写真:ShinYah シンヤ
地図を見る“フェリー”と聞くと何やら特別な乗り物の様な気もしますが、シドニーでは電車やバスと同じ感覚で利用されており、市民の通勤や通学の足にもなっています。その為、煩わしい乗船手続きなどは一切必要なく、電車に乗るのと同じ要領で改札口を通過するだけでOK!
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地図を見る尚、フェリーに乗るにはOpalカードが必要です。Opal(オパール)カードはシドニー市内の各交通機関で使える共通ICカードで、日本のSuicaやICOCA等と同じ様に予め一定額をチャージ(トップアップ)して使います。このOpalカードがあれば乗車ごとに切符を買う手間が省ける他、運賃も割引になりますので、フェリーに乗る機会が無くても是非手に入れるべき!
Opalカードはシドニー空港の駅窓口の他、主要駅の窓口でも簡単に手に入れる事ができるので、シドニーへ訪れたら先ず手に入れる事をおススメします。
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地図を見るシドニー・フェリーは全部で7路線(2017年現在)。すべてCircular Quay(サーキュラー・キー)を発着し、主にシドニー・ハーバーの対岸にある街との間を結んでいます。沿岸には「タロンガ動物園」や「マンリー・シーライフサンクチュアリ」などシドニー観光には外せないスポットも多く、フェリー・クルーズがてら訪れるのもアリです!
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地図を見るCircular Quayのフェリー乗り場は、鉄道のCircular Quay駅の目の前にあるので、乗継も大変便利!電光掲示板で行き先と出発時刻・番線を確認し、自分が乗りたい番線の改札口へと進みましょう。フェリーのダイヤは、路線にもよりますが凡そ30分から1時間おき。路線によっては最終便が早く設定されている場合もありますので、ホームページの時刻表で予め調べておくと良いと思います。
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地図を見るフェリーには幾つか種類がありますが、その多くは2階建て。船内は広いスペースで居心地も良いですが、景色を楽しみたいなら屋外のデッキが絶対おススメ!デッキの席は人気で、特に2階席は埋まってしまう事も多い為、希望の場合は早めに並んで乗船する様にしましょう。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見るシドニー・フェリーからの眺めは最高!大海原を走る船とは違い、シドニー・フェリーはパラマッタ川から続くシドニー・ハーバーの狭い流域を走る為、沿岸の建物などが間近に見えて見所が沢山です!その中でも、特におススメなのがF1やF2などCircular Quayから東の方へ進む路線。
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地図を見るこの路線は「オペラハウス」の縁に沿って進むコースを辿る為、世界遺産を間近で見る事が出来ます。陸地から見るのとは違った角度から眺められるのもポイント!Circular Quayから乗る場合は、進行方向右側の席を確保しましょう。
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地図を見るまたF4など西の方へ行く路線に乗れば、ハーバーブリッジの下を潜るコースを辿ります。49メートルというシングルアーチ橋としては世界一の全幅を持つハーバーブリッジは、間近で見上げると大迫力!特に複雑な鉄骨が入り組んだ橋の裏側は、フェリーからしか見られない景観です。
気軽にクルーズが楽しめるシドニー・フェリーですが、運賃は片道6ドル前後からと電車やバスに比べると少々割高。
しかしシドニー・フェ−は電車やバスと同じくOpalカードの割引制度に対応している為、日曜日は何度乗っても2.6ドル(2017年現在)が上限となり、それ以上課金される事はありません。たった2.6ドルで楽しめるハーバークルーズ!日曜日はOpalカードを使って、シドニー・フェリーを存分に満喫しちゃいましょう!
世界遺産オペラハウスやハーバーブリッジを違った角度から眺められるフェリーの旅へ、皆さんもぜひ参加してみて下さい!
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この記事を書いたナビゲーター
ShinYah シンヤ
作曲・編曲活動の傍ら、音楽業界に関する独自の見解や、自らの旅行記をブログに綴っています。創作ネタの調達に時々海外へ出かけて行くと、そこには一つの価値観に捉われない多種多様な概念があって、いつも自らの視…
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