日本酒LOVERは行くべし!盛岡の酒蔵「あさ開」で見学&試飲を楽しもう

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日本酒LOVERは行くべし!盛岡の酒蔵「あさ開」で見学&試飲を楽しもう

日本酒LOVERは行くべし!盛岡の酒蔵「あさ開」で見学&試飲を楽しもう

更新日:2017/09/22 13:02

二宮 うららのプロフィール写真 二宮 うらら ライター、エディター

日本酒好きなら「南部杜氏(なんぶとうじ)」という言葉を聞いたことがある人が多いのでは。南部杜氏とは、岩手県を拠点とした日本酒を造る日本有数の杜氏集団のことです。
南部杜氏の発祥の地・岩手で、県内一の生産を誇る日本酒の蔵元「あさ開」をご紹介。ここでは蔵見学や試飲を存分に楽しむことができます。

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世界的にも評価が高い日本酒の蔵元「あさ開」

世界的にも評価が高い日本酒の蔵元「あさ開」

写真:二宮 うらら

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近年、“SAKE”として海外でも人気の日本酒。岩手県盛岡市大慈寺町にある「あさ開」は、首都圏はもとより、いち早く世界進出を果たし、海外でも高い評価を得ている日本酒の蔵元です。

ワインの世界的格付け会社として知られる「ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト」が、世界初となる日本酒の格付けを行った際、「あさ開」の日本酒が、上位10位にランクイン。国内外で高い評価を受けるこの日本酒は、NY国連総会において各国首脳に振舞われたこともあるそうです。

岩手が、そして日本が世界に誇る酒蔵「あさ開」。日本酒LOVERなら、ぜひ一度訪ねるべき。酒蔵見学、利き酒などが楽しめるとともに、地元グルメが楽しめるレストランや地酒物産館も併設されています。

まずは「昭和旭蔵」を見学して日本酒造りの知識をインプット

まずは「昭和旭蔵」を見学して日本酒造りの知識をインプット

写真:二宮 うらら

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酒蔵見学を希望する場合は、電話で予約しておくか、着いてから物産館のカウンターで申し込みます。だいたい1時間に1度くらいの感覚で見学ツアーが催行されているので、当日の申し込みでも、タイミングを見計らって案内してもらうことができるでしょう。

杉玉が吊るされた重厚な門をくぐると、そこから先は白壁に黒瓦が立派な仕込み蔵「昭和旭蔵」です。ここには、ガラス張りで仕込みの工程が見える見学用コースがあり、従業員の方に解説してもらいながら見学することができます。

まずは「昭和旭蔵」を見学して日本酒造りの知識をインプット

写真:二宮 うらら

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「昭和旭蔵」の大きな特長は、木桶仕込みなど伝統的な酒造りにこだわるラインを持つ一方、販売量の多い酒はコンピューター管理の近代的な酒造りを行い、その両方が、分りやすく解説され、見学できる点です。

見学コースの最初にまず目に飛び込んでくるのは、従来の酒造りとは全くイメージを異にするラボ空間。ここでは発酵や温度、味の分析などを化学的に行っているとか。つまりは、あさ開の頭脳部。南部杜氏であり、現代の名工の藤尾正彦氏が白衣をまとい、研究する凛々しい姿がガラス越しに見られることもあります。

写真は昔ながらの杉樽を使用し、木桶仕込みを行うコーナー。現在、この木桶を作れる職人そのものがいないということですので、非常に貴重なものだそうです。

まずは「昭和旭蔵」を見学して日本酒造りの知識をインプット

写真:二宮 うらら

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こちらは超近代的工程による発酵タンク室。フラットな床のところに、瓶の口のようなものが埋め込まれているだけに見えていますが、実は、この口の下に巨大タンクがあり、酒質に見合った理想的な温度管理がコンピューターにより制御されています。フロアの下に隠れたタンクの底部は球形になっていて、特許の大型攪拌器により、スピードや回数が、自在にコントロールされる仕組みになっています。

昭和旭蔵で醸された酒は、地下のパイプラインを通って、向かい側にある製品工場へと運ばれます。搾りたてのお酒や貯蔵しているお酒を、ビン詰・ラベリングなど、製品になる最終段階の工程も見学できます。

地酒物産館で利き酒を!蔵元限定販売の原酒も購入できる

地酒物産館で利き酒を!蔵元限定販売の原酒も購入できる

写真:二宮 うらら

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約20〜30分の酒蔵見学ツアーを終えたら、地酒物産館に戻って利き酒を楽しみましょう。酒蔵見学ツアーで、酒造りの基礎知識を得たあとで楽しむ利き酒は、また格別です。カウンターをぐるりと回りながら、何種ものお酒を少しずつ無料で利き酒をすることができます。季節限定のお酒などもあり、日本酒の奥深さと、造りによる微妙な違いが楽しめます。

地酒物産館で利き酒を!蔵元限定販売の原酒も購入できる

写真:二宮 うらら

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さらに有料(300円)で極上のお酒を試飲することもできます。写真は平成28年(27酒造年度)「全国新酒鑑評会」に出品し、金賞を受賞した大吟醸酒、その名も「大吟醸 金賞受賞酒」(720ml 5,708円)の有料試飲。芳醇な香りとキレのある辛口で、バランスのとれた旨みが味わえます。

全国新酒鑑評会とは、全国規模で開催される唯一の新酒鑑評会。「あさ開」は、平成以降の新酒鑑評会で25回連続入賞を果たし、20回の金賞を受賞するという輝かしい実績を持っています。その集大成ともいえる「大吟醸 金賞受賞酒」が300円で味わえるのはうれしいですね。

地酒物産館で利き酒を!蔵元限定販売の原酒も購入できる

写真:二宮 うらら

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「あさ開」は全国販売している日本酒ですが、ここでしか買えないのが「大吟醸原酒」(720ml/2000円)。写真のようにその場で、目の前でビン詰めしてくれるので、フレッシュな味わいが楽しめます。

日本酒にあう珍味や吟醸酒粕入りソフトクリームも美味

日本酒にあう珍味や吟醸酒粕入りソフトクリームも美味

写真:二宮 うらら

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「地酒物産館」内の利き酒コーナーのすぐ隣には、お酒に合いそうな珍味の試食コーナーがあります。試飲とともに楽しみ、お酒とのマリアージュを確認するのもおすすめです。お土産にもどうぞ。

日本酒にあう珍味や吟醸酒粕入りソフトクリームも美味

写真:二宮 うらら

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甘党の方は、酒蔵限定のソフトクリーム(300円)がおすすめ。大吟醸酒の酒粕をブレンドしているというソフトクリームは、華やかな香りとコクがあります。

日本酒にあう珍味や吟醸酒粕入りソフトクリームも美味

写真:二宮 うらら

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<基本情報>
住所 岩手県盛岡市大慈寺町10-34
電話番号:019-624-7200
アクセス:
(タクシー)盛岡駅よりタクシーで約10分
(バス)盛岡駅バスターミナルより約15分。松尾前バス停下車、徒歩3分
(車)盛岡南I.C.より約20分
営業時間:8:30〜17:30 
酒蔵見学:9:00〜16:30(11月下旬〜3月下旬 9:00〜15:30)

名水百選の水場「大慈寺清水」へも行ってみよう

名水百選の水場「大慈寺清水」へも行ってみよう

写真:二宮 うらら

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酒造りには豊かでおいしい水が不可欠ですが、その水の豊かさを、実際に目で見て取れる施設があるので、ぜひ見に行ってみてください。「あさ開」から歩いて5分くらいのところにあり、平成の名水百選に選定された大慈清水の井戸水です。

名水百選の水場「大慈寺清水」へも行ってみよう

写真:二宮 うらら

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町の中に忽然と現れる水場は、ひな壇形式の箱で造られ、上から順に飲料水、米とぎ場、野菜・食器洗い場、洗濯物すすぎ場となっています。今でも生活用水として多くの人に大切に利用されていることがわかり、とても興味深い場所です。

<基本情報>
住所:岩手県盛岡市鉈屋(なたや)町
アクセス:
(タクシー)盛岡駅よりタクシーで約15分
(バス)盛岡駅バスターミナルより約15分。南大通りバス停下車、徒歩約5分
(車)盛岡南I.C.より約20分

「あさ開」の蔵元見学と町並み散策をセットで楽しむのがオススメ

岩手、南部杜氏の里にある「あさ開」の蔵見学はいかがでしたか。
「あさ開」がある盛岡市大慈寺町(だいじじちょう)やそのすぐ近くの鉈屋町(なたやちょう)は、盛岡城下を通る奥州街道に沿って発展した町で、古い町家や寺院が点在し、散策が楽しめます。
地元の方々の暮らしが息づく味わい深い町です。ぜひ、一度訪ねてみてください。

2017年9月20日現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/07−2017/07/08 訪問

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