子供にも優しい!埼玉県にある超低山登山「天覧山」

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子供にも優しい!埼玉県にある超低山登山「天覧山」

子供にも優しい!埼玉県にある超低山登山「天覧山」

更新日:2018/06/17 15:54

本井 良尚のプロフィール写真 本井 良尚 風景フォトグラファー

皆様は埼玉県飯能市にある天覧山という山はご存知でしょうか?
関東でも低山で有名な山で、小さなお子様でも気軽に上ることができる山として人気があります。

スポーツ寺の愛称がある能仁寺から始まる登山道は、江戸時代の歴史に触れることができたり、川辺で遊ぶことができたりと暑くなる時期にうってつけです。

天覧山の標高は低いが人気の秘訣は変化に富んだコースだから!

天覧山の標高は低いが人気の秘訣は変化に富んだコースだから!

写真:本井 良尚

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天覧山の出発地点は国道299号線より少し中に入った能仁寺(のうにんじ)からになります。道路を挟んだ飯能市民会館(中央公園)に無料駐車場もありますのでマイカーでのアクセスも便利です。

能仁寺は戊辰戦争の舞台にもなった歴史ある場所。そして過去には住職の交友関係から長嶋茂雄や王貞治といった面々が訪れたことから、スポーツ寺の愛称もあるお寺となります。

天覧山の標高は低いが人気の秘訣は変化に富んだコースだから!

写真:本井 良尚

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能仁寺の向かって右手から出発する天覧山登山ですが、この近辺は新緑や紅葉が大変美しい場所で山頂まで15分程度と体力に自信が無い子供でも安心。のんびり登るのが天覧山登山の醍醐味と言えるでしょう。

天覧山の標高は低いが人気の秘訣は変化に富んだコースだから!

写真:本井 良尚

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こちらは天覧山の山頂に至る間にある十六羅漢像。この石仏は徳川五代将軍・綱吉が病に冒された際、能仁寺の病気平癒祈願によって平癒したことにより、感謝のしるしとして寄贈された歴史あるものです。
天覧山の標高は低いですが歴史溢れるところが良いですね。

三度変化する天覧山から見える風景はあなどりがたい

三度変化する天覧山から見える風景はあなどりがたい

写真:本井 良尚

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実は天覧山は三度その名称を変えており、最初は能仁寺が愛宕権現(あたごごんげん)を祀っていた頃は愛宕山。次は先ほどの羅漢像の結果、羅漢山。そして現在の天覧山はと言うと、それは訪れてからのお楽しみ。山中にある案内で分かりますよ。

三度変化する天覧山から見える風景はあなどりがたい

写真:本井 良尚

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天覧山は標高が低いからといって侮ってはいけません。遠くは富士山から丹沢山地の塔ノ岳や大山。近くは高尾山の北に位置する陣馬山など幅広い風景を楽しむことができます。晴れていれば40km先の東京スカイツリーも見通すことができるんですよ!

飯能笹、雨乞池、黒田直邦のお墓などバリエーション豊富な縦走路

飯能笹、雨乞池、黒田直邦のお墓などバリエーション豊富な縦走路

写真:本井 良尚

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天覧山に無事到着したところで今度はお隣、多峯主山(とうのすやま)まで縦走してみましょう。多峯主山までは20分程度ですが、こちらがまた変化に富んだコースなんです。

写真は飯能笹と呼ばれ、見た目は普通の笹ですが幹や枝の出方が若干違い、冬は草の淵を白色に染める希少性植物です。源義経の母、常盤御前の逸話が残る見返り坂で見かけることができますので、しばし足を止めてみるのも良いかと思います。

飯能笹、雨乞池、黒田直邦のお墓などバリエーション豊富な縦走路

写真:本井 良尚

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こちらは雨乞池と呼ばる枯れたことが無いと言われる池です。かつてはこの池の近くに淤加美神(おかみのかみ・日本の代表的な水神)が祀られていて、干ばつがひどくなると池の周りで雨乞い祭りをしていた歴史があります。それが影響しているのか分かりませんが、息を止め池の周りを七周すると池に異変が起こると言われる面白い伝説が残る場所。

飯能笹、雨乞池、黒田直邦のお墓などバリエーション豊富な縦走路

写真:本井 良尚

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能仁寺に深い所縁のある黒田直邦のお墓も、多峯主山(とおのすやま)の山頂真下に静かに眠っています。

飯能アルプスの一座、多峯主山(とうのすやま)!

飯能アルプスの一座、多峯主山(とうのすやま)!

写真:本井 良尚

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地元、谷津田の子供たちが丹精込めて手入れしている田んぼを横目にさらに登りあげると多峯主山の頂上。ここは1万2千の経文が納められている経塚がある標高271mの山。北西の伊豆ヶ岳にいたる飯能アルプスの一座として天覧山とあわせて登られる人気の山となります。天覧山よりはゴツゴツした岩が多くなりますので降雨時は露岩で転倒しないように。

飯能アルプスの一座、多峯主山(とうのすやま)!

写真:本井 良尚

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多峯主山の景色もなかなか良いもので天覧山から標高が高い分、遙か筑波山まで見通すことができますよ。この近辺には公衆トイレもありますので一服入れるのもよろしいでしょう。天覧山縦走は佳境に向かい、次は山紫水明の場所、吾妻峡に足を向けることと致しましょう。

小さなお子さんに楽しい吾妻峡(あずまきょう)の三つの大石!

小さなお子さんに楽しい吾妻峡(あずまきょう)の三つの大石!

写真:本井 良尚

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多峰主山から吾妻峡は一旦ふもとに下山して道路沿いを右手に進んで行くことになります。標識も親切丁寧に分かりやすくありますので安心かと思います。ただ一部、ここ民家の敷地かなと不安になるルートがありますのでお静かに突き進みましょう!民家には彩の国 埼玉らしく年を通して多くの花々を楽しむことができますよ。

小さなお子さんに楽しい吾妻峡(あずまきょう)の三つの大石!

写真:本井 良尚

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いよいよ今回の縦走のクライマックス、吾妻峡に突入していくことになります。まず最初に出迎えてくれるのが、こちらドレミファ橋。子供の頃は良く地面に複数の円を描いてピョンピョン遊んだ経験があるかと思いますが、ここはその実践場。子供にとっては大きく開いた飛び石の間はなかなか挑戦しがいのあるもの。子供の足が届かない時は親御さんが抱っこやおんぶをしてあげましょう。

小さなお子さんに楽しい吾妻峡(あずまきょう)の三つの大石!

写真:本井 良尚

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対岸に渡って左の河川沿い進んで行きますが、奥武蔵とあって大変綺麗な水質をしています。冬場はともかく夏場は河川で水遊び、子供たちも大はしゃぎできることでしょう。そんな吾妻峡ですが最大の見所は大きな三つの石、赤岩、兎岩、汽車淵。

赤岩はそのまんまですが、兎岩は兎が水を飲んでいるかのような景観を楽しめ、汽車淵は流れる水がこの大石にあたり、汽車のプシャンプシャンという音が鳴るとのことです。耳を澄まして子供と沢音に興じるのも面白いですよ。

河川を600mほど行くと行き止まりとなり、右手斜面に足跡が残っていますのでここを登っていきましょう。後は車の交通量が多い場所ですので、子供の突然な動きに注意しつつ、出発点である能仁寺に帰還となります。

日帰り温泉は宮沢湖温泉 喜楽里がオススメ!

子供と天覧山縦走を楽しんだところで帰りにぜひ寄っていただきたいのが宮沢湖温泉 喜楽里。露天風呂はなかなか見晴らしよく、浴場はパパも寛げる寝ころび湯、ママにはナトリウムイオンと炭酸水素イオンが豊富に含まれるため肌が艶々する泉質。お風呂上がりは子供がお腹いっぱい食べられるようにビッフェコーナー(食事のみは出来ず、温泉に入るための入館料が必要)もある人気の温泉施設です。この宮沢湖温泉 喜楽里もムーミンが訪れば混雑必須、今の間に子供と楽しんじゃいましょう!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/14 訪問

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