超展望の国師岳・北奥千丈岳!日本一高い大弛峠から幽玄の120分登山

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超展望の国師岳・北奥千丈岳!日本一高い大弛峠から幽玄の120分登山

超展望の国師岳・北奥千丈岳!日本一高い大弛峠から幽玄の120分登山

更新日:2017/09/21 13:43

本井 良尚のプロフィール写真 本井 良尚 風景フォトグラファー

山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境目に位置する大弛峠。ここは日本一高い峠(標高2360m)として知られています。そして今回紹介するのが、この大弛峠を起点に登る国師岳・北奥千丈岳。登山路は天空に突如現れた日本庭園のような出で立ちで、どことなく整った景観が大変美しい場所です。また両峰とも眺望にすぐれ、わずか120分程度で登山完遂できることも魅力の一つです。

大弛峠が国師岳・北奥千丈岳の起点

大弛峠が国師岳・北奥千丈岳の起点

写真:本井 良尚

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アクセスの悪さが難点の大弛峠ですので、マイカー登山をオススメします。まずは中央自動車道勝沼ICから塩山を抜けR140から牧丘町へ。県道219を使って琴川ダムを目指し、峰越林道を北上すると到着することができます。注意点としては、牧丘町あたりの分岐が少しわかりづらい点と、峰越林道は幅が狭くなっていますので運転には注意が必要です。

大弛峠が国師岳・北奥千丈岳の起点

写真:本井 良尚

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大弛峠は、実は日本百名山の金峰山への最短ルート登山口でもあります。峠には道標が立てられていますので国師岳・北奥千丈岳の案内に従って出発しましょう。当山の地形特徴として露岩が目立つので、転倒しないよう受け身の準備と、汚れても良い服装で訪れることをおすすめします。50分ほど登れば国師岳・北奥千丈岳の分岐である前国師。ここからは足場も安定しますので一服いれるのも有りですね。

北奥千丈岳は南西方面の大展望が素晴らしい!

北奥千丈岳は南西方面の大展望が素晴らしい!

写真:本井 良尚

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前国師は、国師岳と北奥千丈岳の分岐で、それぞれ10分ほどでピークに達することができます。標高2592mの国師岳は主に南方が開け、富士山まで一望できるでしょう。大きな岩がごろごろした北奥千丈岳は南西方面に眺望が利き、金峰山を一望することができます。

北奥千丈岳は南西方面の大展望が素晴らしい!

写真:本井 良尚

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北奥千丈岳は南西方面の大展望が素晴らしい!

写真:本井 良尚

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さながら日本庭園!ハイライトは自然の創造景観

さながら日本庭園!ハイライトは自然の創造景観

写真:本井 良尚

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眺望に満足したところで下山に取りかかりましょう。心の余裕ができる下山は自然が作る景観をさらに楽しんでください。特に前国師から国師岳に至る道程はまさに原生林といった面持ち、幽玄の空間が広がります。そして大弛小屋から前国師に至る区間にある夢の庭園近辺では、主にツガ(先端に細い葉がびっしりついた樹木)が空間を支配し、鮮やかなコケが、さながら日本庭園のような景観に一味加えてくれることかと思います。

さながら日本庭園!ハイライトは自然の創造景観

写真:本井 良尚

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こちらの写真はサルオガセと呼ばれる着生植物。着生植物とは主に地面に根を張らず、気の幹や枝、岩盤で生活する植物の事をいいます。サルオガセは別名、霧藻と呼ばれ、水分を空気中から取り込み光合成で生きながらえているんです。

さながら日本庭園!ハイライトは自然の創造景観

写真:本井 良尚

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こちらはアズマヒキガエル。乾燥に強く、繁殖期以外は水に入らず雑木林でよく見かけることができる生き物です。繁殖期は騒がしくなるので蛙合戦なんて呼ばれているんですよ。

マイカーだからこそできる気軽な御来光

マイカーだからこそできる気軽な御来光

写真:本井 良尚

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日中に登るのもいいですが、マイカーで行ける登山口という利点を生かして、さらに美しい景色を狙ってみませんか?
夜間ハイクといっても長時間歩くわけではないので、露岩とピークでの寒さ対策さえしておけば比較的快適に御来光を楽しむことができます。マイカーの中で仮眠を取るか、大弛小屋で宿を取ると便利です。朧月に浮かぶ木々はまさに非日常。美しい空間がどこまでも広がることでしょう。

気象状況によって雲海も見れます

気象状況によって雲海も見れます

写真:本井 良尚

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日の出のおおむね1時間前から徐々に光が差し込んできます。さらに国師岳・北奥千丈岳は、富士山の撮影スポットとしても良く知られている場所でもあります。さらに雲海が発生しやすい条件も整っていますので、日の出+雲海+富士山なんて素敵な景観を楽しむことができるかもしれませんね。

笛吹市内に温泉をいただきに行こう!

下山したところで、今度はのんびり温泉に浸かってみるのも一案。最寄りでは牧丘町の窪平温泉「花かげの湯」ですが、ここは一つ笛吹市内まで下ることをオススメします。
この近辺は南アルプスや中央アルプスなどの登山拠点としての性格を有しており、一日中のんびりできる施設が充実しています。笛吹市の石和温泉、他に瑰泉(かいせん)やクア・アント・ホテルなどは一日中リラクゼーションできることでしょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/08 訪問

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