イタリアにおいての日本食は主に、寿司、刺身、天麩羅を指します。日本食レストランの経営者は中国人、スタッフは中国人という店舗が全国的に非常に多いです。そんな中、大都市ミラノにおいては、日本人経営、日本人スタッフという生粋の日本食レストランがあり、他の地域からわざわざ足を運んで食事に来られる方もいるほど。
また、2014年頃からラーメン店の出店が増え、今では日本と変わらぬスープ(味噌、塩、しょう油、とんこつ等)、麺の茹で具合もコシがあり、日本さながらの味に変化。
ミラノ中央駅の地下スーパーでは持ち帰り用の寿司が売られ、ネタの数は少ないものの、手軽に食べられるのは嬉しい限り!
★日本食レストランが多いエリア
ガリバルディ駅からモスコーヴァ駅付近のコルソ・コモ地区。散策していると、お店の名前が、日本語またはローマ字で看板に書かれているのを見かけます。
カジュアルな雰囲気の寿司レストランが多い中で、焼肉店、居酒屋風レストランもあり、枝豆、唐揚げ、ポテトサラダを提供している店もあります。
Google mapで「コルソ・コモ」と検索すると「和食レストラン」が表示されるので見つけやすいでしょう。
ミラノで大人気の日本食レストラン「FUKUROU」。
オープン以来ミラノ在住の日本人だけでなく、イタリア人のリピーターも数多くお昼時は予約しないと入れないほどの人気ぶり。予約必須なお店です。
こちらは、日本人経営者、日本人スタッフで構成。まさに生粋の日本食レストランです。
店内に入ると、「いらっしゃいませ!」と日本語で迎えられるのです。これは、嬉しい!長い間、イタリア語のシャワーを浴びている環境に身を置いていると、母国語である日本語がそのまま通じる有り難さを強く感じるお店です。
オーダーをとりに来てくれるスタッフは日本人ですから、言葉のストレスは全くありません。ミラノにいることを忘れてしまいそうです。
FUKUROUでは、ランチタイムは寿司、とんかつなどの定食、丼ものを提供し、夜は日替わりならぬ2週替わりラーメンが食べられます。
白いご飯、味噌汁といった日本にいたら当たり前にいただけるものが、海外ではどこか微妙に違うと感じる…そんな心配は無用です。ご飯の炊き加減、味噌汁の出汁は日本そのもの。シンプルなものほど、ダイレクトにその味わいが飛び込んできます。
ミラノでサクサクとした衣をまとった大分名物の鳥天ぷらを、天つゆ(生姜おろし付き)でいただける贅沢。
日本食を食べに遠方からミラノ「FUKUROU」へお客様が来店されるのも納得の味です!
<Fukurou(ふくろう) 基本情報>
住所:Via Antonio Tolomeo Trivulzio, 16, 20146 Milano
電話番号:+39 02 4007 3383
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
日本の国民食とも言われ、海外での人気がうなぎ上りのラーメン。
麺の太さやコシ、具材、そしてなんといっても情熱を込めて作り上げる珠玉のスープ等、日本のラーメンのクオリティは高く、海外で日本同様のお店を探すのは容易ではありません。
これまでイタリアで食べるラーメンは「イタリアのラーメン」であり、日本のものとは「別」という印象がいなめませんでしたが、この2、3年でミラノラーメン界の様子は変化しています。
大阪の堺から果敢に挑んだ「龍旗信」松原龍司氏は、ミラノExpo2015へ日本館とは別に単独で参加。期間中は松原氏より鍛えられたイタリア人スタッフの作るラーメンを求める人で長蛇の列となり大人気店に!
Expo終了後、アペリティーヴォで有名なナヴィリオ地区に「Ryukishin Milano」をオープン(2016年3月)。
オープン後、瞬く間にミラネーゼのハートをつかみリピーターが続出。イタリアのメディアで何度も取り上げられている話題のラーメン店なのです。
店内のスタッフは全員イタリア人。皆、店内を機敏に動き、自身の持前の仕事に黙々と取り組んでいます。
席に着くとスタッフよりメニュー内容、おすすめ、人気メニューに至るまで丁寧な説明あり。Miso、Shio、Paitan、Shoyuのスープの違いをわかりやすく説明してくれるのは、日本のラーメンにあまり馴染みがないイタリア人にとっては嬉しい気遣い。
ラーメンは全て日本と同じレシピで、イタリア人スタッフが松原氏の味を忠実に守っています。
Ryukishin Milanoでは、Miso ramen deluxeが一番人気です。
Miso ramen deluxeは、トッピングからも見た目に日本のラーメンそのもの。
麺の茹で加減、コシ、チャーシュー、半熟玉子、そして決めてとなるスープが、ミラノでどのように提供されているのか?
イタリア人スタッフが作る日本の味そのままのラーメンを食べてみる価値は大いにあります。
Miso ramen deluxeに続いて、Ryukishinでおすすめが「鶏パイタン」です。
オープン時の2015年頃は、日本以外の世界では他に鶏パイタンをメニュー化しておらず、ヨーロッパではRyukishin Milanoが初めて。鶏パイタンのスープはとても手間がかかり、特に塩の鶏パイタンは難しいとのこと。
苦労の上に作り上げた「鶏パイタン」は、今ではRyukishinが最も得意とするラーメンです。
あっさりと、そしてさっぱりとした優しいスープ。静かに絡むように茹でられた麺。イタリア人スタッフが作るこの繊細な味を食べてみるのはいかがでしょうか。
ラーメンの他、サイドメニューも充実しており、餃子、枝豆、ポテトサラダ、鶏南蛮、とんかつ、揚げ豆腐もあります。もちろん日本のビール(サッポロ)もあり。
イタリアではラーメン店はリストランテのカテゴリーに入ります。Ryukishin Milanoではテーブル予約が可能ですので、ミラネーゼで賑わう夜の時間帯はぜひ予約の上、来店をおすすめします。
Ryukishin Milanoは日本人が求めて恋しくなるラーメンであり、ミラネーゼを瞬く間に魅了した日本の味そのものです。
<Ryukishin Milano(龍旗信) 基本情報>
住所:Via Ariberto 1, 20123 Milan, Italy
電話番号:+39 02 8940 8866
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
和食人気が世界的に高まる中、ミラノでも同様に日本食は大人気。
ミラノの日本食レストランは約250店舗、ローマの約130店舗をはるかに超える総数。
ファッショナブルな街ミラノに相応しいスタイリッシュな日本食レストランの多くは、イタリア人、中国人シェフにより提供されている日本食、寿司、刺身、天ぷらです。
その中で、日本人スタッフがサーブし、生粋の日本人シェフにより丁寧に料理され、日本の味をそのままに伝えるレストラン「FUKUROU」は、日本を思い出させてくれます。
一方で、全員がイタリア人スタッフで構成されたラーメンレストラン「Ryukishin Milano」は、日本人オーナーから学んだことを忠実に日本の味をそのままに伝え、メディアを賑わすほどの人気店となったのです。
ミラノでの日本食を、ぜひ味わって楽しんでいただければと思います。
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