写真:藤谷 愛
地図を見る地元で人気の鉄板焼き店「てっぱRossa」が川越まつりで提供するのは、屋台としてはあまり見かけない柔らかくてジューシーなラムチョップ!特製のソースとハーブが絡んだお肉を右手に、赤ワインを左手に、なんてちょっとオシャレなお祭りグルメですよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る「Bistro Cache Cache」(ビストロ カシュカシュ)のシェフは「メートル・キュイ ジニエ・ド・フランス」というプロ向けのフランス料理コンクールで日本一になったほどの腕前。そんなシェフが作る屋台グルメを食べないわけにはいきません!
お勧めはイベリコ豚バーガー。大きなイベリコ豚のバラ肉2枚が甘みとコクのあるソースで焼かれてドーンと入ります(はみ出ます)。シャキシャキのレタスの食感と甘い脂のイベリコ豚の弾力も楽しい逸品です。
お祭りの道中、食べ物ばかりというわけにはいきませんよね?
お勧めは、川越まつりの時にだけ解禁になる、地元「鏡山酒造」純米仕込みの樽酒です!瓶詰にもされていない、まさにお祭り限定の日本酒。紙コップか枡での販売になりますが、木の香りがさらにお酒の美味しさをアップする枡でどうぞ。
なお、2杯目以降もこの枡を差し出すとお酒の料金だけで飲むことができます。ディズニーのポップコーンバケットの要領でお楽しみください。
写真:藤谷 愛
地図を見る突然ですが、「焼鳥」と「やきとり」の違いをご存知でしょうか?漢字の方は鶏肉使用ですが、ひらがなの方は鶏肉以外のもの、例えば豚肉などがあります。そして「日本三大やきとり」の筆頭が、川越市からほんの数キロ離れた東松山市なのです。その影響はここ川越市にも及び、現在では東松山系の「やきとり」を提供するお店も多数。
写真は川越市で1号店が始まった「焼鳥居酒屋ビッグ」の豚のカシラ。焼鳥中心ですが、豚グルメが大好きな埼玉県民の要望にこたえるべく「やきとり」も提供しているのです。
こちらでは注文時に塩かタレかを確認して焼いてくれますよ。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらの写真は、蔵造りの町並みで有名な一番街にある「エース 大松」。豚のカシラのねぎまに東松山系を象徴する「辛味噌」を付けていただきます。一番街では多くの山車の巡業を見ることができるので、やきとり片手に見学を楽しんでください。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらも東松山系のやきとり店「やきとり ひびき 川越八幡通り店」。やきとりに付けて食べる「秘伝のみそだれ」が人気で、お祭り限定の串焼きセット(みそだれ付)が販売されます。また別売りで瓶詰のみそだれも販売しているのでお土産におすすめです。
写真:藤谷 愛
地図を見る川越まつりの屋台は
(1)本川越駅前(西武新宿線)〜蔵通り
(2)クレアモール(商店街)〜大正浪漫夢通り
(3)町の各所に設置された屋台村
を中心に広がっていますが、実は路地裏に入ると地元の飲食店が出している美味しい穴場屋台を発見することができるのです。
写真はその一つ「金子増太郎」(かねこますたろう)の牛すじ煮込み。博多もつ鍋の専門店なので、豚肉ではなく牛肉のモツが主体となります。トロトロの牛すじとホクホクの根菜が一緒になった一皿は体の芯から温かくなる逸品です。
写真:藤谷 愛
地図を見る金子増太郎は祭りの二日間、店舗の裏手に独自の屋台エリアを作ります。これだけ広い座席を1店舗で設けているのは珍しく、前述した牛すじ煮込みだけでなく、お店の看板商品である博多もつ鍋や酢もつを食べることも可能。落ち着いて屋台グルメを楽しみたい方にお勧めの場所です。
写真:藤谷 愛
地図を見る日ごろは精肉に加えミートボールやコロッケなどの手造り総菜を販売している「辻の吉野家」。曳っかわせの見どころの一つである札ノ辻の四つ角の一つに立地するお肉の専門店です。
お祭りの期間中は、ピリ辛味で大人気の「国産豚スペアリブ」、豚モツを使用した「国産やわらかもつ煮」や黒豚の脂の旨みがたまらない「彩の国黒豚とん汁」などを特別に販売しています。精肉店が厳選したお肉を使用しているので間違いのない美味しさですよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る川越まつりでは一般的な屋台の他、他県から出店しているB級グルメや他県産の食材を使用した屋台もたくさんあります。関東に住んでいる人にとっては「ナニコレ?」という食べ物をたくさん見ることができるのが楽しみの一つでもあるお祭りです。
こちらの写真は青森県産の豚肉を使用している「幻のインディアンソーセージ」の屋台。「骨付きインディアンソーセージ」や「十和田黒豚スペアリブ」など、サイズもジューシーさもたっぷりの、豚肉好きな人にお勧めの屋台です。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらは関東ではあまり見かけない「はしまき」。大阪より西の地域、特に中国地方のお祭りで登場する屋台グルメです。「キャベツ無し」の薄いお好み焼きを割りばしにグルグル巻きつけ、お好み焼きの要領でトッピング。食べ歩きにピッタリの熱々グルメです。
写真:藤谷 愛
地図を見る関東ではなかなかお目にかかれない新潟発のソウルフードがこちらの「ポッポ焼き」。黒砂糖、水、薄力粉などを混ぜて専用の焼き器で焼いたふわふわモチモチ食感の蒸しパンのようなものです。優しい甘さなので小さなお子さんにも最適なお菓子です。
写真:藤谷 愛
地図を見るここからは平成のご時世、なかなか見ることができないお祭り屋台のご紹介です。
最初は「のしいか」。江戸時代はスルメイカを調味料に浸し木槌で伸ばしていたそうですが、現在ではローラーを使用して伸ばすのが主流です。
写真:藤谷 愛
地図を見るどこまで伸びるかというと、この写真以上!
川越まつりののしいか屋台は、お客さんの注文が入ってから七輪であぶり、ローラーで引き伸ばすので、ほんのり温かい状態でするめ本来の味を楽しめます。折りたたまれたスルメイカと鏡山酒造の枡酒の組合せ。最高のお祭りグルメです。
写真:藤谷 愛
地図を見る正月でもないのに餅つきが見られるのも川越まつりならでは!
新潟県長岡市のもち米で作られたお餅に「あんこ」「ずんだ」「きなこ」「ごま」「みたらし」など8種類から味を選んで絡めてくれます。柔らかさと絡み方はつきたてならではの美味しさです!
いかがでしたか?お祭りルートも路地裏も一般的な屋台だけではなく、個性ある屋台がひしめいているのが川越まつり。広範囲にわたっているので、お祭り当日は歩きやすい靴で訪問してくださいね。
また、記事下「関連MEMO」には川越まつりの情報や観光に役立つ情報も紹介しております。併せてご活用ください
*屋台の場所は2017年の取材時のものです
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(2024/3/19更新)
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