ナミビア初の世界遺産「トゥエイフェルフォンテン」ブッシュマンが残したロックアート

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ナミビア初の世界遺産「トゥエイフェルフォンテン」ブッシュマンが残したロックアート

ナミビア初の世界遺産「トゥエイフェルフォンテン」ブッシュマンが残したロックアート

更新日:2017/11/22 13:35

car minのプロフィール写真 car min ドイツ在住旅行ブロガー

大西洋から内陸に入ったナミビアの中西部に、2千から6千年前に、サン族(ブッシュマン)が描いたロックアートが残る「Twyfelfontein/トゥエイフェルフォンテン」があります。そのロックアートは2000点以上に及び、アフリカ大陸内で最も集中して残っている場所と言われています。そしてこの地域は、当時の生活や信仰を知る貴重な遺跡として、2007年にナミビア初の世界文化遺産に登録されました。

ナミビア初の世界遺産

ナミビア初の世界遺産

写真:car min

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ナミビアの北西部にダマラランドと呼ばれる地域があり、一番近い町、Khorixasから西に約100kmの地点に、ナミビア初の世界遺産「Twyfelfontein/トゥエイフェルフォンテン」があります。ここは、岩場からの湧水でできる泉が、満水であったり、時に枯れてしまったりと不安定だったことから「Twyfelfontein(不確かな泉)」として、初めてこの地にやって来たヨーロッパ人の農夫により、知らされました。

ナミビア初の世界遺産

写真:car min

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駐車場から、簡単な石が両脇に置かれた道を歩いて行くと、ガイドツアーの受付があります。ここでツアー代を支払い、国立公園専属ガイドとともに見学に出発します。少人数だと数グループ一緒に説明を聞くこともあります。

この受付の建物にはトイレもありますが、事前にホテル等で済ませておかれることをお勧めします。また小さな売店もありますが、小銭がなければお釣りが無いこともあるので、飲料は事前に用意して持参されるのがよいでしょう。

自然が作った芸術的な風景

自然が作った芸術的な風景

写真:car min

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見学コースは、所要時間約30分と45分の2コースあり、ロックアート中心に見学したい場合は45分のコースを選んでください。体力のある方は、2コースどちらにも挑戦するのもいいかもしれません。受付の建物を出発し、平坦な道を歩き出すと、周囲に何もない手つかずの自然を見ることができます。

自然が作った芸術的な風景

写真:car min

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ロックアートの岩場に到着するまでにも、自然が作った芸術的な岩を道々に見ることができます。この「トゥエイフェルフォンテン」がある地域はナミビアでも最も暑く、雨量が少ない場所といわれ、夏(雨季)になると40℃越えの日も多くあります。そんな少量の雨と乾いた気候が作る景色は、自然の神秘と言えるかもしれません。

ブッシュマンが残したロックアート

ブッシュマンが残したロックアート

写真:car min

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ロックアートが残っている場所までは、ゴロゴロとした岩を超えて上って行くので、歩きやすくしっかりした靴が必要です。ロックアートが刻まれた岩が上部に位置している場所では、階段が横に設置され、間近に作品を見ることができます。

ブッシュマンが残したロックアート

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専属ガイドがロックアートの背景や、何が描かれているのか、その岩ごとの見どころを説明してくれます。世界に残る多くの壁画は、絵を描くように、岩の上に染料等で色をつけた物ですが、この「トゥエイフェルフォンテン」の壁画は、岩に固い石で彫りつけられた線画として残り、先史時代の生活に関する重要な情報が刻まれています。

ブッシュマンが残したロックアート

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現在までで、この「トゥエイフェルフォンテン」では、2075ものロックアートが発見されていて、いずれも保存状態は良く、モチーフには動物や人間、動物の足跡などのほか、5本指のライオンなど珍しいものもあります。

この乾燥した地帯では見ることができないペンギンや、泉を表現した線画もあり、狩猟採集民族であったサン族(ブッシュマン)が、移動中に発見した水場や動物を伝達するために描いたと言われています。

短いコースにも見どころが!

短いコースにも見どころが!

写真:car min

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30分の短いコースも多くの見どころがあります。「The dancing kudu(踊るクドゥ)」とタイトルが付けられたロックアートは、単に動物の居場所を知らせただけの絵ではなく、芸術的な躍動感のある動物の姿を見ることができます。

また近くの洞窟からは、狩の姿や儀式で踊る人々を赤土で描いた岩絵も残っています。一帯からは新石器時代の石の工芸品、ダチョウの卵や岩で作った装飾品なども発見され、当時を知る貴重な資料となっています。

短いコースにも見どころが!

写真:car min

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丘の上には「Lion’s mouth(ライオンの口)」と呼ばれる、自然の力によりできた奇岩があります。横からみた様子が、まるでライオンが口を大きく開けているように見えることから、「トゥエイフェルフォンテン」での有名な写真スポットとなっています。

暑さ対策を充分に!

ナミビアは、乾季でも昼間の気温が30℃を超える場所が多く、特にこの「トゥエイフェルフォンテン」は暑く乾燥した場所になります。おすすめ訪問時間は朝一番ですが、日中に訪れる予定の方は、水やスポーツ飲料をしっかり持って行ってください。また岩場を歩くので、しっかりした靴も忘れずに用意してください。

<基本情報>
アクセス:KhorixasからC39を73Km、D2612を15Km、D3214を11Km。
見学時間:8:00から17:00(ただし15:30までに受付要)
ガイドツアー料:大人100ナミビドル、子供(8-17才)80ナミビアドル

※2017年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/07/25 訪問

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