写真:羽田 さえ
地図を見るビエンチャンには世界遺産の観光地も、高級百貨店や大型免税店もありません。高層ビルがひしめくビジネス街も、マクドナルドもスターバックスも見かけません。ラオスの首都でありながら、人口は80万人ほど。とにかくゆるく、何もない小さな街です。首都とは思えないほどののんびりムードが漂います。
写真:羽田 さえ
地図を見る地下鉄やトラムもないため、バイクを改造したトゥクトゥクやトラックの荷台を利用した乗合タクシーであるソンテウが旅行者の足になります。
トゥクトゥクの運転手や外国人観光客向けの店も、呼び込みはたいてい控えめ。それどころか店先でスタッフがお昼寝中、なんていう光景も珍しくありません。
写真:羽田 さえ
地図を見る気軽に飛行機で入れる首都でありながら、そんなスローな雰囲気が心地よいビエンチャン。何もない街だからこそ、アジアの多くの大都会がすでに失ってしまった、ゆるやかな時間の流れがあります。
写真:羽田 さえ
地図を見るビエンチャンで目につくのは、ワットと呼ばれる寺院の数々。敬虔な仏教徒が多く、上座部仏教が広く信仰されているため、ワットもすっかり街にとけこんでいます。街の中心地を歩いて回るだけでも、たくさんのワットに出会うことができますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る早起きして托鉢を見に行くのもおすすめ。托鉢と言えば世界遺産の街・ルアンパバンのものが有名ですが、ビエンチャンでも早朝5時頃に行われています。
大きめのワットの近くの歩道では、お供え物のもち米やお菓子を手に、托鉢の僧侶を待つ人たちが座っています。そんな地元の人に混ざって、観光客でも喜捨ができます。見学だけの場合は少し離れた場所から、僧侶たちの邪魔にならないよう注意しましょう。
写真:羽田 さえ
地図を見るラオスの紙幣、キップ札にも描かれている寺院「タートルアン」は、ビエンチャンを代表する景色のひとつ。16世紀のビエンチャンへの遷都に際し、国家鎮護のために造られました。
新しそうに見えるのは、20世紀に行われた大規模な修復によるもの。古い姿をとどめていたら世界遺産級のものだとも言われます。少し残念な気もしますが、修復は大切に信仰されてきた証でもあるでしょう。
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地図を見るかつてフランスの植民地支配を受けたラオス。フランスの影響がそこかしこに残るビエンチャンは、プチパリとも言われています。大統領府からまっすぐにのびるラーンサーン通りの先に建っているのは、独特の雰囲気をもつ「パトゥーサイ」。パリの凱旋門をモデルに作られました。
写真:羽田 さえ
地図を見る街中にはフランス統治下時代の建物もちらほら残り、フレンチコロニアルの雰囲気が漂います。カフェのテラス席に座って、まったり過ごすのも良いですね。
写真:羽田 さえ
地図を見るプチパリとは言うものの、ビエンチャンにあるのはセーヌ川ではなくメコン川。このメコン川が国境にあたり、対岸はタイです。
川沿いには広場があるほか、眺めの良いカフェやレストランも。夜には広場にナイトマーケットが出るので、のぞいてみるのもおすすめですよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る人件費が安いビエンチャンは、実はマッサージ天国でもあります!高級ホテルのエステからアジアンリゾート感あふれる一軒家スパ、ゲストハウス街のタイ式マッサージ屋とバラエティ豊か。お手頃価格に乗じて毎日通いたくなってしまうかもしれません。
写真:羽田 さえ
地図を見るマッサージ店ではラオスの通貨キップのほか米ドルやタイバーツでも支払えることが多く、手持ちの通貨で気軽に利用できるのも嬉しいポイント。施術者へのチップは必須ではありませんが、サービスに満足した時には少額紙幣を渡すと喜ばれます。
写真:羽田 さえ
地図を見るビエンチャンのフットマッサージは、比較的ソフトタッチで痛くないものが多いようです。中級ランク以上の店ならば、フットバスつきのアロマオイルマッサージでリラックスできるでしょう。
写真:羽田 さえ
地図を見るビエンチャンの特産品として人気なのが織物。伝統的な柄の布だけでなく、外国人観光客をターゲットにしたおしゃれな巻物類もあります。
ナイトマーケットに並ぶお手頃なものから、工房見学もできる高級店のものなど価格や品質もさまざま。好みのものを探してみましょう。
写真:羽田 さえ
地図を見る東南アジアらしく、安くておいしい南国フルーツも豊富なビエンチャン。屋台のカットフルーツはちょっと心配という人は、枝付きの果物を市場で買ってみましょう。衛生的なうえ新鮮そのもので、言葉が通じなくても指さしで購入できます。ホテルの冷蔵庫で少し冷やして食べれば、至福の時間を過ごせそう!
写真:羽田 さえ
地図を見る女性向けのお土産は、少数民族であるモン族の手刺繍をモチーフにした小物がおすすめ。外国人観光客向けの雑貨店には、おしゃれなアクセサリーなどが豊富にそろっています。
もっと手軽なお土産なら、ラオスのローカルビール・ビアラオが定番です。ビアラオは街中の商店やコンビニエンスストアで購入できますが、24時間営業の店はほぼありません。早めに買っておきましょう。
ラオスの首都ビエンチャンの5つの魅力、いかがでしたか。発展めざましいアジアの街ゆえに、あっという間に開発が進み、姿を変えてしまうかもしれません。ゆるさ抜群のビエンチャンが気になる人は、ぜひ早めに出かけてみてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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