歴史好きにはたまらない!中国・悠久の都「西安」

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歴史好きにはたまらない!中国・悠久の都「西安」

歴史好きにはたまらない!中国・悠久の都「西安」

更新日:2018/08/14 09:03

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー

紀元前11世紀以降、約二千年に渡り数々の王朝の都として栄えた中国の古都「西安」。かつては「長安」と呼ばれ、シルクロードの起点でもあった西安には、シルクロードの名残を感じさせるイスラム教徒の街「回民街」、明代の城壁や楼、三蔵法師ゆかりの「大雁塔」、紀元前の遺跡「兵馬俑」など、歴史的そして文化的な見所が一杯です。今回は、悠久の都「西安」の魅力をご紹介します。

城壁の上に登ってみよう!

城壁の上に登ってみよう!

写真:高田 真美

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西安の町の中心部は、明の時代(14世紀)に作られた立派な城壁に囲まれています。城壁の東西南北に門があり、その4箇所から、城壁の上へ登ることができるようになっています。

城壁の上に登ってみよう!

写真:高田 真美

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城壁の上は、広い道路のようになっており、その規模の大きさに驚かされます。城壁は一周約14キロ。自転車を借りて城壁の上を一周することもできますよ!

城壁の上に登ってみよう!

写真:高田 真美

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西安の町の中心部は、大部分が近代的な町となっているのですが、古い町並みも点在しています。上の写真は、城壁の永寧門(南門)の近くにある「書院門通り」。筆や紙、硯、墨などを扱う店が並ぶ、昔ながらの趣ある街並みが残っています。

<基本情報>
西安城壁 永寧門 (南門)
アクセス:地下鉄2号線「永寧門」下車

町の中心に聳え立つ「鐘楼」と「鼓楼」

町の中心に聳え立つ「鐘楼」と「鼓楼」

写真:高田 真美

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西安の町の中心部のランドマークとなっているのが、14世紀に建てられた鐘楼です。高さ36メートルの鐘楼は、周囲の近代的なビルに引けを取らないほど壮大な木造建築。内部には、唐の時代の鐘が納められており、城壁の4つの門から伸びる大通りが交わる交差点のど真ん中に建っているので、鐘楼へは地下道から入場するようになっています。

町の中心に聳え立つ「鐘楼」と「鼓楼」

写真:高田 真美

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鐘楼から500メートルほど離れた場所には、たくさんの太鼓が収められた鼓楼が建っています。こちらも、鐘楼と同様、14世紀に建てられたもの。当時の中国では、鐘楼と鼓楼が対になって、朝には鐘楼の鐘が時を知らせ、夕暮れ時には太鼓が時を知らせていました。

町の中心に聳え立つ「鐘楼」と「鼓楼」

写真:高田 真美

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現在では、鐘楼と鼓楼は、博物館として内部を見学できるようになっています。1日に数回、中国の伝統音楽の演奏も行われるので、その時間に合わせて入場することをおすすめします。

<基本情報>
西安市鐘鼓楼博物館
アクセス:地下鉄2号線「鐘楼」下車

散策が楽しい回民街

散策が楽しい回民街

写真:高田 真美

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西安は、中国と西方を繋ぐシルクロードの起点となっていた町です。そのため、シルクロードを通じてやってきたイスラム教徒の子孫たちが、西安には今でも数多く暮らしています。そんなシルクロードの名残を実感できるのが、鼓楼の北に広がる回民街です。近代的に発展した西安の中心部にありながら、回民街の一帯には、昔ながらの風情溢れる情景が広がっており、散策が非常に楽しいエリアです。

散策が楽しい回民街

写真:高田 真美

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回民街には、食べ物のお店や屋台がずらりと軒を連ねています。イスラム圏でお馴染みの羊肉を焼いたものやフラットブレッドなどを売るお店も並んでいますが、興味深いのが、羊肉を使った餃子やヌードルなど、中国文化とイスラム文化が融合した食べ物も数多く見られるところです。人気のお店には、お客さんが長蛇の列をなしているので、一目瞭然。西安ならではの、ストリートフードを試してみてはいかが?

散策が楽しい回民街

写真:高田 真美

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回民街の一角には、「西安清真大寺」と呼ばれるモスクがあります。8世紀に建造されたこのモスクは、中国の建築様式で建てられているため、一般的なモスクに見られるドーム天井やミナレットは見当たりません。一見仏教のお寺のように見えますが、よく見ると、通路がアーチ型になっていたり、アラビア語の彫刻が刻まれていたりと、ここでも中国文化とイスラム文化の融合を見ることができます。

モスクの敷地内は、回民街の喧騒がまるで嘘のような静寂が広がっています。モスクの敷地内への入場は有料ですが、庭も大変美しいので、ぜひ入場して見学されることをお勧めします。

<基本情報>
西安清真大寺
住所:陝西省西安市蓮湖区化覚巷30号
アクセス:地下鉄2号線「鐘楼」下車

三蔵法師ゆかりの大雁塔

三蔵法師ゆかりの大雁塔

写真:高田 真美

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城壁に囲まれた西安の中心部から5キロほど南には、「大雁塔」という唐の時代に建造された煉瓦造りの美しい塔が建っています。「大雁塔」は、玄奘(三蔵法師)がインドから持ち帰った経典を保存するために建てられたものです。

三蔵法師ゆかりの大雁塔

写真:高田 真美

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大雁塔は、大慈恩寺という仏教寺院の敷地内にあり、塔の最上階まで登ることもできます。大雁塔の上からは、かつての長安の都を彷彿させる、碁盤の目状に美しく区画整備された西安の街並みを一望することができます。この周辺は、街路樹も多く、非常に美しい街並みが広がっています。

三蔵法師ゆかりの大雁塔

写真:高田 真美

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大雁塔は、夜間になると美しくライトアップされます。大雁塔の北にある広場では、夜間になるとライトショーや噴水ショーなども行われます。西安の中心部からは地下鉄で簡単にアクセスできますので、是非訪れてみてくださいね。

<基本情報>
大慈恩寺(大雁塔)
住所:西安市慈恩路1号
アクセス:地下鉄3号線「大雁塔北」下車

二千年の眠りから覚めた兵馬俑

二千年の眠りから覚めた兵馬俑

写真:高田 真美

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西安を訪れたら、外せないのが、世界遺産にもなっている「兵馬俑」です。1974年に発見された兵馬俑は、粘土を焼いて作られた実物大の兵士や馬が並ぶ古代遺跡です。これらの人形は、紀元前に、秦の始皇帝の墓の副葬品として埋葬されたもの。大量の人形が見渡す限り並ぶ様子は圧巻です。

二千年の眠りから覚めた兵馬俑

写真:高田 真美

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現在までに発掘された8000体以上の兵馬俑は、どれひとつとして同じ顔をしたものがありません。実際に間近で兵馬俑を見てみると、その表情の豊かさや、鎧や装飾の細かさに驚かされます。二千年の眠りから覚めた兵士たちの今にも動き出しそうな姿にはロマンを感じますね。

二千年の眠りから覚めた兵馬俑

写真:高田 真美

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兵馬俑は、西安の町からは30キロほど離れた場所にあります。兵馬俑を訪れる現地ツアーもたくさんありますが、お勧めは、公共バスを使って行く方法。西安駅前のバスターミナルから出ている「遊5(306)」というバスに乗って約1時間。バスの終点が兵馬俑です。

<基本情報>
兵馬俑
住所:陝西省西安市臨潼区
アクセス:西安駅前バスターミナルからバス遊5(306)で約1時間

最後に

人口870万人を超える大都市となった現在の西安には、近代的なホテルや地下鉄といった設備もきちんと整っており、滞在・観光しやすい町となっています。

2017年9月現在、成田からは、西安行きの直行便も就航しており、わずか5時間のフライトで西安に行くことができます。中国悠久の歴史を体感しに、西安へ出かけてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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