白ソーセージ最高!朝から乾杯できちゃうミュンヘン人気ビアホール3選

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白ソーセージ最高!朝から乾杯できちゃうミュンヘン人気ビアホール3選

白ソーセージ最高!朝から乾杯できちゃうミュンヘン人気ビアホール3選

更新日:2017/10/06 10:11

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア

ドイツは世界有数のビール王国。北から南までその土地ならではの特色ある地ビールが約5,000種類あり、その消費量は日本の約2倍、なんと16才から飲酒が可能です。
ドイツ南部バイエルン州の都市ミュンヘンは、朝から極上ビールと名物の白ソーセージがほおばれるビール好きにはたまらない街。長い歴史を持つ醸造所に併設された人気ビアホールで、はしご酒はいかが?

ドイツで一番有名な「ホーフブロイハウス」

ドイツで一番有名な「ホーフブロイハウス」

写真:吉川 なお

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いまや観光スポットとなり、ミュンヘンを訪れた旅行者が一度は立ち寄るといわれるのが、HBのロゴでおなじみの「ホーフブロイハウス」です。日本が戦国時代だった1589年にヴィッテルスバッハ王家のビール醸造所として誕生し、1852年にバイエルン王国の消滅で王室から離れ、バイエルン州による経営となって現在に至ります。第二次世界大戦時、空襲で建物は破壊されましたが、ビールジョッキは地下に置かれて守り抜かれ、その伝統と歴史は今も絶えることなく継承されています。

かつてモーツァルトやオーストリア皇妃エリザベート、ロシアの革命家レーニン、米国大統領ジョン・F・ケネディなど幾多の著名人がここでビールを飲み、1920年2月にヒトラー率いるナチス党の結成集会の場となるなど、その存在感と知名度はドイツ随一。1年中ミュンヘンのビール祭り「オクトーバーフェスト」のような賑やかさで、その雰囲気に圧倒されます。

ドイツで一番有名な「ホーフブロイハウス」

写真:吉川 なお

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3階建ての館内は活気に満ち、朝からジョッキ片手に多くの人が酔いしれます。1階は1300人入れるという巨大なホールで、バイエルン地方の装束、レダーホーゼを着た男性たちが生演奏を奏で、さらに気分を盛り上げてくれます。
鮮やかなペイントを施した天井の下に並ぶ長いテーブルは相席が基本。隣り合った人に「プロースト(Prost)!=乾杯」と声をかければ、ビアホールデビュー成功です!

ドイツで一番有名な「ホーフブロイハウス」

写真:吉川 なお

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上質な麦芽とホップで醸造されるビールは全7種類。一押しは創業時に『バイエルン国王のためのビール』として造られたダークビールのドゥンケル(Hofbrauhaus Dunkel)。ほのかなキャラメル香が特徴で、口当たりもまろやかです。ほどよい苦味がある黄金色のオリジナルビール(Original)も人気で、これらはMass(マース)と呼ばれる1リットルの大ジョッキで出てきます。
バイエルン王国時代、200年もの間王室が独占していたヴァイスビール(Hofbrauhaus Weisse)はフルーティな飲みくちで、細長く下方がくびれた500ミリリットルの専用グラスで提供されます。ラドラー(Radler)はビールにレモネードを混ぜた女性に人気のビールで、これも大ジョッキで供され飲みごたえ充分です。

<基本情報>
住所:Platz 9, 80331 Munchen
電話:+49ー89ー290136100
アクセス:Sバーン1〜4・6〜8、Uバーン3・6号線Marienplatz下車、徒歩約5分
営業時間:9:00〜23:30

白ビールシュナイダーヴァイセの発祥地「ヴァイセス・ブロイハウス」

白ビールシュナイダーヴァイセの発祥地「ヴァイセス・ブロイハウス」

写真:吉川 なお

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マリエン広場から延びるタール通りに建つ「ヴァイセス・ブロイハウス」は、王室のビール職人だったゲオルク・シュナイダー1世が創設した醸造所直営のビアレストランです。1872年、王室醸造所の小麦(白)ビール撤退を機に醸造権を購入して創業し、以来現在の6代目までシュナイダー家が運営しています。

第二次世界大戦の戦禍で醸造所はミュンヘンの北東100キロのケルハイムに移転しましたが、そこで醸造される「シュナイダーヴァイセ」は一族の苗字を冠したオリジナルブランド。創業当時のレシピを代々守り続けています。

白ビールシュナイダーヴァイセの発祥地「ヴァイセス・ブロイハウス」

写真:吉川 なお

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その自慢のビールは全8種類で、そのすべてに樽につなぐ注ぎ口を表すTAP(タップ)という呼称とMein(私の)という名称がつけられています。酵母を濾過していないため、ビール本体が白く濁っているのが特徴です。

人気はTAP7のシュナイダー・ヴァイスオリジナル(SCHNEIDER WEISSE Mein Original)。アルコール度数は5.4%で、琥珀の様なマホガニー色、熟したバナナの風味とナッツの香りがするフルーティなビールで芳醇な後味が残ります。 TAP5のシュナイダー・ヴァイスホッペンヴァイセ(SCHNEIDER WEISSE Mein Hopfenweisse)は輝くような淡黄色でアルコール度数8.2%。ヴァイスビア独特のコクと酸味が感じられ、上部が膨らんだグラスで供されます。

白ビールシュナイダーヴァイセの発祥地「ヴァイセス・ブロイハウス」

写真:吉川 なお

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ビールと一緒にオーダーしたいのは、ミュンヘン名物の白いソーセージ、ヴァイスヴルスト(Weiss Wurst)。子牛肉にパセリやレモン、ナツメグなどの香辛料を混ぜたすり身を白い皮で包みゆでたもので、2本1セットで注文します。傷みやすいため、朝食と昼食の間に食すのが一般的で、1日中出す店も多い中「ヴァイセス・ブロイハウス」は昔ながらの習慣を守り、正午の鐘が鳴る12:00までの限定メニューとなっています。

このソーセージは皮から中身をはがして、バイエルン独特の甘いマスタード(バイエリッシャー・ズーサー・ゼンフ)をつけていただきます。ぷりぷりした食感とあっさりした味が白ビールにとても合い、病みつきになるおいしさです。お土産にこのマスタードも購入でき、日本語メニューもあるので注文も楽々です。

<基本情報>
住所:Tal 7, 80331 Munchen
電話:+49ー89ー2901380
アクセス:Sバーン1〜4・6〜8、Uバーン3・6号線Marienplatz下車、徒歩約3分
営業時間:8:00〜翌0:30

ミュンヘン最古の醸造所直営「ツム・アウグスティナー」

ミュンヘン最古の醸造所直営「ツム・アウグスティナー」

写真:吉川 なお

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カールス門からマリエン広場へ続く歩行者天国のノイハウザー通りにある「ツム・アウグスティナー」は、ミュンヘン最古のアウグスティーナー醸造所の直営ビアホールです。
その前身は1294年に設立されたアウグスティーナー修道院で、中世のドイツでは断食期間中の修道士の栄養分として、また多くの人に施しをするために、ビタミン、ミネラル、タンパク質など多くの栄養素を含むビールが作られていました。アウグスティーナー修道院にも1328年に醸造所が併設され、1803年に修道院財産没収でバイエルン王国の運営となりましたが、1829年にヴァーグナー夫妻に買い取られ、その後息子ヨーゼフ・ヴァーグナー(Joseph Wagner)が事業を引き継ぎました。ビールのラベルやグラスに見られるJ.W.は彼のイニシャルです。

ミュンヘン最古の醸造所直営「ツム・アウグスティナー」

写真:吉川 なお

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醸造所は1885年にランドベルガー通りに移転しましたが、「ツム・アウグスティナー」は第二次大戦で破壊後に現在の姿に再建され、現在に至ります。

ここの特徴は圧倒的に地元の人々が多いことで、どの時間帯に訪れても活気に満ちています。アールヌーボー調の装飾が施された店内や外壁の美しい中庭の回廊席、テラス席など全てに趣があり、クラシカルな雰囲気とローカル感が味わえます。

ミュンヘン最古の醸造所直営「ツム・アウグスティナー」

写真:吉川 なお

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お勧めはアルコール度数5.6%、ホップの浅い苦味の後にくるフローラルな香り、まろやかな口当たりの「イーデルシュトフ(Edelstoff)」。「アウグスティーナーヘレス(Augustiner Helles)」は、アルコール度数5.2%、柑橘系の風味の後にモルトの香りが感じられる地元ミュンヘナーに最も愛されているビールです。豚肉をローストした「シュバイネブラーテン(Schweinebraten)」などバイエルンの伝統的な家庭料理との相性もバッチリです。

<基本情報>
住所:Neuhauserstr. 27, 80331 Munchen
電話:+49ー89ー23183257
アクセス:Sバーン1〜4・6〜8、Uバーン3・6号線Marienplatz下車、徒歩約8分
営業時間:月〜土曜日9:00〜24:00、日曜日10:00〜24:00

ビール純粋令を遵守する優良ビアホール

ドイツにある約1,300ものビール醸造所の約半数がバイエルン州にあり、1516年に制定されたビール純粋令に基き「麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」優良ビールが日々生産されています。白ソーセージや肉料理とともに大ジョッキでビールを飲む。ミュンヘン最大の醍醐味といえる至福の時間です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/11−2016/02/12 訪問

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