写真:月宮 うさ
地図を見る花と緑の札幌市「百合が原公園」は四季を通して花を楽しむことができる札幌市民の憩いの場。寒い冬の間もたくさんの花々が温室で皆様をお出迎えしてくれます。
特に、2月中旬から3月末くらいまでは温室のシンボルツリー「ミモザ(ギンヨウアカシア)」が咲き、この花を見るために多くのの人々で温室が賑わいます。
本州では春を告げる早春の花ミモザですが、実は北海道では外で育ちません。北海道民・札幌市民にとってはとても珍しい花「ミモザ」なのです。
写真:月宮 うさ
地図を見る満開のミモザを中心に花々が咲く温室では、毎年3月上旬に「ミモザコンサート」が開催されます。ミモザの下、花々に囲まれ美しい旋律を楽しめる特別な1日です。
※2016年のミモザコンサートは3月5日(土)に開催予定です。
コンサートがない日でもミモザのお花を中心に、たくさんの花々を楽しめる温室は、お花好きな皆様にきっと満足していただけることでしょう。満開のミモザの下から空を見上げてみませんか?
写真:月宮 うさ
地図を見る椿も札幌では外では育たない花。椿の北限は南北海道、函館や松前あたりです。
そんな椿も百合が原公園の温室では、和風の椿や八重咲きでパステルカラー調の洋風の椿などたくさんの種類を見ることができます。
早咲きから遅咲きのものまでありますので、雪解けの季節まで楽しむことができますよ!
他にも温室では北海道では見ることのできない冬牡丹(2月下旬〜3月上旬)や柑橘類(2月中)を見ることができたり、一足早い桜(3月下旬)を楽しめたり、その時々で色々な植物を見ることができます。
写真:月宮 うさ
地図を見る3月を過ぎると温室も次々に春らしい風景に変わってゆきます。
チューリップやスイセンなど春を代表する花々が咲く風景は、外が冬の雪景色でも気持ちは春に♪寒い場所の観光で冷えた体にも嬉しい温かさです。
もちろん温室は雪が解けてからも楽しめます。
年間約2000種類の植物を展示する温室では、北海道で見ることができない植物だけではなく、日本では見ることのできない珍しい植物と出会えるかも?!
お花好きの皆様、札幌観光の時には百合が原公園のホームページにて開花情報をチェックしてみてください。
冬に北海道に来たなら冬の北海道らしい風景は楽しみたいですよね!ここ百合が原公園はそんな願いを叶えてくれるステキな風景があります。
夏は広大な芝生が広がっている芝生広場は冬は一面の銀世界!そしてサイロのある風景は北海道らしさを感じませんか?
遊歩道の除雪はしっかりされていますので、散歩をしてもヨシ!写真を撮ってもヨシ!!冬の北海道らしい風景を思いっきり楽しむことができます。
最後に百合が原公園について少しお話をしましょう。
ここ百合が原公園は1986年に「さっぽろ花と緑の博覧会」が開催された公園で、広さ約25.4ヘクタール、東京ドーム5.4個の広さの公園内は1年を通して花々を見ることができます。
アクセスはJR学園都市線にて札幌駅から16分の百合が原公園駅下車、徒歩5分。駐車場も広いのでレンタカーご利用の皆様も気軽に遊びにくることができますよ。
冬の北海道観光は寒い場所が多いです。体を温めに、お花に癒されに、吹雪の日も楽しめる百合が原公園へ足を運んでみませんか?
北国の春ももう少し‥雪が解けたら温室だけではなく公園内も是非お散歩してみてくださいね!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
月宮 うさ
花と自然と四季の風景が好きな道産子。趣味は旅行と散歩と食べること。旅のスタイルは歩く!をモットーにあちらこちらに出没中。皆さまの旅行の計画に少しでもお役に立てることを願いつつ、旅の途中で見つけた感動を…
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