こんなところに!?スペインの白い街ロンダでアンダルシア風邸宅ステイ

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こんなところに!?スペインの白い街ロンダでアンダルシア風邸宅ステイ

こんなところに!?スペインの白い街ロンダでアンダルシア風邸宅ステイ

更新日:2017/10/03 00:09

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

眩しく輝く太陽が似合うスペイン南部のアンダルシア地方。断崖絶壁というダイナミックな立地に小さな街ロンダがある。日帰りで帰る場合も多いが、筆者は滞在を勧めたい。類まれな絶景、美しい自然、アンダルシア独特の白い街並み、美味しい料理とロンダの魅力は尽きない。今回はそんなロンダの魅力を余すことなく味わえる素敵な邸宅Jaldin de la Murallaでの滞在をご紹介しよう。

アンダルシアの街ロンダとは

アンダルシアの街ロンダとは

写真:藤井 麻未

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アンダルシア地方はスペイン南部に位置し、かつてキリスト教徒によるレコンキスタ(再征服運動)で追われたアラブ系の民族が最後に留まった地だ。そのおかげでこの地方にはイスラムとカトリックのミックスされた独特のエキゾチックさが残る。

そんなアンダルシアの地に、他に類をみないダイナミックな立地の街がある。ロンダは緩やかな起伏の丘陵地帯に突如現れる切り立った台地上にできた街で、渓谷が街を二分するという独特の景観をもつ。ロンダに滞在すれば、美しい緑の丘陵地帯を見下ろす絶景を望みながら素敵なひとときを過ごすことが出来るだろう。

アンダルシアの街ロンダとは

写真:藤井 麻未

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そして「アンダルシアらしい」といえば白い街並みだ。夏の強い日差しをはね返すべく、こういった地中海性気候の家々は白い壁をしていることが多い。ロンダもそんな白い街のひとつで、石畳の路地、真っ白な家々、軒先に飾られた鮮やかな花々や個性的な店先などどこをとっても絵になる。

滞在すれば小さなロンダの旧市街を隅々まで歩くことができ、隠れ家的なバルや秘密めいた路地裏などお気に入りのスポットを見つけるのも楽しい。実はロンダは闘牛発祥の街でもある。シーズン中は街にある立派な闘牛場で闘牛を鑑賞するのもスペインらしくて良い。

邸宅ステイの魅力

邸宅ステイの魅力

写真:藤井 麻未

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ロンダで滞在するならおススメしたいのが、旧市街にある邸宅ホテルJardin de la Murallaだ。上述したようにアンダルシアはアラブの影響が残る独特の文化が根付いている。それは住居にもいえることで、その昔アラブの山賊王が使っていたというこの邸宅は、アンダルシアに典型的な白い外壁の他エントランスのアーチの装飾、中庭風の吹き抜けになったロビー、真鍮の食器、デコラティブな鏡などアラブ式邸宅にもみられるエキゾチックな特徴が見てとれる。そんな「アンダルシア風」ともいえる素敵な邸宅に、まるで暮らすように滞在できるのがこのJardin de la Murallaなのだ。

邸宅ステイの魅力

写真:藤井 麻未

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石畳の路地を少し入るとそこにあるのは、まさにアンダルシアらしい白い家屋。重厚な扉をノックするとガチャリと中から扉が開く。ホテルのオーナー、ホセさんと愛らしい犬たちのお出迎えだ。

入るとすぐに屋根まで吹き抜けの開放的なロビーが広がり、そこに小さなフロントデスクがある。フロントといってもホセさんが一人座り仕事をするだけのスペースなのだが、大きな古時計やアンティークな置物が良い味わいを出している。奥には庭園へと続く場所に大きなソファーのあるライブラリーがあり、外の緑を眺めながら寛ぐこともできる。

邸宅ステイの魅力

写真:藤井 麻未

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こぢんまりとした邸宅ホテルは部屋数が全部でわずか5室のみ。ホテルというよりもまるでアンダルシアの小さな家にお邪魔したような特別感をおぼえる。アンティークな調度品にはアラビックな骨董品も混じり、なんだか宝探しをしているみたいで楽しい。部屋はどれも小ぎれいにまとめられているが、大きな金の装飾がなされた鏡や古びた木製の床、重厚な扉などにこの邸宅の歴史を感じる。ここで滞在していると、まるで異国の絵本の主人公にでもなった気分を味わえる。

滋味溢れる手作り料理を

滋味溢れる手作り料理を

写真:藤井 麻未

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そしてJardin de la Murallaに滞在する醍醐味のひとつが食事である。もちろん小さな邸宅には豪華なレストランなどはない。しかし、居間にある暖炉の前やロンダの長閑な風景を臨む素敵な庭園にてホセさん手作りの朝食を頂くことができる(朝食は要リクエスト)。

カリッと焼き上げられたバゲットに庭で採れたトマトのピューレをたっぷり塗り、オーガニックなオリーブオイルをかけたもの、またある時は産みたて卵のスクランブルエッグをのせ、シンプルにマヨネーズと塩コショウとをしたトースト。それにハンドドリップの珈琲か紅茶がアラブ風の銀ポットにたっぷりと入って運ばれてくる。いずれもシンプルなメニューだが、地元の食材を使った実に滋味あふれる朝ご飯なのだ。

滋味溢れる手作り料理を

写真:藤井 麻未

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またその日市場で食材が揃えば、ランチかディナーに手作りパエリアを振舞ってくれることも。日によって魚介の時もあればチキンなど肉類の時もある。そんな時はぜひキッチンまでお邪魔して見学してみよう。キッチンにはあらゆる食材や調味料、調理器具が置かれ、眺めていると飽きない。ホセさんのお手伝いをしながら本場のパエリアの作り方を教えてもらえるチャンスだ。

出来上がったパエリアは想像以上に汁気たっぷり。日本で食べるパエリアは水分が少ないが、本場のパエリアはスープが多めなのだという。具材のダシをたっぷり吸った米はわずかに芯の残る絶妙なアルデンテ。ホセさん特製パエリアはタップリのスープと米の相性が抜群で、スプーンを伸ばす手が止まらない。

ロンダの自然と一体化する絶景ガーデン

ロンダの自然と一体化する絶景ガーデン

写真:藤井 麻未

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また、Jardin de la Murallaの「Jardin」というのはスペイン語で庭という意味だ。なるほどホテルの敷地には様々な植物が自慢の庭園がある。高台にある立地上、眼下には遥か彼方までアンダルシアの長閑な丘陵地帯が広がり、まるで庭園と繋がっているかのように感じられる。ホセさんの飼う二匹の犬たちは朝庭園をくまなく偵察するのが日課だ。彼らと一緒に瑞々しい朝の庭園を散歩してみよう。キッチンから漂う朝食の匂いに誘われて、邸宅滞在ならではの幸せなひとときを味わえる。

ロンダの自然と一体化する絶景ガーデン

写真:藤井 麻未

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庭園には様々な植物が自然のままに生えている。オーナーのホセさんは毎朝庭園でホテル内に飾る花を摘んでくる。ホセさんを見つけたら一緒に庭園へ行ってみよう。様々な草花を見せて説明してくれる。風で落ちたザクロや茂みの間に可憐に咲くスミレなど、小さな発見が楽しい。

馬にのるのもひとつの手

馬にのるのもひとつの手

写真:藤井 麻未

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日帰りの場合は少しだけ旧市街を散策しすぐに出発しなければならないが、滞在する場合には実は面白い楽しみ方がある。乗馬だ。上述したように、ロンダは断崖絶壁にできた街。その街を二分する渓谷にかかったヌエボ橋は、実は断崖の下から眺めると更なる迫力を感じることができる。しかし高さ100メートを越える断崖を徒歩で下るのは至難の業。そんな時馬の足が便利なのだ。初心者でも大丈夫。アテンド役が一人先導してくれ、馬は極めて大人しい。ホセさんに頼めばすぐ近くにある馴染みの厩舎を紹介してくれる。

Jaldin de la Murallaの基本情報

アンダルシアらしい白い街ロンダ。そこに佇むエキゾチックな邸宅Jaldin de la Murallaでの滞在はいかがだっただろうか。この地方に多い白い街の中でも、ロンダは断崖絶壁の上というユニークな立地ゆえ景色も素晴らしい。せっかくならばアンダルシアらしい邸宅に暮らすようにステイしてみたい。きっと慌しい日常生活をきれいさっぱり忘れさせてくれるはずだ。

<基本情報>
住所:13 Espiritu Santo Street Ronda 29.400
TEL:+34 952 87 27 64
アクセス:スペイン国鉄RONDA駅からタクシーで5分
※2017年9月現在の情報となります。変更となる場合がありますので公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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