アメリカ国内全12都市の観光パスを展開しているブランド「CityPASS®」。どれをとってもお得なことには変わりませんが、中でもシカゴのシティパスは目を見張る程! 主要観光スポット5箇所をまわることができ、なんと正規の価格でチケットを購入した際のトータル金額よりも、53%(約113ドル)も割引になるんです。
大人は$99.75、子供は$84.75で、観光パスの対象スポットは以下の通り。
□シェッド水族館(Shedd Aquarium)
□ウィリス・タワー / スカイデッキ(Willis Tower / Skydeck Chicago)
□フィールド自然博物館(The Field Museum)
□科学産業博物館(Museum of Science and Industry)OR ジョン・ハンコック・センター / 360 CHICAGO(John Hancock Center / 360 CHICAGO)
□アドラー・プラネタリウム(Adler Planetarium)OR シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)
どれもガイドブックに大きく掲載されているようなシカゴの主要観光スポットで、下から2つのスポットは、どちらか好きな方を選択する形になっています。
ちなみに、ジョン・ハンコック・センターとシカゴ美術館を選択した場合の正規価格はというと、$215.9。……ね、お得でしょう?
写真:トラベルjp 編集部
地図を見るそれでは、このシティパスを使って訪れることができる施設を紹介していきましょう。
まずはトリップアドバイザーのシカゴ観光スポットランキングでも1位に輝く、「シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)」。
ダウンタウンに位置し、都市公園であるミレニアムパークのすぐお隣にあるのでアクセスしやすいのもポイント。入り口にある二体の大きなライオン像が目印です。
大人気の美術館なので、チケット売り場はいつも長蛇の列。しかしシティパスならFAST PASSの入り口から入ることができるので、その分見学に時間を回すことができます。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見るシカゴ美術館の最大の目玉はというと、ジョルジュ・スーラの『グランド・ジャット島の日曜日の午後』でしょう。絵画にあまり興味のない方でも、カレンダーやポスターなどで一度は目にしたことがあるはず。その他にも、エル・グレコの『聖母被昇天』や(2017年10月現在は、修復のために展示されていませんでしたが……)、印象派の巨匠クロード・モネの『積みわら』など、名画の宝庫!
ルネッサンス期の西洋絵画をはじめ、ギリシャ彫刻や東アジアの美術品や調度品など幅広い作品が展示されています。中でも印象派の絵画が多く、その所蔵品数はフランス国外最大級だとか。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見るそしてもう一つ特筆しておきたいのが、このシカゴ美術館では前述のような作品だけでなく、アンディー・ウォーホルなどの現代美術も併せて見ることができるという点。ルネッサンス美術と印象派、そして現代美術までもを一度に堪能できちゃうなんて、美術ファンにとっては垂涎モノですね。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見るミシガン湖岸、Lake Shore Drive沿いのミュージアム・キャンパスという公園地区内に位置する「フィールド自然博物館(The Field Museum)」。
こちらもVIP ENTRYの優先入場付きです。且つAll-Access Passなので、有料特別展も無料で見学できる他、シアターで3Dムービーを見ることもできます。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見る広々としたエントラスに佇む、このティラノサウルスの骨格標本がこの博物館の名物。発掘者の愛称にちなみ、「SUE(スー)」という名前で親しまれているこの標本は、これまでに発掘された中でも最も大きく保存状態がよいという代物。
恐竜の標本の他、この博物館の展示は主に人類学、動物学、植物学、地質学の4つの部門に分かれて、さまざまなものが展示されています。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見る「子どもがいるから、博物館や美術館は飽きちゃうし……」というご家族も案ずることなかれ! この博物館では展示の方法も工夫されていて、ゾーンによっては、まるで某テーマパークのアトラクションと見まごう程の作り込みっぷり。最新テクノロジーを使用した体験型の展示などもあり、老若男女が楽しみながら学べる博物館となっています。
子ども達の長期休暇を利用してシカゴを訪れ、その際にさくっと自由研究を済ませることもできちゃうかも!?
写真:トラベルjp 編集部
地図を見る同じくミュージアム・キャンパスの一画に位置する「シェッド水族館(Shedd Aquarium)」。世界最大級の屋内型水族館で、その入場者数はなんと前項のフィールド自然博物館をしのぐ程……! 5つの常設展示を巡れば、アマゾン川や熱帯雨林、カリブのサンゴ礁など、世界のありとあらゆる海や川の生体を網羅できちゃいます。
そんな大満足の水族館も、シティパスならVIP ENTRY。有料の特別展やイルカのショーなど、通常の入場券にはない特典が多々なのも嬉しいポイント。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見るこちらも同じくミュージアム・キャンパス内に位置する「アドラー・プラネタリウム(Adler Planetarium)」は、西半球初の且つ現存する最古のプラネタリウム兼天文博物館。
一番の見どころであるプラネタリウム「スカイシアター(Sky Theater)」の他、完全デジタル式投影機を用いたさまざまなプログラムの上映など、バーチャルな世界を通して、宇宙の物語を垣間見ることができます。
こちらもVIP ENTRYですが、シティパスは「アドラー・プラネタリウム」または「シカゴ美術館」のどちらか一方でしか使用できないためご注意を。
提供元:Adam Alexander Photography
https://www.choosechicago.com/もう一つこのシティパスで訪れることができる博物館が、ハイドパーク地区に位置する、全米屈指の博物館と呼び声高い「科学産業博物館(Museum of Science and Industry)」。シティパスなら、特別展と有料アトラクション1つが体験できます。
多種多様な展示物で見る人を飽きさせない博物館ですが、その中でも目玉であり、同館最大の展示物がナチス・ドイツ軍の潜水艦Uボート。その他、実物の人体の輪切り(!?)など、度肝を抜かれるような展示物が多数展示されています。
尚こちらも、後述するジョン・ハンコック・センター の「360 CHICAGO」と選択式なのでご注意ください。
忘れちゃいけないシカゴの代名詞的存在が、見渡す限りの摩天楼の群れ。高層ビルの上階から見下ろす街並みのこの人工的な美しさは、シカゴならではのものでしょう。
そんなたくさんの高層ビル軍の中にも、シティパスで訪れることができる観光スポットがあります。
写真:トラベルjp 編集部
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提供元:Skydeck Chicago
https://www.choosechicago.com/この「ウィリス・タワー(Willis Tower)」は、なんと言っても地上412メートルのビルの壁面に設置された、ガラスケースのような「スカイデッキ(Sky Deck)」が有名。
まるで摩天楼の上空に浮いているかのような感覚が味わえるこのスカイデッキを体験しようと、平日でもかなりの人が列を成しています。しかし、このシティパスはファストパスの役割も兼ねているため、そんな長蛇の列を横目にスイスイ……!
大丈夫だと分かっていても、ガラスの上に一歩を踏み出すのはやはり勇気がいるものですが、シカゴの思い出に是非味わってみてください。
提供元:Nishchint Raina
https://www.flickr.com/photos/nishchintraina/シティパスを利用して訪れることができるスポットの最後の一つは、「ジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center)」の展望スペース「360 CHICAGO」。優先入場の特典付きで、こちらは前述の科学産業博物館とどちらかを選択する形になります。
ミシガン湖とアーティスティックな建築物が織りなす絶景は、さながら芸術品。ウィリス・タワーより100メートル程低い位置にあるものの、夜景はこちらに軍配が上がると評価する人も多々。2014年にできた窓が地上に向かって傾いて設置されているアトラクション「TILT」も、大人気の観光スポットです。
ご覧の通り、シティパスで訪れることができるスポットは、どれもシカゴを代表する観光名所であり、見どころたっぷり! これだけ見どころがあったんじゃ、シティパスを使っても見学しきれないのでは?と思いがちですが、有効期限も9日間とたっぷりあるので心配ご無用! 焦らず自分の旅程にあわせて、シティパスを使ってみてください。
また上述のスポットの入場パスだけでなく、いくつかクーポン券や、選択式の4つの施設のうち、選択しなかった一方の施設の割引もついていたりと、これでもかという程お得!
シティパスの購入は、下記の関連MEMOにある公式サイトから可能です。
いくつか各都市の観光パスを利用してきた筆者ですが、正直全て上手く使いこなせたかというとなんとも言えないところ……。しかしこのCHICAGO CityPASS®は、シカゴの行くべきところがぎゅっと濃縮されていて、それでいて使いやすく(分かりやすく)お得度も満点! シカゴを訪れる際は、是非このシティパスを利用してかしこく観光してみてくださいね。
取材・文・写真/ホリタナツミ
【取材協力:Choose Chicago】
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