ご覧下さい、この景色!
リフト乗り場から、たった3分で、山頂の眺めが楽しめます。小室山は標高321m、それほど山は高くはありませんが、周りにさえぎるものがないので、北に富士山、東には相模湾、南には房総半島から伊豆諸島まで、西には天城の山々と、360度パノラマの伊豆随一の眺望が楽しめますよ。
リフトは1人乗りですが、空中散歩はとても楽しく、周りの景色を見ていると「あっ」と言う間に山頂へ着いてしまいます。
日頃のストレスなんて、何処かへ吹き飛ばしてくれるかのような壮大な景色!
さあ、小室山からの眺めを楽しんだ後は、山裾にあるつばき園で、見頃を迎えた椿を楽しみましょう!
こちらは、小室山公園の「つばき園」です。つばき園へは、リフト乗り場から歩いて約6分で行くことができます。
つばき園には、約1万5000平方メートルの敷地に4000本の椿が植えられています。4000本の椿と言っても、1本1本が人の背丈より高いので、つばき園全体を一度に見渡すことができません。貫禄がある木に、たくさんの花を咲かせるので、見応えがあります。
つばき園は、AからZまでのエリアに分かれていて、1万5000平方メートルの広さは、歩いて実感することができます。園内は広いので入口にある案内図で、大体のつばき園の位置を把握しておくと、迷わず椿を見ることができます。
園内には、伊豆にちなんだ品種の椿も植えられていて、晴れの日は、富士山と一緒に椿が見られる、絶景ポイントがあるので探してみて下さいね。
つばき園は、舗装されていない場所や傾斜面があるので、歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。
つばき園には、1000種の椿があります。先程もお伝えしたように、椿の木は1本1本大きいので、下から上まで見上げるようにして、咲き乱れる可憐で美しい椿を観賞できます。
椿の中でも、早咲きの品種は9月末から咲き始め、遅咲きの品種は5月末まで咲いているので、長い期間椿の花が楽しめます。特に、2月初旬から3月末にかけては、つばき園の大概の椿が見頃を迎えるので、つばき園を散策するにはお勧めな時期です。
その時期に合わせて、つばき園の「つばきの館」では、「つばき観賞会」が行われます。
つばき観賞会の期間中、つばき園のつばきの館で、一輪挿しにされた約200種の椿が展示されます。展示される椿は、すべて、つばき園で咲いている椿。個性豊かな椿が展示され、中にはバラと見間違えるほどの優雅に咲き誇る椿も見られます。
椿の一輪挿しは、質素で控えめで、更に椿の美しさを引き立てています。
つばきの館では、椿の展示のほか、椿の写真など、椿に因んだものが展示され、つばきの観賞会の期間中、土・日曜日は「ぐり茶」のサービス、月・火曜日は椿のブローチ作り体験教室が行われますよ。
つばきの館は入場無料なので是非立ち寄ってみて下さい!
【第26回つばき観賞会】
開催場所:つばきの館
開催日時:平成26年2月15日(土)から3月9日(日)まで
※詳しい内容は、下記の【MEMO】よりご覧ください。
つばき園の木から「カサカサ」「ゴソゴソ」と音が聞こえたら、足を止めて静かに木や木の根元を見て下さい。
もしかしたら、しっぽがふさふさした、こんな可愛いリスに出会えるかもしれませんよ!
つばき園は野生のリスがいるほど自然が豊か。小室山山頂からの絶景で癒された後は、つばき園で椿を見ながら、日頃の運動不足解消も兼ねて、園内を散策してみませんか?
椿の見頃が終わりを迎えると、今度は「つつじ」が咲き始めます。見頃は4月下旬から5月にかけて。ピンク色のじゅうたんのように咲き揃った「つつじ」は見事。ゴールデンウィーク期間中には、つつじ祭りも開催されます。
小室山は、JR伊東駅から東海バス「小室山リフト」行き約23分、「小室山リフト」バス停下車すぐです。
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