マーケットにこだわりのレストラン!メルボルンのグルメシーンがアツい

マーケットにこだわりのレストラン!メルボルンのグルメシーンがアツい

更新日:2018/08/14 08:45

松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター
多民族文化のメルボルンは、様々な国の料理が楽しめるグルメシティ。オーストラリアの豊富な食資源を求めてやってきた各国のシェフが腕を競い合い、街にはたくさんのレストランが軒を連ねます。またこの大陸にしかない固有種の動植物も多く、ダイニング・シーンに多様性をもたらしています。そんなメルボルンの、おしゃれで楽しいグルメスポットをピックアップしてみました。

クイーン・ビクトリア・マーケットはメルボルンきってのアミューズメント・スポット

クイーン・ビクトリア・マーケットはメルボルンきってのアミューズメント・スポット

写真:松田 朝子

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南半球最大の市場として知られるクイーン・ビクトリア・マーケットは、1878年にオープンした歴史あるマーケットです。19世紀から続く優雅な建物は、当時から変わらない活気に溢れ、地元の人や観光客で賑わっています。ここは市場というより、メルボルンのシンボル。総面積7万平米という広大な敷地の中には、地元産の農産物からアートや工芸品、ファッションまで約1000軒の店が軒を連ねます。

クイーン・ビクトリア・マーケットはメルボルンきってのアミューズメント・スポット

写真:松田 朝子

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市場というと、外観や品物の並べ方にあまりこだわらない店が多いイメージですが、クイーン・ビクトリア・マーケットには、おしゃれな看板の店が並びます。なので見て歩くだけでも楽しむことができます。

また、ドリンク&フードツアーなど、約90分のガイドツアーや様々なイベントも実施しているので、広いマーケット内をどう回ろうか悩んでしまう人は参加してみるといいでしょう。

クイーン・ビクトリア・マーケットはメルボルンきってのアミューズメント・スポット

写真:松田 朝子

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肉、魚や野菜はもちろん、デリ(惣菜)を扱うエリアも広いスペース。ここには手作りソーセージやチーズ、グラスフェッドバターなどから、そのままパーティーのテーブルに乗せられそうなオードブル類、ハーブやスパイス、そしてオーガニックマーケットも充実。ここを訪れる時は、欲しいものリストを作っていかないと、何から何まで欲しくなってしまいます。フードコートやカフェもあるので、食事やコーヒーブレイクを楽しみながら回るといいでしょう。

さらに夏の間(2017年11月15日〜2018年4月11日)までの毎週水曜日には、ナイトマーケット(PM5〜10)も開かれ、パフォーマーたちも繰り出してちょっとしたお祭り気分を楽しめます。

<基本情報>
住所:513 Elizabeth Street Melbourne VIC 3000
電話番号: +61-3-9320-5830
アクセス:トラム(路面電車)クイーン・ビクトリア・マーケット-ストップ7 下車

19世紀の発電所がおしゃれなカフェレストランに

19世紀の発電所がおしゃれなカフェレストランに

写真:松田 朝子

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サザンクロス駅から徒歩約5分、「ハイヤー・グラウンド」は19世紀に建てられた発電所をリノベーションしたカフェレストランです。天井までの高さは15メートル、吹き抜けの広い空間には3つのフロアがあります。それぞれに、大きなテーブルの席やソファー席、バーカウンターなどがあって、ある部分はカフェ、またある部分はラウンジのよう。ほぼ満席の店内は打ち合わせ中のビジネスマンや、勉強をしている学生、食事を楽しんでいるカップルなど、みんなまちまちの目的でこの空間を共有しています。

ここは、「カフェであるとか、レストランであるといったことにこだわらず、好きな時に来て、好きなように使う店」というコンセプトのユニークな店なのです。

19世紀の発電所がおしゃれなカフェレストランに

写真:松田 朝子

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地元産の食材にこだわったメニューも、リコッタ・パンケーキなどのカフェメニューから、ディナータイムには肉やシーフードのグリル料理などのメニューが並び、味噌やゆずといった日本の食材も多く登場。朝食から夕食、バータイムまで様々なひと時を楽しむことができます。

<基本情報>
住所:650 Little Bourke Street Melbourne VIC 3000
電話番号:+61-3-8899-6219
アクセス:サザンクロス駅より徒歩5分

ワインが止まらない!こだわりのメニューが楽しいワインバー

ワインが止まらない!こだわりのメニューが楽しいワインバー

写真:松田 朝子

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大通りに面した小さな間口の「エンブラ」は、ワインバーでありながらダイニングも充実。ワインとのマリアージュもぴったりなメニューの中には、赤いパプリカペーストの鯛のカルパッチョが印象的。お皿しか見えないほど透明な薄造りの鯛の上には、少しスパイシーなパプリカのペーストが乗っています。バケットの上に乗せて食べると、ワインが進みます。

ワインが止まらない!こだわりのメニューが楽しいワインバー

写真:松田 朝子

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ホットメニューは、オープンキッチンの中にあるオーブンやグリルで作られ、その様子をキッチンバーに席を取って眺めるのもいいでしょう。このエンブラはイギリスの人気雑誌「Time Out」で、レストラン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともあり、連日おしゃれな人たちで賑わっています。

<基本情報>
住所:122 Russell St, Melbourne VIC 3000
電話番号:+61-3-9654-5923
アクセス:トラム(路面電車)ラッセルストリート-ストップ7下車徒歩2分

メルボルンは食の意識の高い街

レストランでメニューを渡されても、なかなかオーダーを決められないほど、メルボルンのレストランはオリジナリティに溢れています。マーケットで、レストランで、日本では経験できないダイニング・シーンを心行くまで堪能しましょう!

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:オーストラリア政府観光局、ビクトリア州政府観光局

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/06−2017/09/10 訪問

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