写真:乾口 達司
地図を見る大観音寺は1982年(昭和57)に開かれた寺院。榊原温泉への玄関口に当たる近鉄線・榊原温泉口駅から歩いて5分ほどのところに位置しています。したがって、アクセスはきわめて快適です。
境内の西側には、フランスのルーブル美術館収蔵の彫刻作品から直接型をとって作った作品類を展示するルーブル彫刻美術館が位置しています。大観音寺とルーブル彫刻美術館とをセットで入館すると割引特典が受けられますので、訪問の際は両方見学しましょう。
写真はルーブル彫刻美術館前の駐車場から大観音寺方面を撮影したもの。樹木にかこまれるようにして巨大な観音さまが顔をのぞかせているのが、ご覧いただけるでしょう。駐車場もルーブル彫刻美術館と共有なので、お車で来られる方はこちらの駐車場をご利用ください。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は大観音寺の入口。こちらの通路の先に入場ゲートがあります。
写真:乾口 達司
地図を見る入場ゲートをくぐり、道幅の広いメインの参道前に出ると、参道の一番奥に巨大な金色の観音立像が屹立しているのがうかがえるでしょう。先ほど駐車場から顔をのぞかせていた観音さまで、大観音寺の本尊に当たる「純金開運寶珠大観世音菩薩」。純金製の観音菩薩さまとしては日本一の大きさを誇っているそうです。
写真:乾口 達司
地図を見る純金開運寶珠大観世音菩薩は右手に蓮の華、左手に寶珠を持ち、金運財運に恵まれるように願って作られています。真下からのぞくと、その持ち物も良くうかがえるはず。その大きさも実感出来るので、ぜひ真下からも見上げましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る足元には、ご覧のように、等身大の観音さま108体が純金開運寶珠大観世音菩薩をぐるりととりかこむようにして配置されています。108という数は人の煩悩の数を表しており、それをとりはらうことを目的として配置されています。
写真:乾口 達司
地図を見る境内にらさまざまな仏像や彫刻類が所狭しと並べられています。その造形もきわめてユニーク。たとえば、写真の観音さまはマイクを持っていらっしゃいます。通称「カラオケ観音」です。歌の上達を願う方はぜひお参りしましょう。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは純金開運寶珠大観世音菩薩の背面にいる方々。ごらんのように河童が一塊となっています。
写真:乾口 達司
地図を見る河童たちに目を奪われてしまいがちですが、彼らの頭上にも注目しましょう。カラス天狗たちまでいるではないですか。こういった異形のものたちまで形象化され、展示されているのも大観音寺の特徴です。
写真:乾口 達司
地図を見るしかし、異形のものは何も人間をかたどったものばかりではありません。写真は「白澤」(はくたく)。古代中国の神獣で、特にガン封じにご利益があるとされます。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらの巨大な鼎は「金運萬倍釜」。その名のとおり、金運がアップするという御利益があるとのこと。金運アップを願う方は必見ですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る境内には四国八十所や西国三十三所など、各地の有名な霊場から持ち帰った「お砂」も安置されています。その「お砂」を拝みながらめぐると、それだけで各霊場をめぐり、その功徳を得たことになるとのことです。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらの写真はいったい何だと思いますか?これは「端渓四海昇平硯」といい、世界最大の方形硯とされています。大観音寺にはこのようなものまであるのですね。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらの写真はいったい何だと思いますか?これは「端渓四海昇平硯」といい、世界最大の方形硯とされています。大観音寺にはこのようなものまであるのですね。
大観音寺がいかにユニークでショッキングな寺院であるか、おわかりいただけたでしょう。もちろん、今回、ご紹介したもの以外にもさまざまな仏像や彫刻がひしめいており、実際に当寺を拝観しないことには、その全貌を知ることは出来ません。大観音寺にぜひ参拝し、そのめくるめく世界に衝撃を受けてください。
<大観音寺の基本情報>
住所:三重県津市白山町
電話番号:059-262-1717
アクセス:近鉄線・榊原温泉口駅より徒歩5分
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(2024/12/2更新)
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