川下りと名物うなぎのセイロ蒸し 水郷柳川は北原白秋の故郷

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川下りと名物うなぎのセイロ蒸し 水郷柳川は北原白秋の故郷

川下りと名物うなぎのセイロ蒸し 水郷柳川は北原白秋の故郷

更新日:2017/11/09 11:13

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門

「水郷 柳川」と呼ばれる福岡県柳川市は、2キロメートル四方に掘割がおよそ60キロメートルに渡って網目のように張り巡らされた町で、どんこ舟に乗って川下りをするのが柳川観光の楽しみ方のひとつです。また柳川は、うなぎ料理も有名で数百年続く老舗では美味しいセイロ蒸しがいただけます。
川下りを楽しみ、名物のうなぎ料理に舌鼓。北原白秋の故郷「柳川」を紹介します。

どんこ舟に乗って川下りは柳川名物

九州自動車道 みやま柳川ICから柳川方面へおよそ20分走行すると、川下りで有名な水郷柳川の中心部に到着します。公共交通機関を利用する場合は西鉄柳川駅が最寄駅で、福岡市内の西鉄天神駅からおよそ1時間です。

2キロメートル四方に総延長60キロメートルもの掘割が整備されたのは、江戸時代に柳川城を築城した時といわれ、生活用水や水上道路として利用されていました。

この掘割が川下りとして利用されるようになったのは、北原白秋の少年時代を描いた小説を元にした映画「からたちの花」です。映画のなかで、白秋が掘割で川遊びをしていた場面が注目を浴びたのがきっかけなのだとか。

どんこ舟に乗って川下りは柳川名物

写真:肥後 球磨門

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どんこ舟に乗って川下りは柳川名物

写真:肥後 球磨門

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柳の緑がしたたる水路を静かに進むどんこ舟。白秋を偲びながら川下りを楽しんではいかがでしょうか。

文豪の生い立ちを知る「北原白秋記念館」

文豪の生い立ちを知る「北原白秋記念館」

写真:肥後 球磨門

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柳川は北原白秋が生まれ育った町です。柳川をこよなく愛した白秋は、「思ひ出」や「水の構図」などの詩集に柳川の風景をつづった数多くの詩を残しています。

西鉄柳川駅から車で10分のところに復元された白秋の生家があり、家族の食事の場、白秋はおろか家族もなかなか入れなかったという父の部屋、さらに複製ですが白秋のデスマスクが展示されている仏間など見ごたえがある施設です。

生家の裏に建つ「北原白秋記念館」は、北原白秋の生涯を時代を追って紹介していて、白秋直筆の原稿や資料など白秋に関するたくさんの品々を展示している白秋ファンでなくても興味惹かれるおススメの施設です。

川下りを楽しんだ後に立ち寄り、57才で亡くなるまで生涯柳川を愛し続けた文豪に思いをはせながらゆっくりと見学してはいかがでしょうか。

<北原白秋記念館の基本情報>
住所:福岡県柳川市沖端町55-1
電話番号:0944-72-6773
開館時間: 9:00〜17:00
アクセス:九州自動車道「みやま柳川IC」から20分

日本の名勝「柳川藩主立花邸 御花」

日本の名勝「柳川藩主立花邸 御花」

写真:肥後 球磨門

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西鉄柳川駅からタクシーでおよそ10分で「旧柳川藩主立花邸 御花(おはな)」に到着します。川下りを楽しみたい方は西鉄柳川駅から乗船すれば、御花まで70分の川下りを楽しみながら到着することができます。

御花は旧柳川藩立花家の歴史を体感できる国指定の名勝で、7千坪の広さの敷地内に明治時代に建てられた「西洋館」や庭園の「松濤園(しょうとうえん)」が残り、川下りと並び柳川観光の人気スポットのひとつになっています。

正門奥に見えるのが明治43年に迎賓館として建てられた「西洋館」で、内部を見学できます(有料)。当時からすでに電気が使われていて、ランプシェイドなどが当時のまま残っている空間に足を踏み入れると、要人たちを迎えて催された園遊会の情景がよみがえってきそうです。

日本の名勝「柳川藩主立花邸 御花」

写真:肥後 球磨門

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西洋館の裏には日本家屋があります。ここの大広間から見えるのが明治43年に立花家14代の立花寛治伯爵によって整えられた「松濤園」で、280本の黒松や1500個の庭石などで海と島を表現した見事な景観の庭です。立花家の当主になった気分で庭園を眺めてみてはいかがでしょうか。

御花は宿泊施設もあり、部屋からはこの素晴らしい庭園が望めるので宿泊してゆっくり楽しむのもおススメです。

<御花の基本情報>
住所:福岡県柳川市新外町1
電話番号:0944-73-2189 
開園時間: 9:00〜18:00
アクセス:九州自動車道「みやま柳川IC」から20分

柳川のおススメ「うなぎのせいろ蒸し」

柳川のおススメ「うなぎのせいろ蒸し」

写真:肥後 球磨門

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川下りで景色を楽しんだ後、美味しいうなぎはいかがでしょうか。柳川には10軒以上の鰻屋さんが軒を連ねていますが、なかには安政年間の創業で、今も変わらず営業している老舗もあります。

そのひとつが、創業150年を超える「若松屋」で、店は御花や北原白秋生家のあるエリアの柳川らしい情緒溢れる町並みの中にあります。

柳川のおススメ「うなぎのせいろ蒸し」

写真:肥後 球磨門

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さばいた鰻を秘伝のタレにくぐらせながら炭火で焼き、その鰻をこれもまた秘伝のタレを染み込ませた「なかご」と呼ばれる塗りの器に盛ったご飯の上に乗せてセイロで蒸し上げます。蒸すことで鰻はふっくらとなり、ご飯も冷めないので最後まで熱々が頂けるのが嬉しい一品。

<若松屋の基本情報>
住所:福岡県柳川市沖端町26
電話番号:0944-72-3163
営業時間: 11:00〜20:00
定休日:水曜日、第三火曜日
アクセス:九州自動車道「みやま柳川IC」から20分

柳川のおススメ「うなぎのせいろ蒸し」

写真:肥後 球磨門

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こちらは天和元年(1681年)に初めてせいろ蒸しを世に出したといわれる老舗「本吉屋」のセイロ蒸しです。初代から受け継がれてきたタレと技術を忠実に生かしたセイロ蒸しで、ふっくらしたうなぎの食感と秘伝のたれがしみこんだご飯の按配が絶妙。平日でも行列ができるのも納得です。

<本吉屋本店の基本情報>
住所:福岡県柳川市旭町69番地
電話番号:0944-72-6155
営業時間: 10:30〜21:00
定休日:第2・第4月曜日
アクセス:西鉄柳川駅から徒歩10分

北原白秋がこよなく愛した水郷の町「柳川」

北原白秋がこよなく愛した水郷柳川。彼は作品の中に沢山の柳川の情景を残しました。緑に囲まれた堀割の川下りは春には「おひな様水上パレード」初夏には花ショウブなども楽しめ、寒い冬は「こたつ舟」も運行されます。
1年を通してさまざまな風景を見ることができる川下りを楽しみ、美味しいうなぎに舌鼓をうち、国名勝の御花を散策して柳川を満喫しましょう。

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/15 訪問

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