写真:ふるかわ かずみ
地図を見る生田神社は三ノ宮駅から歩いて約10分の場所にあります。周辺は商業施設や商店街が立ち並ぶ賑やかな繁華街。そんな喧騒の中にあります。東急ハンズすぐ側の立地で、買い物がてら、ふらりと寄れることもあり、多くの観光客も訪れやすい場所です。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る生田神社のご祭神は「稚日女尊(わかひるめのみこと)」。聞きなれない神様かもしれませんが、天照皇大神の妹神、あるいは幼少時の名前ともいわれ、稚く(わかく)、瑞々しい(みずみずしい)日の女神というご神名です。
機織りをしていたことから、糸で紡ぐ=縁結びにつながり、今では縁結びの神様としても多くの参拝客が訪れています。
また境内奥にある「生田の森」の中にある池で行う水占いは特に人気です。絶えずカップルや女性たちがこぞってその恋の行方が記された水みくじで一喜一憂する姿で溢れ返っています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る境内ではまず拝殿でご挨拶をしましょう。せっかくならそれで終わらず、さらに奥の生田の森までぜひ足を運んでみてください。
突如、木々が生い茂る入口が見えます。一歩入ると、鳥のさえずりや立ち並ぶ木々に囲まれまさに癒しスポット。規模はそんなに大きくはありませんが確かに小さな森といった空間。
開門時間は10時から16時までとなっていますが、時期によって17時までだったりと変動したりするので、事前に確認しておきましょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさて、人気の水みくじですが、この生田の森の奥がその場所となります。が、その前にみくじを買う必要があります。購入場所は最初の楼門をくぐったらすぐ右手に授与所がありますのでそこで購入します。(1枚300円)
さあ、その水みくじを持ってスタンバイ!
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る森の奥まったところにひっそりと小さな池があります。看板が出てるのですぐわかります。水みくじは写真のようなハートや丸のデザインで、中も真っ白で何も書かれていません。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るではいざ!その水みくじを池に浮かべましょう。
池におみくじを浮かべる占いといえば、島根の八重垣神社の鏡の池が有名ですよね。鏡の池のほうはそのまま沈むのを待つスタイルですが、こちらは文字がでてくるとOK!
池に浮かべた瞬間、すぐ文字が浮かびあがってきます。それぞれ、「色」「願い事」「場所」「縁談」の項目があり、そこにメッセージが出てきます。
さて、見終わったら通常のおみくじ同様そのまま持ち帰ってもいいですし、池の横にあるみくじの専用タワーもありますので、くくって帰ってもいいですよ。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそのほか境内にはたくさんの神様を祀る社がありますが、中でも目を引くのがこちらのフォトジェニックな赤い鳥居が目をひく稲荷神社。
海外からの観光客にも特に人気のようで、柱の間からや鳥居をバックにした撮影の姿が多く見られます。
とはいえ、神社は撮影のためにあるものではありません。きちんとご挨拶してから、まわりの方へのマナーにも気をつけましょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るちょっと珍しい神様がこちら。
東門手前には三つの社が祀られていますが、一番右に祀られてる塞(さい)神社のご祭神は、疫病、天災などを防ぐ神様ですが、ここでは食中毒防止の神様として祀られています。
そして真ん中は雷大臣神社(いかつおみじんじゃ)。料理上達の神様として祀られています。
その先にも包丁塚があり、ぜひとも飲食関係の方は合わせてお参りされてみては。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさて、縁結びのご利益を求めて来られたなら、ぜひハートマークを探してみてください。建物をよく見ると、ハート型のデザインのものがいくつかあります。これは社寺建築で施される装飾名のひとつ「猪目(いのめ)」というもの。
本来は字のごとく、猪の目を表しており魔除けの印としての意味があるようです。
ぜひハート型の猪目を見つけて、魔除け&幸せ気分を感じてくださいね。
明治神宮のように、街と神社が上手に棲み分けをしている生田神社。1800年という長い歴史を持ち、地元の方はもちろん観光客も多く訪れて愛されています。生田の森でかつての想いなど馳せながらゆっくりとご神気をいただいてくださいね。
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
電話番号:078-321-3851
アクセス:車/阪神高速道路3号神戸線生田川ICまたは京橋ICより約5分
電車/JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅より北へ徒歩10分
御朱印受付時間:9時〜17時
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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