場所は、金沢随一の観光スポットである「にし茶屋街」の近く、寺町寺院群と呼ばれるお寺が密集しているエリアにあります。驚きのからくりで有名な忍者寺(妙立寺)からは、まっすぐ歩いて2分ほど。
本堂内に安置された霊薬不動様は、古くから病気の人々をお救いに。
同じく本堂内のお子抱き地蔵様は、安産や子供をお守りすると伝えられています。
この香林寺は、9月下旬〜10月上旬には白い彼岸花の群生が見られることでも有名。
国内有数の規模を誇り、普段はわりと静かなこのお寺も、彼岸花の時期になると大勢の人で賑わいます。
綺麗に手入れされたお庭は、初夏には真っ赤なツツジ、秋には白い彼岸花と紅葉、冬には雪景色と、季節ごとにその表情を変えます。
願掛けは「幸福の道」と名づけられたお庭を3周歩いて行います。
ですがその前に、まず本堂でタスキを購入し、願い事を書きましょう。同時に、自分の干支のお守りも購入し、しっかり手に握りしめてお庭へ。ちなみにこのお守りは、願掛けの後も常に肌身離さず身に付けているのがいいそうですよ。
幸福の道には、十二支像と羅漢像が立っています。可愛らしい十二支像と、滑稽なポーズをとる羅漢像に癒されながら。まずはこの道を2周歩きます。
十二支像は子・丑・寅・・・の順番ではなく、方位を元に立っています。3周目の願掛けに向けて、2周する間に自分の干支を見つけておきましょう。札も立っているし、干支のお顔からもすぐ見分けられると思います。
いよいよ緊張の3周目。
自分の干支像の前で、静かに手を合わせて願掛けします。タスキを書いてお持ちの方は、この時に干支像にかけましょう。
タスキには、恋愛系の願い事を書かれている方が多いですが、健康祈願、合格祈願など、皆さん願いは様々。何本ものカラフルなタスキをかけられた干支像が、とても頼もしく見えるのです。
干支像での願掛けが終わったら、最後に白不動様のところへ。右手に剣を持った白不動様と向かい合うと、ただならぬパワーを感じます。
ここでもう一度、手を合わせてしっかり願掛けしましょう。白不動様に触れると美白美肌になるそうですので、女性の皆さんはお忘れなく!
お寺の方いわく、「ご家族やお友達など、ここに来られなかった方の分も願掛けできますよ」とのこと。ただし、願いを叶えてもらえるのは一人につき一つ、一願成就です!
願いが叶ったらお守りの効力はなくなるので、お礼参りがてら持参するか、難しい場合は郵送でお焚きあげをお願いしましょう。他の寺社のお守りもお焚きあげしてくださるそうですよ。
願掛けしている最中どんどん気分は高揚し、終わった後はすっきり晴れやかに。
まるでもう願いが叶ってしまったかのように、安堵感に包まれる不思議な感覚・・・。
皆さんも体験してみませんか?
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(2023/12/10更新)
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