鳥取・中海「米子水鳥公園」は西日本最大のコハクチョウの越冬地

鳥取・中海「米子水鳥公園」は西日本最大のコハクチョウの越冬地

更新日:2017/10/05 13:16

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
鳥取県と島根県にまたがる日本で5番目に大きい湖である「中海」は、西日本最大のコハクチョウの越冬地です。中海のコハクチョウたちは毎年11月になると、遥かシベリアから越冬のため渡ってきて、その数約1000羽以上にもなります。そのコハクチョウたちを身近に観察できるのが「米子水鳥公園」です。冬の使者「コハクチョウ」のバードウォッチングに米子水鳥公園に行ってみませんか?

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

冬の使者「コハクチョウ」とは

冬の使者「コハクチョウ」とは

写真:モノホシ ダン

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「米子水鳥公園」は鳥取県米子市にある「中海」に面した野鳥の楽園です。ここで観察される野鳥の数は毎年約1万羽で、西日本屈指のバードウォッチングの聖地となっています。約4000kmの彼方、遥かシベリアから越冬のために飛来するコハクチョウは約1000羽以上で、毎年11月初旬から翌年3月までその優雅な舞を楽しむことができます。

コハクチョウたちは昼行性のため、朝がやってくるとエサを求めて島根県の安来市付近の水田に移動し、夕方まで帰ってきません。そのため水鳥公園でコハクチョウを観察できるのは早朝か、もしくは夕方の時間帯となります。おすすめの観察時間帯は鳥取県最高峰の大山(1729m)が茜色に染まる早朝です。朝日が大山の向こう側から、あらゆるものを真っ赤に染めて昇ってくる光景は荘厳ですらあります。

冬の使者「コハクチョウ」とは

写真:モノホシ ダン

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日本で見られるハクチョウには、オオハクチョウとコハクチョウの2種類がいます。米子水鳥公園で見られるハクチョウはほとんどがコハクチョウです。コハクチョウの体長は約120cm、翼を広げると約190cmにもなります。寿命は約10年といわれています。

オオハクチョウとのもっとも簡単な見分け方は身体の大きさの違いではなく、クチバシの黒い部分の大きさの比較です。両方ともクチバシの先端部が黒く、目元の部分は黄色ですが、コハクチョウのほうが黄色い部分が小さく黒い部分が大きいという特徴があります。

冬の使者「コハクチョウ」とは

写真:モノホシ ダン

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コハクチョウは一夫一妻制で、普段は北極圏のツンドラ地帯に住んでいてそこを繁殖地としています。コハクチョウの雛は生後約3ケ月ほどで飛行できるようになります。彼らは「ファミリー」を作って行動し、越冬地へとやってきます。シベリアから日本までは、約4000kmの距離を途中で休憩を重ねながら約2週間かけて飛んできます。写真の色の黒い個体はコハクチョウの幼鳥です。

迫力満点の発進シーンを楽しもう

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写真:モノホシ ダン

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コハクチョウたちは夜が明けると、安来市の水田にエサを求めて飛ぶ準備を始めます。飛び立つときには、ファミリーごとに「飛ぼう!飛ぼう!」というように鳴き声を上げたり、翼を広げたりするパフォーマンスをすることがあります。飛び立つシーンを撮影したい方はカメラを構えて準備しましょう。

迫力満点の発進シーンを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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コハクチョウが飛び立つときには、翼を広げて水面上を約10mほど全力疾走します。水しぶきを上げてダイナミックに水面を蹴る様子は壮観です。

迫力満点の発進シーンを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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水面から飛び立つときには、傍観するほかのコハクチョウたちに水が掛っても一切お構いなし。中には踏みつけられないように首をすくめて間一髪かわすコハクチョウもいて、ドキドキの発進シーンを楽しめます。

コハクチョウの優雅な舞も楽しもう

コハクチョウの優雅な舞も楽しもう

写真:モノホシ ダン

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水鳥公園では朝焼けの大山をバックに飛翔するシーンも楽しめます。写真はウォーミングアップのフライトを終えて、湖に着水体制に入ったコハクチョウたちです。

コハクチョウの優雅な舞も楽しもう

写真:モノホシ ダン

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コハクチョウの着水は、まるで天使が舞い降りてきたような優雅さを感じさせます。その光景を目撃すると誰でも「鳥になりたい」と思うのではないでしょうか?クルクルと旋回しながら降下してくるコハクチョウの優雅な舞を楽しみましょう。

コハクチョウの優雅な舞も楽しもう

写真:モノホシ ダン

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米子水鳥公園のコハクチョウたちは、だいたい10時ごろまでには安来市の水田に飛び去ってしまいます。「ネグラ」の水鳥公園にふたたひ帰ってくるのは夕方になります。なお安来市には「白鳥ロード」と名付けられた水田地帯があり、エサを啄むコハクチョウたちを見ることができます。

白鳥ロードでは、天気が良ければ雄大な大山をバックにコハクチョウとのツーショットを撮影することもできます。とても絵になる光景なので機会があればぜひチャレンジしてみましょう。写真は、水かきのついた大きな足を前に突き出して着水寸前のコハクチョウです。米子水鳥公園にコハクチョウたちに会いに行ってみませんか?

米子水鳥公園の基本情報

住所:鳥取県米子市彦名新田665
電話番号:0859-24-6139
アクセス:米子自動車道米子ICから車で約35分。米子空港から車で約20分。バス停「米子水鳥公園入口」下車徒歩約15分                      

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/08 訪問

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