北九州「門司港レトロ」で名物焼きカレーを食べなくちゃ!

北九州「門司港レトロ」で名物焼きカレーを食べなくちゃ!

更新日:2017/12/26 17:14

凜風 杏花のプロフィール写真 凜風 杏花 ライター
明治から大正にかけて作られた建物が多く残る北九州「門司港レトロ」。この風情ある町で人気のグルメと言えば「焼きカレー」です。焼きカレーマップが作られているほどたくさんのお店があり、国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」のレストランでも提供されているほど。門司に行くなら、景色や建物だけでなく焼きカレーもぜひ味わってみてくださいね。

焼きカレーの香りが似合う港町「門司港レトロ」

焼きカレーの香りが似合う港町「門司港レトロ」

写真:凜風 杏花

地図を見る

明治初期の開港から約120年。木造建築の門司港駅を初め、明治から大正にかけて作られた建物が今でも残る門司港エリアは、海を背景にしたエキゾチックな雰囲気。

海外との貿易港として栄えたため、ハイカラな洋食も早くから入ってきました。その中で、カレーは独自に進化して「焼きカレー」として人気のメニューに!

焼きカレーの香りが似合う港町「門司港レトロ」

提供元:門司港レトロインフォメーション

http://www.mojiko.info/地図を見る

「よこすかカレーフェスティバル」で総合グランプリに輝いたこともある「門司港焼きカレー」。焼きカレーの始まりにはいろんな説がありますが、最初に焼きカレーを始めたのは昭和30年代に門司港にあったお店と言われています。

当時、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に美味しく仕上がりお客さんからも好評だったので、それ以来お店の人気メニューに。

門司港の焼きカレーのオーソドックスな形は「ごはんの上にカレーをかけ、チーズと玉子をのせてオーブンで焼く」というものですが、お店によって多少違いがあり、少なくとも「カレーとチーズがかかっていること」と「焼いていること」の2条件が揃っていれば「焼きカレー」と呼んでいるようです。

国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」のレストランにも焼きカレー

国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」のレストランにも焼きカレー

写真:凜風 杏花

地図を見る

歴史的建造物「旧門司三井倶楽部「きゅうもじみついくらぶ)」は、大正10年に三井物産の社交倶楽部として建築され、国の重要文化財に指定されています。

2階には、建築の翌年に宿泊したアインシュタイン博士の部屋が当時のままに「アインシュタインメモリアルルーム」として展示されており、門司が出生地とされる林芙美子の資料室もあります。

国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」のレストランにも焼きカレー

写真:凜風 杏花

地図を見る

由緒ある建物の1階にある和洋レストラン「三井倶楽部」。ここでも焼きカレーは一番人気。

国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」のレストランにも焼きカレー

写真:凜風 杏花

地図を見る

レストラン「三井倶楽部」の焼きカレーには、牛肉バージョンと、港町らしく、ふぐの唐揚げ 、えび、イカなど海の幸がふんだんに入った海鮮バージョンの2種類があり、これにスープ、サラダ、デザート、コーヒーなどがついた焼きカレーセットがおススメです。

門司港には他にも焼きカレー店がいっぱい

門司港には他にも焼きカレー店がいっぱい

写真:凜風 杏花

地図を見る

今では門司港の30店舗以上で提供している焼きカレー。さまざまなお店がありますが、芸人「ロバート秋山」さんのお父さんが経営する船上レストランでも食べることができます。どのお店も休日のお昼は特に混んでいるので、少し早めの時間に行ってみてくださいね。

門司港レトロはお土産だって焼きカレー

門司港レトロはお土産だって焼きカレー

写真:凜風 杏花

地図を見る

ご家族や友人へのお土産にも様々な種類の焼きカレーが販売されています。写真はテレビでも紹介された門司港ホテル特製の「門司港レトロ焼きカレー」。自分用にいろんな種類を買って帰り、旅の余韻にひたってみるのもいいかもしれませんね。

北九州の古い港町「門司港レトロ」は街並みだけでなく、このようにグルメも魅力。焼きカレーに心のときめきを感じたら早速出かけてみましょう。

「門司港レトロ」の基本情報

住所:福岡県北九州市門司区港町近辺
電話番号:093-321-4151(総合インフォメーション) 
アクセス:JR門司港駅から徒歩圏内

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/08 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -