写真:しもちん
地図を見るまずは日の出前の市内北部にある岩瀬浜。海と立山連峰が一緒に眺められるスポットです。富山ライトレールの終点「岩瀬浜」から徒歩5分程度で海岸へ出られます。夜明けの移りゆく空の色も素敵ですが、日中も海と空の“青”、雪と砂浜の“白”のコントラストが美しい場所です。
この岩瀬浜と富山駅を結ぶ富山ライトレール(愛称:ポートラム)は、2006年にJR富山港線を第三セクターの路面電車にしたものです。JR時代は日中1時間1本程度の運行本数だったものが、ライトレールになってからは15分に1本の割合で運行され、利便性が向上し利用客も増加。三セク化の成功例として開業当時かなり話題になったものです。
将来的には北陸新幹線開業後、在来線も高架化された後に、高架下をくぐって富山駅南口側へ延伸し、市内中心部を走るセントラムと直通運転が計画されています。
このライトレールなど公共交通機関を利用して市内中心部を回る場合は、“富山まちなか岩瀬フリーきっぷ”が便利です。市内電車とバス(富山駅から270円区間)、富山ライトレールが1日乗り放題で800円。富山駅付近だと南口の観光案内所や富山地鉄乗車券センター、北口のポートラムショップ駅北などで購入可能です。
写真:しもちん
地図を見る富山市のランドマーク的な建物である富山市役所には高さ70メートルの場所に無料で入れる展望台があります。こちらは富山駅南口から徒歩7分程度。市内電車の場合は「桜橋」や「県庁前」からも5〜6分の場所です。
市役所のアトリウム内にある3台のエレベーターの内1台が展望台まで登れるようになっています。展望台では360度の大パノラマが広がり、東側に美しい立山連峰をのぞむことができます。市役所内の施設ですが、冬期(11月〜3月)は18時まで、それ以外(4月〜10月)は21時まで入場可能なので、日中だけでなく夕暮れや夜景まで楽しむことが出来ます(朝は平日9時〜、土日祝は10時〜)。
写真:しもちん
地図を見る国道41号線の安養寺バス停付近にある「ますのすしミュージアム」前の国道沿いから。
富山空港への入口よりも少し南へ進んだ付近です。道路の東側が開けているので、田園風景の奥にそびえる雄大な立山連峰を仰ぎ見ることが出来ます。
「ますのすしミュージアム」は、駅弁で有名な源(みなもと)の施設。当初は団体客利用中心に考えられていたようですが、現在では個人客でもお土産の購入の他、ますのすしの作成風景を見学したり、ランチタイムはレストランで“ますのすし御膳”など食事利用も出来るようになっています。
なお、ここまでの移動はバス移動になるのですが“富山まちなか岩瀬フリーきっぷ”では途中の掛尾バス停までしか乗れないので、超過分の料金精算が必要です。
写真:しもちん
地図を見る富山駅北口から徒歩10分程度の場所にある富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)の天門橋から。
ここは公園内にスターバックスコーヒーが出店している珍しい場所で、市民の憩いの場になっています。運河の両岸を繋ぐ天門橋は、両サイドが展望塔として登れるようになっている他、夜になれば季節毎に色を変えた美しいライトアップで楽しませてくれます。
写真:しもちん
地図を見るそして富山市街地と立山連峰を共に望むベストスポットといえば、市内西部にある呉羽山(くれはやま)公園展望台。バス路線もありますが、市内電車の終点「大学前」からも徒歩20〜30分程度で行くことが出来ます。
立山連峰を指差している銅像は、立山開祖伝説となっている佐伯有頼の少年像です。有頼は富山を代表する観光地「立山黒部アルペンルート」の売店イメージキャラクター“ありより君”としても活躍しています(伝説の内容も“ありより君”のホームページ内に記載あり)。
アルペンルートを訪れる観光客の多くは富山市内を通過してしまいますが、是非とも市内に滞在して呉羽山公園からの素晴らしい眺望も楽しんで欲しいものです。
正直なところ北陸地方の冬は曇りや雪の日が多く、市内から立山連峰が眺められる日数も少なくなっています。しかし、雨や雪が降った後の方が空気が澄み、美しい山々が姿を現しますので、たとえ訪れた日の天候がイマイチでも、雲の間から山々が見えてきた!と思ったら上記のスポットへ移動して、是非とも美しい立山連峰の眺めを楽しんでください。
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(2024/10/15更新)
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