようになるとか…。
そして、なまはげの通った道には、衣装の「ケラ」から抜けたワラが落ちている事も。もし見つけたら、頭などに巻きつけてみて下さい。無病息災の御利益があるそうですよ。

一通り会場を練り歩いたナマハゲ達は、参道入口の石段にて、柴灯火で焼かれ神力が宿った大餅(護摩餅/ごまもち)を神官から受け取ります。この儀式は「献餅(けんぺい)」と呼ばれ、餅を手にしたナマハゲは、真山・本山に鎮座する神々の元へと帰って行きます。

個性豊かなナマハゲ達から、護摩餅(ごまもち)を受け取ろう

個性豊かなナマハゲ達から、護摩餅(ごまもち)を受け取ろう

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儀式が終わった後、神楽殿にて、「里のなまはげ」が行われます。男鹿市内約50以上の地区で行われる「なまはげ」行事ですが、使用する面や衣装・風俗風習は、地区により微妙に異なるそう。ここではそんな特色豊かなナマハゲを、一体ずつ紹介してくれます。上の写真は、平成25(2013)年に、「なまはげ柴灯まつり」第50回記念行事として、なまはげ50匹が会場に勢揃いした時のものです。やはり個性的な面々ですね。

そして最後に、切り分けられた護摩餅が、なまはげの手により観客に配られ、記念撮影会を経て、まつりは20:30頃に終了を迎えます。表面を真っ黒に焼かれた護摩餅は、災難除けの御護符(おごふ)としてご利益があるそうなので、時間があれば是非受け取りに行ってみて下さい!

ここまでが開始から終了までのプログラムの流れです。大変混雑するので、もし全てのプログラムを間近で見たいのなら、少し早めに会場入りし、どの場所で何が行われるのか予め把握しておくことを強くお勧めします。確認しておきたい場所は「参道入口」、「神楽殿」そして「柴灯火(せどび)前」です。

時間と体力があれば同時期に開催されるみちのく雪祭りも一緒に!

古き良き伝統と近代的なパフォーマンスが見事に融合した「なまはげ柴灯まつり」を見に、2月は秋田県男鹿半島を訪れてみては如何でしょうか。男鹿には、江戸時代の温泉番付に「東の小結」として上げられた良質な温泉が湧く「男鹿温泉郷」や、家族で行きたい「男鹿水族館GAO」もあります。シロクマの豪太くんに会えますよ。

また、体力に自信のある方は、同時期に開催されている、他の雪まつりも見学されていってはどうでしょうか。2月11日(火)は祝日なので、10日(月)に休みを取れば4連休となります。「みちのく5大雪祭り」をハシゴしたいのであれば、青森県弘前市で「弘前城雪燈籠まつり」が平成26年2月8日(土)〜11日(火・祝)に、岩手県盛岡市で「いわて雪まつり」が平成26年1月31日(金)〜2月11日(火・祝)に開催されています。

秋田のローカルなお祭りでしたら、湯沢市で「犬っこ祭り」、大館市では「あめっこ市」、そして北秋田市鷹巣にて「もちっこ市」が、それぞれ平成26年2月8日(土)〜9日(日)に行われています。

北国ならではの素敵な雪まつりの数々、一度は見学される事を心からお勧めいたします!

【なまはげ柴灯まつり】
月日:平成26年2月7日(金)・8日(土)・ 9日(日)
時間:19:00〜20:30
場所:男鹿市北浦真山 真山神社・なまはげ館・真山伝承館
主 催:なまはげ柴灯まつり実行委員会
総合案内:なまはげ柴灯まつり実行委員会事務局(男鹿市観光商工課内) TEL.0185-24-9141
交通:会場に行く際には、環境保護の観点から、公共交通機関(JR男鹿線・臨時有料バス)の利用が奨励されています。自家用車での来場の際は、協力金1,000円を払う必要があるのでご注意下さい。
臨時バス:Memoから「なまはげ柴灯まつり」オフィシャルサイトに飛び、「交通案内」をご覧ください。

【なまはげ館】
● なまはげ映画上映(平成26年2月7日〜 9日)
16:00〜、16:30〜、17:00〜、17:30〜
なまはげ伝承ホール

【男鹿真山伝承館】
● 無料学習講座を開講(平成26年2月7日〜 9日)
16:00〜18:00の間30分毎
1講座先着80名/計320名
*なまはげ館にて下記時間に整理券を配布予定(予約不可)
15:30 → 16:00・16:30の講座
16:30 → 17:00・17:30の講座

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/09 訪問

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