2008年にユネスコ世界遺産に登録されたペナン ジョージタウン。しかし、それ以前、2000年に「ユネスコ文化遺産建築保存賞」を受賞し世界的にも評価を得ていたのが、今回ご紹介するチョン・ファッ・ツィー・マンションこと、「ブルー・マンション」です。
名前の通り、南国の空よりも真っ青な建物は、1880年、大富豪チョン・ファッ・ツィーが8年という歳月をかけて建てた邸宅になります。そして現在は、ホテルとして使用されています。
旅の記念として写真を撮りたくなってしまうこの建物。以前は、このホテル宿泊客と、1日3回行われている有料のガイドツアー参加者のみしか、内部に入ることが許されていませんでした。なかなか入ることができなかったブルー・マンションですが、2016年よりレストランがオープン!レストラン利用者も、共用エリアの見学が可能になったんです。
ブルーマンション内に、2016年オープンしたレストラン「indigo(インディゴ)」。高い天井に、ランタンのような照明が配された店内は、青い海の中にいるかのよう・・・静かに流れるBGMがさらにリラックスした雰囲気を演出しています。さらに、店内をゆっくり見渡すと、ため息がでるくらいに素敵な空間!壁には高級感あるタペストリーやステンドグラス。
自分が、活気あるペナンの街にいるのを忘れてしまうようなレストランは、「優雅」としか言いようがありません。
ランチとディナーの営業となる「インディゴ」。特にオススメなのが、ランチのコースメニュー!前菜またはスープ、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶の4品で、税込RM65(約1800円)。ワインがお好きな方は、豊富なワインリストも準備されています。
お料理の中には、フレンチやウェスタンのようなメニューも並びますが、不思議とその味はアジア風。写真の「ラム・パイ」のソースも、日本人の私たちにも懐かしい味がふんわり・・・しかし、見事にラム肉やズッキーニなどのお野菜とマッチしています。もちろん、マレーシアらしさもあるメニューもありますよ。
東洋と西洋が融合したブルー・マンションにあるレストラン「インディゴ」は、建物同様、東洋と西洋が混ざり合った創作料理になります。
素敵な空間に、興味深いお料理。それだけで十分、コース料金に見合った感じはしますが、さらに優雅で満足した気分にしてくれるのがレストランスタッフ達。静かに歩いても、きしみ音がする世界遺産建物の中を優雅にエスコートしてくれます。そして、一皿一皿、丁寧に説明してくれるだけでなく、東南アジアらしからぬさりげないきめ細やかなサービスも。でも何よりも、この笑顔が、旅に出てよかったな、このレストランを選んでよかったなと思わせてくれますよ。
ブルー・マンションの前方は海、後方は観光地でもあるペナン・ヒル。この海と山に挟まれている状態を風水では「龍の頭」と呼ばれ縁起の良い立地条件とされています。そう!ペナンの最強風水パワースポットなんです。
特にレストラン「インディゴ」に向かう吹き抜けの中庭には、気のエネルギーが集まる石が2つ置かれており、その間に立つと何か感じると言われています。何も感じなくとも、それから空を見上げると、なんとのノスタルジックな感じに浸れますよ。さらに、レストラン「インディゴ」内の正面大きなタペストリー前に気を感じるという方も多いようです。
ゆっくり優雅な食事をした後は、自由見学タイム。歴史のパワーや気を感じたり、お好きな写真を撮ったり、普段ではなかなか入ることのできない「ブルー・マンション」を十分にお楽しみください!胃も心も満足すること間違いなしですよ。
住所:14, Leith Street 10200 Penang
TEL:+604 262 0006
営業時間:ランチAM12:00〜14:30入店 / ディナー18:00〜20:30入店
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索