ご紹介する「いずはこねふれあいフェスタ」は、三島市にある伊豆箱根鉄道本社の構内で行われます。フェスタは、2016年には、約5000人が訪れたほどの毎年恒例の人気イベント。
会場では、電車の洗車体験・ミニ電車乗車体験・らくがきバス。ステージイベントでは、元新幹線運転士さんなどによるトークショー。各交通事業者出店による、のりもの市場などが行われます。
本社の構内には、電車の車庫や洗車台を併設。中でも、ここで行われる電車と触れ合える体験イベントは、行列ができる人気イベント。
青色と白色の車体の電車は、三島駅〜修善寺駅を走る、地元で馴染みの電車。「いずぱっこ」との愛称で親しまれている電車で、そんな本物の電車を使って、電車の洗車体験ができてしまうのです。
電車に乗りながら、車内から洗車機で車体を洗う様子が見られる不思議な体験で、普段、線路を颯爽と駆け抜ける電車とは違って、気持ち良さそうに洗車される電車を見られるなんて驚きです。
こちらは「ED(電気機関車)を下から見よう」の体験コーナー。題された通り、電気機関車の下にもぐって、車体の下を見学できる何ともユニークな取り組み。
参加者は、安全のためにヘルメットを着用するなど本格さながら。この機関車は、1947年に製造。夜間工事時の機材運搬などに活躍している現役の機関車で、そんな機関車を下から見学する貴重な体験ができます。
機関車の下は低くて、かがんでも頭がすれすれ。見学時は、整備員の方が詳しく説明してくれますよ。オイルの独特の匂いが感じられ、車輪の大きさなどに圧巻!
電車と言えば、鉄道グッズも外せないアイテムではありませんか?
会場の「のりもの市場」では、伊豆箱根鉄道グッズ・部品の販売もしています。実際に使われた車掌かばん・つり革・駅名看板などから、分電盤名称表記プレートに至るまで販売しています。
電車に限らず、伊豆箱根バスのバス停名看板やバスのホイール、バスの時刻表など、バス関連グッズも販売されているので、バスファンも必見ですよ。
のりもの市場では、伊豆箱根鉄道社グループ以外に、富士急行・東海バス・上毛電気鉄道・伊豆急行などの交通事業者による出店ブースもあって、県内外の電車やバスのグッズを買うこともできますよ。
会場の講堂では、鉄道資料展示・鉄道模型展示などのコーナーもあって、自由に見ることができます。本物さながらのジオラマを走る模型や、今となっては運行中止となった懐かしの車体の鉄道模型など、一見の価値ありの模型もあるので、忘れずに見ておきたいコーナーです。
イベントでは、鉄道やバスだけでなく、地元「伊豆・三津シーパラダイス」や「三島市立公園楽寿園」などから、移動水族館や移動動物園もやってきます。亀やうさぎなどの動物に触れられ、ミノカサゴ・ハリセンボンなどの珍しい魚も見られて、ちびっ子はきっと大はしゃぎすることでしょう。
会場内にはこの他、チョコバナナ・ラーメン・焼きそば・地元グルメを販売するフードコーナーなどもありますよ。
フェスタ専用の駐車場はないので、会場まで伊豆箱根鉄道の電車やバスなどの公共機関を使って行くのがお勧め。会場は、伊豆箱根鉄道駿豆線「大場駅」から徒歩5分の場所です。
「いずはこねふれあいフェスタ」では、伊豆箱根鉄道社グループの電車が大集合!種類の違う電車が一堂に見て触れられて、遊び心がくすぐられるようなイベント。普段見られない電車やバスが間近で見られ、乗り物大好きなちびっ子を筆頭に、大人まで楽しめます。入場無料なので、親子で是非、楽しまれてみては如何でしょうか?
<いずはこねふれあいフェスタの基本情報>
開催地:伊豆箱根鉄道本社
静岡県三島市大場300番地
開催日:2017年11月23日(木・祝)
開催時間:9時30分〜15時まで
駐車場:なし
※2016年11月23日に開催されたイベント内容になります。最新の情報は、公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索