いろんな乗り物が楽しい!「比叡山延暦寺」へは京都→滋賀ルートがオススメ

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いろんな乗り物が楽しい!「比叡山延暦寺」へは京都→滋賀ルートがオススメ

いろんな乗り物が楽しい!「比叡山延暦寺」へは京都→滋賀ルートがオススメ

更新日:2017/11/13 10:37

金長 たぬ子のプロフィール写真 金長 たぬ子 調理師、京都検定3級

「比叡山延暦寺」は滋賀県に位置しますが、古都京都文化財として世界遺産に登録されています。千年以上も昔から、日本仏教の母山と仰がれている「比叡山」。百人一首の中で、慈円も日本一の山と崇め詠んでいます。京の人々にとって、「比叡山」は富士山よりも身近な、まさに日本一の山なのかも知れません。今回は、いろいろな楽しい乗り物を中心に、京都市内から「比叡山延暦寺」へのアクセスをご紹介します。

京都市民の足「えいでん」こと「叡山電車」は可愛い生活電車

京都市民の足「えいでん」こと「叡山電車」は可愛い生活電車

写真:金長 たぬ子

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京都市内から「比叡山延暦寺」に向かうには、下鴨神社近くの京阪「出町柳駅」から「えいでん」こと「叡山電車(えいざんでんしゃ)」に乗るのがおススメです。

比叡山の名前が付いたこの電車には、貴船・鞍馬に向かう「鞍馬線」と今回使う「叡山本線」の二つの路線があります。展望列車「きらら」など観光客で賑わう山岳路線の「鞍馬線」に比べ、今回使う「叡山本線」は、通勤通学に使われるちょっと地味な生活路線‥‥。でも、京都の人々の生活に触れることが出来るのもいい経験かも知れませんね!

最近はアニメ「有頂天家族」や消防署とのコラボ車両もありますが、基本は「叡山本線」は緑のライン、「鞍馬線」は赤いラインなので、間違えないように覚えておいてくださいね。

京都市民の足「えいでん」こと「叡山電車」は可愛い生活電車

写真:金長 たぬ子

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比叡山延暦寺へは、終点の「八瀬比叡山口駅」で下車します。「八瀬比叡山口駅」駅舎はちょっとレトロな可愛い建物。大正14年(1925年)の開業からずっと使われている木造駅舎です。

京都市民の足「えいでん」こと「叡山電車」は可愛い生活電車

写真:金長 たぬ子

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「八瀬叡山口駅」のホームには「トレイン・シェッド」と呼ばれる特有のドーム状の屋根がかかっていて、どこか古いヨーロッパを思わせるような雰囲気。今は原則として無人駅なのですが、かつて賑わっていたころの栄光を偲ばせています。駅の端には今はほとんど利用されていない団体入口もありますが、それも当時の名残りでしょう。

「叡山ケーブル」は高低差日本一のケーブルカー!

「叡山ケーブル」は高低差日本一のケーブルカー!

写真:金長 たぬ子

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八瀬叡山口駅からは、通称「叡山ケーブル」、正式名称「京福電気鉄道鋼索線(こうさくせん)」に乗ります。

「八瀬叡山口駅」から「ケーブル八瀬駅」まではゆっくり歩いて約5分。ケーブル八瀬駅のすぐ横には、高野川沿いの散策路「八瀬もみじの小路」が広がり、晩秋には鮮やかな紅葉、夏にはさわやかな青もみじを楽しむことができます。

大正14年開通の「叡山ケーブル」は、なんと高低差561メートル!ケーブルカーとしては日本一の高低差です。直径40ミリの鋼鉄製のロープが2台のケーブルカーをつないでいて、そのロープを滑車で回すことで、ケーブルカーをつるべのように引っ張ります。シンプルな構造が、90年もの長い間、力強く山を登る力になっているのですね。

「叡山ケーブル」は高低差日本一のケーブルカー!

写真:金長 たぬ子

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春は桜、秋は紅葉のトンネルと、美しい自然を楽しむことが出来るこのケーブルカー、運が良ければ野生の鹿に出会えることもありますよ!比叡山中腹までの約9分間、都会の喧騒を忘れさせてくれる別世界を楽しんでくださいね。

「叡山ケーブル」は高低差日本一のケーブルカー!

写真:金長 たぬ子

叡山ケーブル「比叡駅」はとってもレトロな雰囲気。小さな博物館になっていて、ケーブルカーについてチョットだけ学ぶことができます。

「叡山ロープウェイ」で京都市街一望の空中散歩!

「叡山ロープウェイ」で京都市街一望の空中散歩!

写真:金長 たぬ子

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ケーブル終点からはロープウェイに乗り換えて、山頂まで約3分の空中散歩を楽しみましょう。春から夏にかけての新緑や秋の紅葉など、季節の景観とともに、京都市街が一望できますよ!

「叡山ロープウェイ」で京都市街一望の空中散歩!

写真:金長 たぬ子

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叡山ロープウェイは一度に30人のお客様を乗せて、比叡山中腹から山頂までの486メートルを結んでいます。大阪車輛工業で作られた2台のゴンドラが使われていますが、ロープウェイは自分の力で走ることが出来ないため、ロープの両端に2台のゴンドラをつなぎ、そのロープを滑車にかけてモーターで滑車を回して走らせています。

空の中を進んでいく高揚感を楽しんでくださいね!

1200年の歴史を未来に伝える大事業!「平成の大改修」

1200年の歴史を未来に伝える大事業!「平成の大改修」

写真:金長 たぬ子

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比叡山頂駅から根本中堂(総本堂)のある延暦寺バスセンターへは、「比叡山内シャトルバス」が30分間隔で運行しています。

運行は春分の日から12月の第一日曜日までで、冬の間はお休みですが、比叡山中に散在する堂塔を巡る参拝者の足として欠かせません。一日フリー乗車券800円が便利ですよ。

1200年の歴史を未来に伝える大事業!「平成の大改修」

写真:金長 たぬ子

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世界遺産であり、国宝の「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」は、比叡山延暦寺の総本堂。今から約1200年前、天台宗の開祖最澄が本尊薬師如来の宝前に法灯(明かり)をともし、それが今も尚「不滅の法灯」として輝き続けています。

現在の建物は、江戸時代に三代将軍徳川家光によって再建されたものですが、ちょうど今は平成28年から始まった「平成の大改修」が行われています。昭和30年に完成した「昭和の大改修」から約60年ぶりに、屋根の葺き替え、外面の朱塗り、漆塗りの塗り替えが約10年をかけて行われる予定です。

でもご安心ください!内部の拝観は出来ます。最澄がご自分で彫られたという本尊薬師如来像や1200年以上も消えることなく輝いている「不滅の法灯」は必見です!内部はちょっと暗いですが、空気がピンと張りつめたような荘厳な雰囲気を味わってくださいね。

比叡山延暦寺へは是非京都から

比叡山延暦寺へ行くには、滋賀県側から「坂本ケーブルカー」を使う方法と、今回紹介させていただいた京都市内から登る方法があります。「坂本ケーブルカー」も延暦寺表参道として昭和2年に敷設され、駅舎は登録有形文化財、運行距離は2025メートルで日本最長と魅力いっぱいなのですが‥‥。

今回は是非京都市内から可愛い乗り物に乗ってアクセスし、長〜い歴史の中で、京都の人々にとってどれだけ比叡山が身近で大切な存在であったか感じてみてください。そして、史跡探訪や自然散策、楽しんでくださいね!


〈比叡山延暦寺の基本情報〉
住所:滋賀県大津市坂本本町4220
電話番号:077-578-0001

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/03 訪問

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