写真:浅井 みら野
地図を見るクリスマスマーケットの開催時期はクリスマス(12/25)の4週間前の日曜日から。ローストチキンなどの鶏料理や真っ赤なイチゴのショートケーキを食べる日本風クリスマスと比べ、チェコ風クリスマスは料理から異なります。
チェコでは恋人同士より家族と一緒に過ごす人が多く、クリスマス・イブ(12/24)に家族が集まり、鯉のフライやそれぞれの家庭でオリジナルレシピがあるポテトサラダなど特別なディナーを食べます。一年に一回の特別な日のため、時間と手間のかかる料理が多いのだとか。
写真:浅井 みら野
地図を見るなかでも珍しいのが、デザートに用意される盛りだくさんなクッキーの山。ケーキではなくクッキーをつまみながら話に花を咲かせるのがチェコ流。
チョコチップクッキーや、シンプルなシュガークッキー、砂糖でコーティングされたものに、雪だるまやクリスマスツリーのかたちをしたものなど、家庭によっては20種類以上のクッキーが用意されます。そのためクリスマスマーケットにもクッキーのお店が並びます。
写真:浅井 みら野
地図を見る見た目やかたちが異なるクッキーは、旅行者のちょっとしたおやつにもなりますね。
写真:浅井 みら野
地図を見る市場に必ず売られているのが“トゥルデニーク(Trdelnik)”とよばれるパン。通年食べられるチェコで人気の伝統的なパンですが、クリスマスマーケットの時期が一番美味しい季節。目の前でパンが焼かれ、小麦粉の香ばしさとシナモンの甘い香りに思わず気持ちもほころびます。
生地自体が甘いため、シンプルにそのまま食べるのもおすすめですが、お店によっては筒状の空洞部分にチョコレートや生クリームを塗って販売してるところも。カリカリになったパンの食感がクセになります。
写真:浅井 みら野
地図を見る海外から訪れた人だけでなく、チェコの子供達のおやつとしても人気なトゥルデニーク。出来たては湯気があがるほどアツアツなんですよ。
写真:浅井 みら野
地図を見るトゥルデニークが食べたい時は、うずまき状に巻かれたパンの看板が目印。結構な大きさでお店の正面に掲げられてます。
写真:浅井 みら野
地図を見る冬のチェコは氷点下の日が多く、寒さが体に凍みるほど。そんな冷えた体を温めてくれるのがハチミツで作られたお酒“メドヴィナ(Medovina)。”ホットワイン(スヴァジャーク/Svarak)と同じく温めて売られ、クリスマスを代表するチェコの飲み物です。
ひとくち飲むごとにハチミツの甘さが硬くなった体をほぐしていきます。味のバリエーションもシナモンやアーモンドなど数種類ありますので、飲み比べてみるのもいかがでしょうか。
写真:浅井 みら野
地図を見るハチミツに関連して、チェコのクリスマスマーケットではハチミツで作られたキャンドルも販売されています。クリスマスツリーのかわいい形や動物の形をしたものなど。火を灯せば、優しいハチミツの香りが楽しめ、おみやげにおすすめです。
写真:浅井 みら野
地図を見る黄金色に輝くベルもクリスマスを象徴するアイテムですよね。チェコやスロヴェニア周辺の原料で作られたベルは、持ち運びしやすい手のひらサイズなどサイズもさまざま。小さなものにも表面と取っ手には細かな装飾が施されていて、鳴らすと高音の繊細な音が響き渡ります。
写真:浅井 みら野
地図を見るなかにはベル全体がクリスマスツリーのようなものも。たくさんの異なるデザインがありますので、購入される際は一個ずつデザインと音を確認してくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見るクリスマスのオーナメントも日本に比べ、たくさんの種類を見ることができますよ。ツリーがない場合でも、壁に飾ったり吊るしたりするだけで、ぐっとクリスマス感が感じられるお部屋になります。
写真:浅井 みら野
地図を見るお店によっては魚など珍しいものや、かわいいネコやイヌなどが売られています。ユニークさを求める人におすすめです。
寒く暗いチェコの冬ですが、きらびやかなクリスマスマーケットにいると、その冬さえも引き立て役にしてしまうほどの幸せで楽しい雰囲気が感じられます。場所によってはライブミュージックが流れ、会場との一体感も心地よいです。これも現地で感じて頂きたい体験のひとつ。ぜひ訪れた際は、チェコの人たちと混ざりながら、冬の風物詩をお楽しみくださいね。
2017年10月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。
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(2025/2/13更新)
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