幻の“虹の大滝”もある!一度は見るべき山梨「昇仙峡」の風景

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幻の“虹の大滝”もある!一度は見るべき山梨「昇仙峡」の風景

幻の“虹の大滝”もある!一度は見るべき山梨「昇仙峡」の風景

更新日:2017/09/12 13:13

本井 良尚のプロフィール写真 本井 良尚 風景フォトグラファー

昇仙峡は甲府盆地北、富士川の支流、荒川上流域に位置する渓谷です。ツツジ(3月下旬)や紅葉(10月下旬〜11月下旬)の時期は特に足を運んでみたい観光地。その見どころの代表格といえるのが覚円峰と呼ばれる180mの大岩。それだけでなく、パワースポット仙娥滝など、絶対外せないメジャーな景観ポイントがあります。さらに、虹かかる幻の大滝、板敷渓谷などその他の見どころについてもご紹介します。

日本で一番美しい紅葉スポット、昇仙峡!

日本で一番美しい紅葉スポット、昇仙峡!

写真:本井 良尚

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昇仙峡の正式名称は「御岳昇仙峡」と言い、古くは日本百名山の一座、金峰山信仰の参道口として発展してきた歴史があります。渓谷沿いには遊歩道が整備され、紅葉の季節の奇岩、巨石との相性は抜群に良い観光スポットです。

「長潭橋(ながとろばし)」2.2km、25分〜「天鼓林」0.5km、10分〜「県営グリーンライン駐車場」1.0km、20分〜「石門」0.5km、10分〜「仙娥滝」1.0km、15分〜「新静観橋」

と下から上まで散策した場合約5.2km、80分が目安になります。
駐車場は長潭橋〜新静観橋の区間に三つ無料駐車場が用意されていて、紅葉観賞をメインにする場合、中間のグリーンライン県営駐車場を利用すると便利です。

日本で一番美しい紅葉スポット、昇仙峡!

写真:本井 良尚

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紅葉の時期は、天鼓林、羅漢寺、昇仙峡ロープウェイ上の弥三郎岳の三つはぜひ抑えておきたいポイントです。

まず特定の場所で足を強く踏むとポンポンという音が鳴る天鼓林。この現象は地盤が固い山中で時折鳴るものですが、天鼓林の音色は特に良いとされている場所。下の長潭橋から散策を開始して天鼓林で一休憩するプランでも楽しめますが、この区間は若干の坂となっていますので車の中からでも十分楽しむことができます。(遊歩道は平日一方通行ですが、マイカーのまま通行することができる。土日祝は車両通行止め)

続いて訪れて欲しいのが、五百羅漢像が安置されている羅漢寺。石仏との相性が抜群の景観を楽しむことができます。

最後に昇仙峡ロープウェイを使って弥三郎岳からの景色。ここからは360°のパノラマが楽しめ、白峰三山、オベリクス、遠く甲斐駒ヶ岳まで見渡すことができるポイントとなりますので、上記の三つは必ず足を運ぶことをオススメします。

昇仙峡の表ハイライト覚円峰(かくえんぽう)

昇仙峡の表ハイライト覚円峰(かくえんぽう)

写真:本井 良尚

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昇仙峡のシンボル的存在、覚円峰は仏僧・覚円がこの地で座禅を組んで修行したことからそう呼ばれているスポットです。見上げれば分かりますが、とにかくデカい。そして遠くからでも分かる景観はまさに昇仙峡の表ハイライト。もちろん紅葉とのマッチングはグーです。

昇仙峡の表ハイライト覚円峰(かくえんぽう)

写真:本井 良尚

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「雲飛ぶや天馳使が種置ける 覚圓峰の岩肩の松」伊藤左千夫

この美しい言葉が表す通り昇仙峡は清々しいほどに明るい。全国の渓谷は薄暗いイメージですが、そういう意味では昇仙峡は秀逸した渓谷スポット。巨石と雲に浮かぶ景観は面白いものです。

昇仙峡の表ハイライト覚円峰(かくえんぽう)

写真:本井 良尚

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こちらの写真は中間の駐車場から徒歩30分の仙娥滝。上流の荒川ダムから放流され、ここを通過し、日本三大急流の一つ富士川に合流するわけですね。仙娥滝脇の階段を上ればパワースポットエリアに突入していきます。ちなみに石門付近に一部外柵が無い箇所があり、巨石の上に行くことができます。記念写真なら昇仙峡らしい良い写真が撮れることでしょう。

昇仙峡の水晶街道と夫婦円満エリア

昇仙峡の水晶街道と夫婦円満エリア

写真:本井 良尚

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昇仙峡の紅葉を一通り満喫したところで、今度はパワースポットエリアに足を向けてみましょう。昔この一帯は良質な水晶が採掘でき、その流れから仙娥滝上部には「水晶街道」と呼ばれる美しいスポットがあります。色とりどりの水晶が置かれている景観もなかなか良いものです。

さらに夫婦、女子旅の御用達スポットがこのエリアにあるんです。それが夫婦木神社。下社である姫の宮、上社とともに御神木に参拝すれば子宝に恵まれる場所。お守りも一風変わったものですので一見の価値有り。

昇仙峡の水晶街道と夫婦円満エリア

写真:本井 良尚

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こちらは昇玉堂の不動明王。手前に巨大な水晶玉を携えており、これはローグクォーツと呼ばれるもので、直径85cm、重さ850kgもあるんです。

昇仙峡の水晶街道と夫婦円満エリア

写真:本井 良尚

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縁起物の象徴、七福神も池の中に居座っています。ミニチュア七福神で何だか面白い景観ですね。歩いているだけで楽しいのが水晶街道の魅力と言えます。

昇仙峡の裏ハイライト!板敷渓谷の大滝

昇仙峡の裏ハイライト!板敷渓谷の大滝

写真:本井 良尚

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昇仙峡には実はもう一つオススメしたい景観があります。地図上では荒川を遡っていくと上流部分に荒川ダムがあると思いますが、さらに上流をたどると板敷渓谷という文字が。ここにある大滝に、ある時間帯に足を足を運ぶと幻の虹がお目にかかることができるんです。

順に説明していくと、まず荒川ダム上流部の駐車場に停め徒歩で板敷渓谷の入り口に向かいます。右手に板敷渓谷入り口の看板が見えてきます。ここまで5分ほど。橋脇を通過し薄暗い渓谷らしい渓谷の林道に進入していきますので、多少の汚れは覚悟していた方が良いでしょう。板敷渓谷入り口から約10分程度で、幻の大滝に到着することができますよ。

昇仙峡の幻の虹かかる大滝

昇仙峡の幻の虹かかる大滝

写真:本井 良尚

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ここが幻と呼ばれるには理由があります。実は時間帯によって滝に虹がかかるというのです。写真は9月8日15:57のもの。この日の日の入りはおおむね18時ですので、日の入りの2時間前が目安となります。

この時間帯、南西方面から渓谷内に太陽の光が入ってきて、ちょうど大滝にあたり虹ができるんですね。まさに昇仙峡の裏ハイライトというべき美しい景色は、確かに板敷渓谷に存在します。昇仙峡らしい大変美しい風景ですのでぜひ足を運んで欲しいところです。

所要時間は約30分、帰り際に渓谷内に浮遊するトンボもまた昇仙峡の締め景観にうってつけかもしれません。

昇仙峡景観めぐりのまとめ

昇仙峡のまとめとして、紅葉の時期はグリーンライン中間にある県営駐車場に停め、天鼓林、羅漢寺、弥三郎岳の俯瞰を楽しみ、事後、水晶街道でパワースポットエリアを楽しむ。食事は適宜、特に名物である御岳そば、ほうとう鍋はオススメですね。そして冒険心をくすぐりたい方は板敷渓谷の虹かかる幻の大滝に足を運ぶのも良し。帰りは少し離れますが、荒川ダム方面から増富ラジウム温泉に行くか、笛吹市内に下って湯につかりに行くのもおすすめです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/08 訪問

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