写真:下川 尚子
地図を見るホテル双葉は、越後湯沢界隈の旅館のなかでも、ひときわ高台に建つホテルです。特徴はなんといってもお風呂の豊富さで、その数、合計28種類。
最上階の展望露天風呂のほか、男女入れ替え制の温泉がいくつかあります。また、78室中29室に露天風呂がついています。全制覇を目指すも良し、部屋や貸し切り温泉でのんびり楽しむも良し。それぞれのスタイルで楽しめるのが嬉しいです。
温泉メインで楽しみたいなら、ぜひ早めの時間にチェックインしたいもの。スキー目的でお泊りの方も多いようですので、早い時間は意外にお風呂も空いています。
なかでも、谷川連峰を望む圧巻の屋上露天風呂は、絶対に明るいうちに一度は入っておきたい!雪化粧をした山を眺めながらお湯につかっていると、壮大な気持ちになります。
写真:下川 尚子
地図を見る昼の絶景露天も良いですが、夜の雪見風呂もなかなかです。
反射する光はやわらかく、空からは新しい雪が舞い落ちて、幻想的で素敵な光景がご覧いただけます。
こちらは、展望露天とはフロアの分かれた「里の湯」。
このフロアには「山の湯」「里の湯」があり、薬草風呂や洞窟風呂などバラエティ豊かなお風呂がそろっていて楽しいです。「里の湯」と「山の湯」は男女入れ替え制になっており、入れ替えの時間は午後8時〜9時あたり(詳細はご確認ください)。
両方に入ろうと思っていても、案外、時間を逃しがちなので、制覇したい方はご注意ください!
写真:下川 尚子
地図を見る続いて、お部屋についていた露天風呂です。
お部屋用なのでもちろんサイズは小さいですが、大人ひとり入るにはこれで十分!展望露天風呂などの大浴場が素晴らしいので、つい後回しにしていましたが、こちらも見逃せません。ちょっと寝付けない夜に、チェックアウト前のもうひとっ風呂に、お部屋に露天がついているのは便利ではないでしょうか。
誰にも邪魔されずに景色を独り占め!な感覚も贅沢です。
小さいお子さん連れの方でも、お部屋の露天風呂なら安心して入ることができますよね。
写真は、ホテルロビーで行われていた「もちつき大会」。毎週土曜日に開催しているそうです。季節に関わりなく年中開催、というのは、さすが米どころの新潟県、といったところでしょうか。希望者はもちつき体験ができるほか、見学者にもお餅がふるまわれます。
そのほか、毎日カラオケ大会が行われているそうですので、我こそは、という方はチャレンジしてみてはいかがでしょう(笑)
こういった楽しさは大型ホテルならでは、ですよね。
イベントのほかにも、ラウンジやゲームコーナーなどがありますので、時間つぶしにも困りません。ホテルで一日楽しめます。
写真:下川 尚子
地図を見る最後に、周辺スポットをひとつご紹介。周辺スポットといっても駅なのですが、越後湯沢駅は駅ナカで半日楽しめるくらい充実した場所です。
ワンコインで95種から5種のお酒が楽しめる利き酒コーナーや、その場でにぎってくれるおにぎり屋、名物の笹餅の湯気が上がるお土産屋、味噌やつくだ煮の試食、干物、スイーツなど、新潟グルメ・名物が一か所で楽しめます。
また、日本酒入りでポカポカになる「ぽんしゅ風呂」なんて場所も、駅ナカにあります。旅の最後、お風呂でシメるのも良いですね。
充実度が凄いので、新幹線までの時間、ぜひ立ち寄ってみてください。買い残したお土産、食べておきたい新潟グルメがだいたい揃いますよ。
雪見風呂というと、「秘湯」「人の少ない旅館でしっぽり」というイメージがありました。
ホテル双葉は大型ホテルで、秘湯という感じではありませんが、壮大な景色・バラエティ豊かなお風呂・楽しいイベントと、一日中飽きることなく過ごすことができます。また、高台に建つ立地の良さもあり、館内のあちこちから見える景色が美しいです。
特に、展望露天風呂は素晴らしいため、雪見風呂を検討中の方にはぜひおすすめしたい場所です。
※雪があるのは、4月中ごろまでとのことです。
筆者自身が、雪のない地域で育ったからでしょうか。一面の雪景色のなかでのんびり過ごしていると、まさに非日常。じっくりと心の奥まで癒される時間が味わえる場所だと思います。
東京駅から一時間半。週末・癒しのプチトリップにおすすめの旅行先です。
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この記事を書いたナビゲーター
下川 尚子
兵庫県出身。2013年より2年間群馬に住み、現在は横浜在住。趣味は、食べ歩きとスポーツ観戦。小さな夢は、家族で北海道スノーボードに行くこと。そして、老後の目標は、四国八十八か所踏破です。夫が転勤族のた…
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