門司港駅は九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅。明治二十四年に建てられた「門司駅」が、大正三年に場所を移して現在の場所に立て替えられた後、関門トンネル開通計画に伴い「門司港駅」に改称されたもの。
異国情緒漂うレトロな雰囲気の駅は、テレビドラマなどのロケ地としても使われ、駅舎としては全国で初めて国の重要文化財に指定されました。今では門司港レトロの観光に欠かせない起点駅となっています。
現在、「門司港駅」は創建当時の駅舎の姿に復元するために、2019年頃の工事完了予定で保存修理工事中。ただし列車は通常通り運行していて、駅構内での記念写真の撮影なども可能。もちろん、これからご紹介する三つの幸運スポットも見ることができますよ。
写真:凜風 杏花
地図を見る写真:凜風 杏花
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地図を見るまず最初の幸運はトイレから! ふだんは駅のトイレをわざわざ見学したりはしないでしょうが、門司港駅のトイレには用がなくても立ち寄ってください。当時としては非常に珍しかった水洗式トイレや大理石とタイルばりの洗面所などが残っています。
特に見てほしいのが青銅製の手水鉢(ちょうずばち)。戦時中の貴金属供出からもまぬがれ、大正三年に作られた時のままの形を保っているため、「幸運の手水鉢」と呼ばれているんです。心なしか張られた水も神秘的…。
写真:凜風 杏花
地図を見る二つ目はホーム手前の「旅立ちの鐘」。大正 3 年の駅舎完成の際は「出発合図の鐘」として製作され、昭和に入ると「安全の鐘」として旅行客を見守ってきた鐘が、平成21年に「旅立ちの鐘」としてよみがえりました。結婚、進学、就職などで鹿児島本線起点の駅から旅立つ人を見送る鐘が、どんな音色なのかは鳴らしてみてのお楽しみ。
写真:凜風 杏花
地図を見る写真右手に見えているのは、日本の鉄道開業100周年を記念して設置された九州の鉄道起点を示す「0哩(ゼロマイル)標」。こちらも貴重なものなので合わせて見学しておきましょう。
写真:凜風 杏花
地図を見るそして最後の三つ目は、旅立つ人の夢や希望が流れ込むとされる「幸福の泉」。旅立ちの鐘のすぐそばにあり、この鐘を鳴らしてから幸せの泉にコインを投げ入れて願い事をするとその願いが叶うとのことで、泉の中にはコインがいっぱい! そして、ここはひそかにプロポーズの場所としても人気なんですよ。
写真:凜風 杏花
地図を見るご紹介した門司港駅の三つのパワーポイントは案外知られていないおススメ場所。ここでパワー充電した後は、駅を出てからの「門司港レトロ」でも建物めぐりやグルメをしっかり楽しんでくださいね。
住所:北九州市門司区西海岸一丁目5-31
電話番号:093-321-8843
アクセス:JR鹿児島本線・起点駅
「門司港駅」は2019年頃の完了予定で復元保存修理工事中。
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトやMEMOのリンク先などでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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