町全体がアンティーク市!?イタリアで最古&最大の「アレッツォのアンティーク市」

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町全体がアンティーク市!?イタリアで最古&最大の「アレッツォのアンティーク市」

町全体がアンティーク市!?イタリアで最古&最大の「アレッツォのアンティーク市」

更新日:2017/11/02 10:49

中山 久美子のプロフィール写真 中山 久美子 トスカーナ専門コーディネイター、日伊通訳

イタリア・トスカーナ州東部の中規模の町・アレッツォは、フィレンツェからのアクセスも良く、観光でも人気のある町。ここでは50年近くの歴史があるアンティーク市が毎月第一日曜日とその前の土曜日の二日間に渡って開催され、その規模は町がそのままアンティーク市に変貌したかのよう。アレッツォを観光で訪れたことある方はアンティーク市を見に、訪れたことがない方は観光とこの市を合わせて、ぜひ足を運んでみてください。

200もの店が中世の町を埋め尽くす!

200もの店が中世の町を埋め尽くす!

写真:中山 久美子

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アレッツォのアンティーク市の歴史は、1968年にまで遡ります。アレッツォのアンティーク商、イヴァン・ブルスキが「ロンドンのポートベローやパリの蚤の市をイタリアでも」、と始めたものが最初となります。しかしそれは、アンティーク市という意味以上に、第二次世界大戦の爆撃から放置されていた町に活気を与えていくことになります。年を追うごとに規模も評判も大きくなり、彼の死後もアレッツォ市が運営を行うほど、町の経済においても大きな役割を担う一大イベントとなっています。

アレッツォの駅から、正面の道をまっすぐ。グイード・モナコ広場を越えたあたりからもう市が始まっており、旧市街の大部分が200以上の店で埋め尽くされます。

200もの店が中世の町を埋め尽くす!

写真:中山 久美子

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一番賑わっているのが、町の中心でもあるグランデ広場。柱廊がある一辺が高く、そこからゆるやかな傾斜となっていますが、この大きな広場がいっぱいに埋まるほど、出店者がさまざなな商品を置いています。グランデ広場は比較的、家具などの大型商品が多いです。

200もの店が中世の町を埋め尽くす!

写真:中山 久美子

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広場の一番上にある柱廊の中は、小さめの雑貨系の店が一列にズラリ。ここにはレストランやカフェも並んでいるので、ランチや休憩もにもちょうど良いです。

大型家具からアンティーク小物、お土産にも使える雑貨まで

大型家具からアンティーク小物、お土産にも使える雑貨まで

写真:中山 久美子

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具体的には、どんなものが出店されているのでしょう?
大型のものは、アンティークの家具。精巧な彫刻や大理石などがはめ込まれたクラッシックな木製家具から、こんなモダンな感じのソファーも。イタリアの古き良きインテリアが垣間見えるようで、見ているだけでも楽しいです。

大型家具からアンティーク小物、お土産にも使える雑貨まで

写真:中山 久美子

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アンティーク好き、蚤の市好きにはたまらないのが、家庭雑貨のアンティーク。コレクターなどに人気は、やはりコーヒーミルやアイロンです。他にも食器、額、刺しゅうやレースをあしらったナフキンやクロスは、ついつい買いたくなってしまいます。

大型家具からアンティーク小物、お土産にも使える雑貨まで

写真:中山 久美子

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もう1つのおススメは、イラストをあしらったポスター。世界的にも人気のイタリアの名車・チンクエチェントやヴェスパは、車好き・バイク好きの人へのお土産はもちろん、素敵なインテリアになることも間違いなしです。

<基本情報>
住所:アレッツォ旧市街ほぼ全域
電話番号:+39-0575-377852(アレッツォ市アンティーク市担当)
アクセス:フィレンツェから直通電車で約1時間〜1時間30分
開催日:毎月第一日曜日とその前日の土曜日

見ごたえのある3つの教会も訪れてみよう

見ごたえのある3つの教会も訪れてみよう

写真:中山 久美子

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駅からグランデ広場に向かう途中にあるのが、サン・フランチェスコ聖堂。ファサードは未完成で質素な雰囲気の教会ですが、ここにルネサンスを代表する絵画・「聖十字架伝」が残っています。画家はアレッツォの東・サンセポルクロ生まれのピエロ・デッラ・フランチェスカで、ミラノのブレラ美術館などにも作品があるルネサンスを代表する画家の1人。この「聖十字架伝」は、これを目的にアレッツォにやってくるファンもいるほどの、彼の代表的な作品です。フレスコ画の中には、当時のアレッツォの町の様子も描かれているので、ぜひチェックしてみてください。

<基本情報>
住所:PiazzaS.Francesco, 52100 Arezzo
電話番号:+39-0575 352727
休館日:なし
開館時間:月〜金は9:00-18:00 (19:00)、土は9:00-17:30 (18:00)、日は13:00-17:30 (18:00) ※()は夏時間、入場は閉館の30分前まで、予約必須
アクセス:アレッツォ駅から徒歩8分

見ごたえのある3つの教会も訪れてみよう

写真:中山 久美子

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グランデ広場から美しい後陣が見えているのが、サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会。ファサードは下部の大きなアーチから最上部の細いアーチまでの4層になっており、ロマネスク・ゴシック様式の代表的な教会とされています。

<基本情報>
住所:Corso Italia, 7, 52100 Arezzo AR
電話番号:+39-0575-22629
アクセス:アレッツォ駅から徒歩11分

見ごたえのある3つの教会も訪れてみよう

写真:中山 久美子

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旧市街の一番北側の高みにあるのが、大聖堂。ゴシック様式のその内部は、ヴォールト天井のフラスコ画や、ステンドグラスが美しいです。ここにもピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」が残っていますので、ピエロファンの方はお見逃しなく。

ドゥオモの後ろには、芝生の美しい公園があるので、ここで休憩やテイクアウトの軽いランチをしてもよいですね。城塞沿いにあるので、そこからのパノラマも素晴らしいですよ。

<基本情報>
住所:Piazza Duomo, 1, 52100 Arezzo AR
電話番号:+39-0575-23991
アクセス:アレッツォ駅から徒歩14分

「ライフ・イズ・ビューティフル」の撮影場所で、あの感動をふたたび!

「ライフ・イズ・ビューティフル」の撮影場所で、あの感動をふたたび!

写真:中山 久美子

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アンティーク市と共にアレッツォの名を一躍有名にしたのが、ロベルト・ベニーニのオスカー受賞映画「ライフ・イズ・ビューティフル」。駅前の広場には、撮影場所を記したマップがあります。マップの印刷したものは、同じく駅前のツーリスト・インフォメーションでももらえますし、下記のリンクより見ることもできます。

「ライフ・イズ・ビューティフル」の撮影場所で、あの感動をふたたび!

写真:中山 久美子

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マップを辿って撮影場所に行くと、こんな風にそこで撮影されたシーンの解説や、セリフなどを記した看板が立っています。映画を観た方は、その場面を思い出して思わず笑ったり、ウルっときてしまうこと間違いなし。観ていない方は、きっと映画が観たくなってしまいますよ。

アレッツォに行くなら、アンティーク市の日に照準を合わせて

観光地といえど普段は落ち着いた雰囲気のアレッツォですが、アンティーク市の日は観光客、そして買い付けにやってくる業者などで大変賑わいます。落ち着いて観光をしたい方はアンティーク市を避けても良いですが、せっかくなのでアンティーク市に合わせてアレッツォ訪問を計画してみてはいかがでしょうか?アンティーク市は毎月第一日曜日とその前日の土曜日の二日間です。詳しくは下記の公式サイトをご覧ください。

古い町並みにアンティークの市が融合し、アレッツォが唯一無二の空間に変わる週末。そしてぜひ、思い出となる一品を見つけてみて下さいね。

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/06 訪問

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