皆生温泉の東光園と言えば、何と言ってもこの特徴的な本館「天台」が有名!こちらは昭和39年に建築家の菊竹清訓氏によって設計され、出雲大社をモチーフにしたユニークな外観をしています。鳥居の建築法からヒントを得た巨大な梁で上層階を吊るす大胆な工法は、世界でも唯一無二と言われています。その貴重さゆえに建築ファンにとって一度は見に行きたい憧れなんだとか。
また、2017年7月には東光園の本館天台が登録有形文化財へ登録されることが発表されました。ますます建築ファンにとってなくてはならない場所となることでしょう。
入り口のロビーは吹き抜けになっていて、ゆったりとした贅沢で上品な佇まい。全面ガラス張りの外は東光園自慢の「七庭」が一望できます。また、ロビーから庭園に出ることも可能ですので、お天気の良い日は外に出てじっくりと鑑賞するのもおすすめ。
東光園のもうひとつの見どころがこちら、彫刻家流政之氏の作庭による天台の庭、風の庭、捨ての庭、里の庭、郭の庭、雲の庭、染めの庭の東光園「七庭」。七庭の名前のとおり、季節や時間によって多彩な表情を見せてくれる、と評判の庭園です。
バイキングは東光園本館の4階、「よみがえりの里」という広間で行われます。バイキング会場に入ると吹き抜けの天井に向かって、なんと竹がまっすぐに伸びています。青空と竹の緑、そのコントラストの美しさに思わず見とれてしまいますね!こんなところにも菊竹氏が手がけた建築の素晴らしさを感じることができるなんて、嬉しい驚きです。
バイキング会場のレストランからは日本海が一望できる最高のロケーション。キラキラと輝く海を眺めながら、のんびりとお食事を楽しむことができますよ。また、会場はかなり広く、団体の受け入れも多く行っています。
老若男女、どの年代の方でも楽しめる東光園のヘルシーバイキング。品数はなんと約50種類以上!地元の食材を使った多種多様なメニューが並びます。また、子どもが楽しめる手作りたこ焼きやチョコレートファウンテンなどもあるので、ちびっ子連れでも飽きずに楽しめますよ。
地元産の新鮮野菜は農家から直接仕入れた無農薬のもの。魚は境港産、お米は鳥取県産のきぬむすめ…と徹底的に地元産にこだわった身体に優しい食材が厳選されています。また、東光園自社製の天然塩「感謝の塩」など、基礎調味料も添加物なしの本物のみ、と嬉しいこだわりが満載です。
バイキングは出雲そばや湯葉のしゃぶしゃぶ、感謝の塩を付けていただく自家製豆腐などオリジナリティ溢れるメニューでいっぱい。中でもこちら、「どじょうの釜揚げ」をバイキングで楽しめるのは東光園ならでは!!元気いっぱいのどじょうをお湯の中にドボンと入れる、なんともワイルドなメニューです(笑)作るのは少し勇気が入りますが、釜揚げにされたどじょうは骨まで食べられて美味しいですよ!
揚げ物に焼き物、揚げ物、サラダや和え物の種類も多く、とても全種類制覇はできません。餃子と焼売はお豆腐を使うなど、全体的にヘルシーに仕上げてあり、いくらでも食べてしまいそう!もちろん唐揚げやお好み焼き、デザートの種類も多く、子どもが大好きなメニューも揃っているので家族みんなで楽しめます。
なんとお寿司にお刺身も食べ放題!ランチバイキングなのにこの豪華さが嬉しいですね。お魚もバイキングにありがちな生臭さがまったく無く、いくらでも美味しくいただけますよ。
鳥取県のおとなり、島根県の出雲そばも楽しめます。こちらのバイキングはネーミングも個性豊かで、東光園の温泉で蒸した「よみがえり蒸し」や日替わりの「シェフのきまぐれヌードル」、「家族仲良しだ煮」、「平岡さんちの辛味噌煮」なんてメニューも!平岡さんて誰?(笑)と思わずにんまりしてしまうメニューの味比べもいかがでしょう。
バイキングでお腹を満たした後は、東光園自慢の温泉「よみがえりの湯」が待っています。東光園の温泉は、皆生温泉唯一の2種源泉自家源泉を持つことが特徴です。皆生温泉でここだけの弱アルカリ泉は美肌効果抜群、海から湧き出る弱塩類泉はデトックス効果あり。美肌にデトックス、とどちらも女性に嬉しい効能ですね!美味しいものをいっぱい食べて、温泉に入って美肌も手にいれちゃいましょう。
この2種類の温泉もバイキングプランに含まれているというのだから、そのコストパフォーマンスの良さに改めて驚きです。
こちらは美肌効果を持つ弱アルカリ泉、原石をわったままの割れ肌と言われる大きな岩の浴槽をもつ「雲が湯」です。男女ともに内風呂が弱アルカリ泉、露天風呂が塩泉となっています。
東光園はその特性を生かしたおすすめの入浴方法を提案しています。まずデトックス効果がある露天風呂につかって身体の毒素を出し、その後美肌効果がある内風呂に入ることで肌がよりすべすべになり、入浴後は「よみがえりの水」を飲んで身体の内外からよみがえる、というものです。東光園の温泉に入る際には、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ランチバイキングだけでもかなりのお値打ちなのに、温泉もセットで大人1、350円とこのお値段に驚くばかり!しかも温泉は皆生温泉唯一のアルカリ泉もあり、皆生温泉の代名詞塩泉と同時に入れるのは東光園だけ。湯上がりには七庭散策も楽しめて、1粒で2度も3度も美味しいとはまさにこのこと!
また、皆生温泉は鳥取島根はもちろん関西方面からもアクセスがよいので、観光地からの中継点としても利便性は高く、日帰り温泉でも十分に楽しめますよ。ぜひご家族で美味しい食事、温泉をお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。
※定休日は毎週火曜日。水曜日は男性風呂集中清掃のため入浴できませんのでご注意ください。詳しい開催日は公式サイト等をご確認ください。
<基本情報>
住所:鳥取県米子市皆生温泉3-17-7
電話番号:0859-34-1111
アクセス:JR米子駅から約20分「皆生温泉観光センター行」下車、徒歩5分
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/8更新)
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