写真:安藤 美紀
地図を見る「泊まれる公園」こと「INN THE PARK」があるのは、伊豆半島の付け根に位置する沼津市です。沼津というと、名物「アジ」に代表されるように、港町のイメージが強い街ですが、景勝地としての側面も持ち合わせ、近年おしゃれなお店やハイセンスなスポットが点在。実は「海がある軽井沢」と称されることもある街です。
そんな沼津に出現したのが、今回ご紹介する宿泊施設「INN THE PARK(イン・ザ・パーク)」。アクセスは、沼津駅からバスで行くこともできますが、運行本数が少なくてバス停から遠い…。おすすめは、断然マイカーです。車の方は、東名高速「沼津IC」を降りて、すぐ右折。そこから約3kmの距離です。もともと「沼津市少年自然の家」があった場所なので、ナビでうまく出てこないときは、「沼津市少年自然の家」で検索するといいでしょう。
一見、美術館のような真っ白な建物。こちらが、レセプション兼サロンとなる本館です。
写真:安藤 美紀
地図を見る受付でチェックインを済ませ、サロンスペースへ。そこには、白を基調としたモノトーンの広々した空間が広がります。
写真:安藤 美紀
地図を見る曇っていても光りがたっぷり注ぐ、横幅16mの全面窓。これだけ大きくて見晴らしが良い窓は、なかなかありません。お気に入りの席をみつけて、のんびりと寛ぎましょう。ゲストはチェックイン後の15時〜23時まで、翌朝7時半〜チェックアウトまで利用できます。
「公園に泊まるって、野宿みたいな感じ?」という声も聞こえてきそうですが、答えはノー!ここでは、メジャーな三角テントは一切使われておらず、日本初となる球体テントのみ使われています。
テントの種類は、ドームテントと吊テントの2つ。いずれも三鷹市と静岡市にあるテント屋さんと、親会社のオープン・エーが共同開発しました。ベッドの重量を除いても、大人4人は乗れる頑丈な構造になっています(ただし、定員は2名まで)。
夜はとても静かで、まるで星が輝く音が聞こえてくるほど…。プライベート感満載で、まさにカップルにおすすめと言えるでしょう。
■ドームテント 3棟(宿泊料金 税込み17,280円)
■吊りテント 1棟(宿泊料金 税込み21,600円)
写真:安藤 美紀
地図を見る吊りテントに泊まる方は、下からポーズをとってみましょう。面白いトリック写真だって撮れちゃいます。
動画:安藤 美紀
それでは、気になるドームテント内の様子をのぞいてみましょう!
…どうですか?
ベッドで寝ながら森や星を眺めたり。テント上部に設けられた窓が、良い働きをしてくれます。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは独立型の宿泊棟。添い寝のお子様を除き、最大8名まで利用できます。冷暖房が完備されているので、冬はあったか&夏は涼しくて快適。
写真:安藤 美紀
地図を見る部屋数は、寝室が4部屋と和室が1部屋。とにかく部屋がたくさんあって、最高に楽しい「部屋割りの時間」になることでしょう。また各部屋には、ダブルベッドがぴったり並べて配置されています。ご夫婦+お子さん、みんなで一緒に川の字で寝ても、十分余裕がある広さ。子連れの方にもおすすめですよ!
アメニティは、ホテル同様にタオルや歯ブラシなど完備。ただし、部屋着はありませんので自分で持っていくようにしましょう。宿泊棟のすぐ近くに大浴場があり、ゲストは夜23時まで入り放題です。シャンプー、リンス、ボディシャンプー、ドライヤーも完備されていますので、手ぶらで入れて楽ちん!
写真:安藤 美紀
地図を見るさあ、お楽しみのディーナータイム!「INN THE PARK」では、離れの屋外レストランでゆったりとお食事をいただきます。屋根付きなので、雨でも心配要らず。虫の声や風の音に耳を傾けて、開放感抜群のディナーを楽しみましょう。
テーブルの上には、ゲストの名前やメニューが直接書かれています。大切に「おもてなし」されているのが分かる、嬉しい心遣いですよね。
写真:安藤 美紀
地図を見るお食事の内容は、三島・伊豆・沼津界隈の地場野菜が中心。地元のお店と協力して、メニューを開発しているそうです。実際にいただいてみると、どの野菜もクセがなくとびきり新鮮!美味しいのはもちろん、この町の温かさまで伝わってくるようです。
写真:安藤 美紀
地図を見るテーブルの端には、食材を焼ける炭焼きコーナーが設けられています。野菜やお肉を自分のペースで焼いていきましょう。メインディッシュはハーブに漬け込んだ豚肉のスペアリブ。どんどん焼いていくと、立ち上がる炭の香りが肉に移り、最高に美味です!しかも、スペアリブの後は、牛肉のステーキまで出てくる豪華さ。ボリューム満点で大満足です!
ディナーは別料金(1人5,400円)ですが、驚くほど美味しいので、ぜひ一緒に申し込むのをオススメします。
写真:安藤 美紀
地図を見る夕食後、サロンではお酒&おつまみが提供されます。伊豆の地ビールとともに、ゆったりと過ごしましょう。こんなの見たことない!というフランス式ボードゲームもありますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る「INN THE PARK」は公園の中という最高のロケーション。だから、楽しみ方は無限大です。3mの自撮り棒や360度カメラ、直径2mの巨大ビーチボールなども借りられます。気になる方はスタッフに聞いてみましょう。驚きや発見を写真で撮って、すぐSNSで発信する…そんな旅の楽しみ方にもぴったり。
写真:安藤 美紀
地図を見る朝食はカフェのテイクアウト形式で、サンドイッチ・スープ・ドリンクをいただきます。地元のお野菜を中心にした具材を、自分でサンド。可愛くて美味しい朝食に朝からドキドキです。
晴れていれば、公園まで足を運びましょう!ピクニック気分で朝食がいただけますよ。
旅に求められることも、楽しみ方もどんどん広がっている現代。単に泊まるだけではなく、公園という特別な場所で「楽しさが倍増していく」のが、ここ「INN THE PARK」です。あなたも、新しい宿泊のカタチとして、おしゃれでスローな公園時間を過ごしてみませんか?
※静岡は年間を通じて温かい地域ですが、厳冬期の1月8日〜2月末までは閉館となります。ご注意ください。
<基本情報>
住所:静岡県沼津市足高220-4
電話番号:055-939-8366
アクセス:沼津駅から「愛鷹運動公園」行きのバスにのり、「愛鷹運動公園」下車。そこから徒歩10分。車の方は、東名高速道路「沼津IC」から約10分。
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/12更新)
- 広告 -