写真:浅井 みら野
地図を見る輝くほどの純白な壁に、1本の尖塔がまるで槍のように空に伸びる姿が印象的なワット・トライミット。左右対称のデザインからは調和が感じられ、堂々とした佇まいが美しい建物です。
写真:浅井 みら野
地図を見るバンコク旧市街の東のはずれ、“ヤワラート(Waowarat)”と呼ばれる中華街エリアに隣接しています。寺院からは鮮やかな色合いが目立つ、中華街の門も見ることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見る昔から華僑の人たちがお参りに訪れていたため、所どころで中国っぽい雰囲気があるのもこのお寺の特徴。本堂では中国の生活が描かれている磁器が置かれ、タイのお寺では珍しいインテリアです。
写真:浅井 みら野
地図を見る寺院横のチケットセンターで入場券を購入し(おひとり20バーツ/2017年10月時点)、正面入り口から最上階で待つ黄金仏を目指します。
写真:浅井 みら野
地図を見る本堂では伝説の主役、黄金仏が優しい眼差しで訪れた人たちを見渡しています。高さ3m、重さ5.5tという大きさですが、造られたのが700年以上前だというから驚きですよね。
しかも材質は純金に近いほど質が高いことも判明し、その価値の高さはギネス世界記録に掲載されたほど。“世界最大の黄金仏像”とも言われ、その姿からは長い歴史を経ても変わらず輝き続ける、底知れない力強さが感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見るこのお寺の一番の特徴は黄金仏ですが、それ以外にも金色が贅沢に装飾されているのが見どころです。本堂の天井を見上げると、複雑な曲線にもきっちりと沿って施された金色の模様が。照明と太陽光に照らされ、室内をより豪華な空間へと煌かせています。
写真:浅井 みら野
地図を見る最上部で突然響き始めたベルの透き通った音。正体は本堂の横に設けられていた、風鈴のようなもの。
写真:浅井 みら野
地図を見るこのベルは誰でも鳴らすことができ、幸運を招くといわれています。軽い音の調べは耳に心地よく、お寺のBGMにぴったりです。ここでご利益をぜひ頂いていきましょう。
写真:浅井 みら野
地図を見る帰り際に2階の資料館を訪れてみると、より仏像についての知識や、どうやって黄金仏が発見されたのかが分かりますよ。特に普段目にする仏像がどのように造られているのか、過程ごとに模型が展示されていて分かりやすいです。
写真:浅井 みら野
地図を見る黄金仏の発見ストーリーは、動画で一連の流れを見ることができます。驚いたことに、今のお寺に仏像を移動しようとした際、誤って落下してしまったのだとか。さらにその時、ちょうど嵐が近付いてきてしまったため、そのまま仏像を放置。次の日に作業を再開しようとしたところ、漆喰の一部が剥がれ落ち、黄金の姿が現れたのです。度重なる偶然によって発見された経緯は、まさに信じられないの一言ですよね。
写真:浅井 みら野
地図を見る黄金色が目立つワット・トライミットですが、資料館のすぐ近くの壁には、細かな装飾が施された彫刻もあります。特に中心の象は立体的に彫られていて、象の鼻はこちらに向かってのびているというダイナミックさ。ぜひ訪れた際は、見つけてみてくださいね。
住所:661 Tri Mit Rd, Khwaeng Talat Noi, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100
アクセス:MRTフアランポーン(Hua Lamphong)駅から徒歩7分
入場時間:08:00-17:00
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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