写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る秋田弁でがっことは漬物のことで、秋田のがっこと言えば、いぶりがっこが有名ですよね。いぶりがっことは、大根を囲炉裏の火と煙で燻したあと、米麹や塩などに漬け込んだ漬物のことです。
もちろん安藤醸造のいぶりがっこも美味しいのですが、自社の醤油と味噌を使って作った自家製のがっこはかなりオススメ!しかも、その美味しいがっこを食べ放題で楽しむことが出来るんです。中でも味噌屋ならではの寒こうじを使った白菜の寒こうじ漬けときんしうりの粕漬は絶品! メイン料理が来る前にお酒が飲みたくなるほどです(笑)。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る山芋と長いもは呼び方が違うだけでは? と思う人が多いかと思います。どちらもとろろにするなどして食べ、食感は似ているのですが、山芋は味の濃さととろろの強い粘り気が特徴です。
そんな山芋をすりおろして団子状にし、鍋に入れたものが山の芋鍋です。田沢湖や角館の名物料理として有名で、秋田の秘湯乳頭温泉でも食べることができます。味付けは秋田の比内地鶏を使ったダシで食べる醤油味と、自家製味噌をつかった豚肉入りの味噌味を選ぶことができます。オススメは醤油味。比内地鶏から出るダシが絶品です。
鍋に入った山芋の団子は秋田名物きりたんぽのようにモチモチとしてて食感は同じですが、きりたんぽのように煮崩れしないのが特徴。鍋に入れたままでも原型を保ち、モチモチ感もずっと味わうことができます。秋田の冬の鍋にかかせない“せり”もたっぷり入っているので、山の芋団子と一緒に食べてみてくださいね。
山の芋鍋:単品 648円 ご飯つき 743円
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る三百年以上前の江戸時代、角館の城主 佐竹北家はよく狩りをしに出かけていたと言われています。特に鴨やキジを捕り、その場でさばいて焼き、山椒味噌をつけて食べていたそうです。
それが現在の御殿場焼のベース。当時の味付けはそのままに、鶏肉と季節の野菜を山椒味噌で味付けした御殿場焼は、今では角館の名物料理となっています。
土鍋屋ではこの御狩場焼にご飯とみそ汁をセットにして提供しています。山椒味噌がとにかくおいしくて、肉や野菜がなくてもこの山椒味噌だけでご飯が進む!一度は食べたい角館料理です。
御狩場焼セット 743円
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るおなかに余裕があれば、1階の入り口にある「せいろ亭」の味噌豚まん、鶏まん、ちまきなどはいかがでしょうか? せいろがずらりと並び、見ているだけで食欲が増します。
オススメは、味噌豚まん!
豚まんの中の豚餡が味噌味になっているのですが、味噌が味わい深くておいしい!中身もモリモリ入っていて食べごたえ十分です。鶏まんは秋田名物比内地鶏を使った一品。こちらは醤油味でさっぱり食べることができます。味噌と醤油の醸造元なので、味は間違いないですよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る1階部分は自家製の味噌や醤油はもちろんそれらを使った漬物なども販売しています。とにかく試食が豊富でどれを買おうか迷ってしまうほど。土鍋屋で食べた「がっこ」も販売しているのでお気に入りがあれば購入してみてください。
オススメは寒こうじ。これ一袋買うだけで、白菜やきゅうり、にんじんなどあらゆる野菜に混ぜ、重石を一晩おいて寝かせるだけでおいしい寒こうじ漬けができますよ。
秋田の鍋というと「きりたんぽ」を思い浮かべる人が多いと思いますが、今回はきりたんぽと味付けは同じで、きりたんぽを山の芋団子に変えた「山の芋鍋」を紹介しました。きりたんぽとの味の違いをぜひお試しください!
雪見露天風呂に入った後の「山の芋鍋」は格別ですよ!
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(2024/9/18更新)
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