写真:Mayumi Kawai
地図を見る西安市郊外、終南山の麓にある小さな村の古観音禅寺。狭い境内にとびきり強烈な存在感を放つのは一本のイチョウの巨木「千年銀杏樹」。毎年11月中旬にはおびただしい数の落ち葉が境内を埋め尽くしまばゆい金色の絨毯に変貌します。それはまさに極楽浄土と見まごう神々しい世界です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る紀元7世紀頃、中国唐朝の太宗皇帝・李世民が自ら植樹したと伝えられる「千年銀杏樹」。樹齢1400年をゆうに超える古木は、中国の国家古樹名木保護対象にも指定されています。
イチョウの足元には神々しい観音菩薩像が設置され、イチョウの黄金がまるで菩薩の後光のよう。寺に残された伝記によると、この菩薩像は唐の太宗が龍神の怒りを鎮めるために安置したと伝えられています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る古観音禅寺は、唐の貞観年間(628年)に創建された千年古刹の一つ。中国にありがちな華美できらびやかな外観とは無縁の、素朴で地味で落ち着いた村の禅寺ですが、このときばかりは中国全土から観光客が押し寄せ大賑わい。寺の周囲には縁日のように屋台や土産物屋が並び、多くの人出で賑わっています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るこの味のある三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)、時に境内の茂みにこっそり隠れ、はたまた石灯籠の土台に刻まれていたりと神出鬼没。それを見つけるのも楽しみの一つです。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る普段は落ち着いた寺の境内もこのときばかりは中国全土から客が押し寄せパンク状態。そのため、混雑対策の一環として行列用の誘導ラインが設けられているものの、千年銀杏樹の周囲にめぐらされた人ひとりすれ違うのがやっとの狭さの通路ではセルフィー(自撮り)に夢中の観光客らが立ち往生して結局大渋滞。
そのためゆっくり撮影も観賞もままなりませんが、それでも言葉を失うほどの圧倒的な金色の絨毯ははるばる訪れて観る価値ありです。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る古観音禅寺は西安中心部から約37q南に下った南石村付近に位置します。訪れる手段は基本的に公共バスかタクシー。路線バスの場合、西安鉄道駅前から多数出ているものの乗り換えがやや複雑なので、事前にGoogle Map等で停留所や最適ルートを検索しておくことをおすすめします。
最終的には916号の路線バスに接続し「南石村」で下車。西安中心部からの所要は約3時間程度です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る南石村のバス停留所からは徒歩15分程度の距離です。道は非常にシンプルで人の流れに乗って歩いていくと途中で大きな看板が見えてきます。また道沿いには臨時駐車場や屋台などもちらほら出ているので目印になるでしょう。
<基本情報>
名称:終南山 古観音禅寺
入場料:無料
千年銀杏樹のある西安は、かつて王都として栄えた中国文明の要衝。そのため中国が世界に誇る秦の始皇帝陵(兵馬俑坑)を筆頭に多くの名所旧跡が残されています。西安市街を取り囲むようにそびえ立つ古城壁、数多くの帝王陵墓など歴史好きにはたまりません。さらに少し足を延ばすと、中国五岳の一つでもっとも険しく、美しいと称賛される「崋山」も存在します。
歴史に自然に魅力にあふれた古都・西安。是非千年銀杏樹をご堪能の後は、西安を心行くまでお楽しみください!
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(2024/9/11更新)
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