北八ヶ岳ロープウェイに乗ってお手軽高原散策「坪庭ウォーキング」

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北八ヶ岳ロープウェイに乗ってお手軽高原散策「坪庭ウォーキング」

北八ヶ岳ロープウェイに乗ってお手軽高原散策「坪庭ウォーキング」

更新日:2017/10/05 12:40

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師

高原の散策と聞くと、そこにたどり着くまでに時間が掛かりそうとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、北八ヶ岳ロープウェイは長野県の八ヶ岳山麓、諏訪湖からも程近い所にあります。
ロープウェイからは何と日本の三大アルプス全てが見渡せ、絶景堪能の空中散歩を楽しんだ後には、スニーカーでも手軽に高原散策ができる坪庭が広がり、雄大な自然が味わえます。
今回はそんな北八ヶ岳ロープウェイと坪庭をご紹介致します。

三大アルプスが眺められる北八ヶ岳ロープウエイ

三大アルプスが眺められる北八ヶ岳ロープウエイ

写真:大竹 進

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北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅は標高1771mの所にあり、スイスの山岳リゾートを思わせる洒落た建物で、高原にやって来たなと感じさせてくれます。以前は日本ピラタス横岳ロープウェイという名前でしたが、2012年から現在の名称になりました。ここから標高2237mの山頂駅までの絶景空中散歩が始まります。

三大アルプスが眺められる北八ヶ岳ロープウエイ

写真:大竹 進

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ロープウェイが出発すると山麓駅はどんどん遠ざかって行き、車窓からは後方に南アルプス、そして右手に中央アルプス、更には北アルプスと、日本の三大アルプスの全てが眺められる素晴らしい空中散歩をお楽しみ頂けます。

三大アルプスが眺められる北八ヶ岳ロープウエイ

写真:大竹 進

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北八ヶ岳ロープウェイは100人乗りの大型ロープウェイで、山麓駅から山頂駅までの高低差466mを7分で登り、赤と緑の2台のゴンドラが中間地点ですれ違いますが、そのスピードの速さにちょっと驚かされます。

蓼科山や八ヶ岳も間近に!

蓼科山や八ヶ岳も間近に!

写真:大竹 進

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この付近一帯は八ヶ岳中信高原国定公園に含まれるエリアですが、ロープウェイから山頂駅へ登って行くと、左手には緑の森の向こうに日本百名山の一つに選ばれ、八ヶ岳連峰の北端に位置する蓼科山(2531m)が綺麗に見えます。その姿は蓼科高原を代表する山に相応しく青空に聳えています。

蓼科山や八ヶ岳も間近に!

写真:大竹 進

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ロープウェイの高度が上がって来ると、後方には蓼科高原の観光スポットの一つである蓼科湖が見えて来ます。周囲約1km、湖面の標高1250mの可愛らしい湖です。

蓼科山や八ヶ岳も間近に!

写真:大竹 進

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ロープウェイ右手には富士山に蹴り飛ばされて八つの峰になったと言われ、やはり日本百名山の一つに挙げられる八ヶ岳(最高峰赤岳2899m)が、その名前の通り多くの峰々を連ねています。

標高2237mの高原の自然園、坪庭

標高2237mの高原の自然園、坪庭

写真:大竹 進

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山麓駅から7分の空中散歩を終えて、標高2237mの山頂駅に到着すると、そこには1年を通じて40〜50種類の高山植物が群生している高原の自然園、坪庭が広がっています。

標高2237mの高原の自然園、坪庭

写真:大竹 進

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坪庭は一周約1000mの探勝路があり、所要時間約30〜40分の手頃な広さで道も整備されているため、スニーカーで充分歩いて回ることができます。園内には展望台も兼ねた休憩所が3カ所ありますから、それらの休憩所でのんびりと雄大な景色を眺めるのも良いですね。

標高2237mの高原の自然園、坪庭

写真:大竹 進

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坪庭の探勝路を歩き始めると、少し脇道を入った所に横岳神社があります。御祭神は大三島宮大山祇命(おおやまつみのみこと) と 諏訪大社権御名方命(たけみなかたのみこと)で、四隅に可愛らしい御柱(おんばしら)が建てられていますが、諏訪地域で開かれる御柱祭りでは、もっとも標高が高いところに建てられている御柱です。
ここから北横岳などに登山する方は、登山の安全祈願をして行くと安心ですね。

坪庭探勝路散策

坪庭探勝路散策

写真:大竹 進

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坪庭の探勝路は平地はたっぷり幅のある木道になっていて、とても歩き易くなっています。順路に従って数分進むと少し急な階段が現れますが、それ程長くはありませんのでゆっくり登って行きましょう。

坪庭探勝路散策

写真:大竹 進

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階段を登り終えた第一休憩所付近からは、今通って来た坪庭の探勝路、そして北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅、更に南アルプスの山々が遠望できる絶景が楽しめます。高原の爽やかな空気を思い切り吸い込んで、たっぷりリフレッシュしましょう。

坪庭探勝路散策

写真:大竹 進

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坪庭は八ヶ岳の噴火による溶岩でできた場所なので、園内には写真の様な溶岩がゴロゴロしています。何かの動物に似ていたり、面白い形の溶岩の向こうには北横岳(2480m)が望めます。
北横岳山頂まではここから約60分ですが、登山装備が必要ですのでご注意下さい。しかし登山道は急な個所はあるものの、整備されていますから、足元は普通のトレッキングシューズで問題なく登れます。

坪庭で見られる高山植物

坪庭で見られる高山植物

写真:大竹 進

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坪庭は標高2200mを超える高原にあるので、多くの高山植物も目にすることができます。
写真はコイワカガミですが、漢字で書くと「小岩鏡」。葉が茶色で光沢があり古代の銅鏡から来ているそうで、花言葉は「忠実」。清楚な姿は花言葉の通りですね。

坪庭で見られる高山植物

写真:大竹 進

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紫色が美しいヤマホタルブクロ。漢字で書くと「山蛍袋」という情緒のある名前です。この花に蛍が入ってほのかな光を灯す様子を思い浮かべるだけでとてもロマンチックですね。花言葉は「激しい束縛」ですが、確かにこの中に入ったら中々出るのは難しそうです。

坪庭で見られる高山植物

写真:大竹 進

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5枚の黄色の花弁が鮮やかなキンロバイ。漢字で書くと「金露梅」です。花が黄色で梅の花のようである事から名付けられましたが、絶滅の危険が増大している絶滅危惧U類 (VU)に指定されています。花言葉は「短い恋」。絶滅の危機を察知していたかのようで不思議です。

日本には全国各地にロープウェイがありますが、標高2000mを超える高原まで行けるロープウェイはほんのわずかです。その数少ない高原へ皆さんを運んでくれるのが北八ヶ岳ロープウェイ。しかもロープウェイからは三大アルプス全てが眺められるとあれば、乗らない手は無いですね。
ロープウェイに乗って標高2237mの山頂駅へ到着すると、そこには広さ10万坪の坪庭が広がっています。坪庭には散策するのに丁度良い一周30〜40分の探勝路が整備されていて、園内には40〜50種類の高山植物が群生し、一年を通じて楽しめます。
大パノラマが楽しめるロープウェイと、高山植物に触れられる坪庭に、あなたも訪れてみませんか。

北八ヶ岳ロープウェイ 基本情報

住  所:〒391-0301 長野県茅野市北山4035-2541
電話番号:0266-67-2009
アクセス:
(車利用)中央自動車道諏訪ICからビーナスライン50分
(JR利用)中央線茅野駅下車、路線バス60分
運転時間:
始発8:00〜9:00/終発16:00〜17:00
※シーズン・曜日によって運行時間が変わります。
運転20分間隔(混雑時10分間隔)
往復運賃:おとな1900円、こども950円

2017年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/31−2017/09/02 訪問

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