写真:浅井 みら野
地図を見るカフェ モーツァルトが位置するのは、フランクフルトでも随一の賑わいをみせる“ツァイル(Zeil)”から徒歩5分の場所。見上げるような高さの木々が並び、落ち着いた雰囲気が感じられます。夏限定のオープンテラス席には、買い物終わりの人たちがひと休みをしたり、地元の人たちが世間話をしたりと、午後になれば席がほぼ埋まってしまうほど。
写真:浅井 みら野
地図を見るカフェがオープンしたのは1915年のとき。フランクフルトにあるカフェのなかでは老舗になります。店内は赤とベージュの大人しい色合いで統一され、お店の奥が思ったより広いことに驚きです。平日は午前8時から21時まで。日曜・祝日も午前9時から21時までオープンしていて、いつでも来れる気軽さが嬉しいポイントのひとつ。
写真:浅井 みら野
地図を見るオープンテラス席で行き交う歩行者や街の風景を楽しむのもおすすめですが、一度はお店中央にあるショーケースを覗いてみてください。そこには、まるで宝石店のようにカフェ モーツァルトが自慢する美しく輝いた品々が並んでいます。
写真:浅井 みら野
地図を見る季節のフルートを使ったタルトに、とろけるような見た目のチョコレートケーキ…。10種類近い手作りケーキがホール状で置かれていて、どれにしようか贅沢な選択に悩まされます。
写真:浅井 みら野
地図を見るケーキの隣にはジェラートのコーナーも。カップやコーンにすくってもらうこともできますが、メニューには日本のパフェのように器に並々と盛ってもらうものもあります。海外のパフェは迫力満点。暑い日は大勢とシェアして食べるのも楽しいですよ。
ドイツ語以外に英語でも注文はできますが、食べたいケーキとジェラートを指で示しても大丈夫です。選んだ後は自分の座っている場所も伝えておくと、よりスムーズになります。
写真:浅井 みら野
地図を見るフランクフルトに訪れたなら、この街で生まれた“フランクフルター クランツ(Frankfurter Kranz)”は見逃せないスイーツです。バタークリームをたっぷり使ったしっとりな生地に、外側はローストアーモンドでコーティングされ、様々な食感を楽しめます。
クランツとはドイツ語で王冠という意味。切り分ける前のケーキ全体がまるで王冠のようなかたちに見えるのが由来なんですよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る他にもこのカフェでおすすめなのが、チョコレートケーキの数々。しっとりさがたまらないザッハトルテ(Sachertorte)に、酸っぱいチェリーと甘いチョコレートの相性抜群なシュバルツヴェルダー キルシュ(Schwarzwalder Kirsch)。
特に店名にもなっている“モーツァルトトルテ(Mozarttorte)”は、外側がチョコレートでヨーロッパではジェラートにもなっているピスタチオが使われていて、柔らかい甘さが特徴です。淡い緑色の色味も、思わず目を引くアクセントです。
写真:浅井 みら野
地図を見るケーキのお供には丁寧に淹れたコーヒーをどうぞ。アンティーク感のあるカップに注がれたコーヒーをひと口飲めば、カフェ モーツァルトが大切にしている“一日で一番美しいひととき(fur die schonste Zeit am Tag)”を体中で感じられるはずです。
忙しい時や疲れている時ほど、ほっと一息つきに訪れたくなるカフェ モーツァルト。百年以上にわたって多くの人たちを癒し、見守って来たフランクフルトの老舗カフェです。住民を虜にするケーキはもちろんのこと、フランクフルトの名物料理“フランクフルター グリューナー ゾーセ(Frankfurter Gruner Sosse)”やお肉料理などガッツリ系のメニューも豊富。ぜひ訪れた際は、優雅な食事時間を過ごしてみてくださいね。
住所:Tongesgasse 23, 60311 Frankfurt am Main
電話番号:+49 69 291954
アクセス:地下鉄ハウプトバッヘ(Hauptwache)駅から徒歩5分
2017年9月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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