町に入るとまず目に入って来るのがこのバス停です。どこにでもあるバス停の標識ですが、なんだかカラフルと思って近づいてみると「あらま、とってもかわいい」と思ってしまう。思わずスマホで撮影してＳＮＳにアップ！そんなバス停の標識が町の中にあるのです。
このバス停のイラストはヤマタノオロチとオオサンショウオをもとにしたマスコットキャラクター。その名はオッサンショウオという名前。いかにも、オッサン的な臭いをかもし出しているキャラクターです。この愛くるしさはＳＮＳウケすること間違いなしです。
このバス停、ただかわいいだけのバス停ではないのです。このバス停は日南町内に180ヶ所設置してあるのですが、イラストのバージョンは5つありさらに、この180ヶある標識の中に各バージョンに1枚だけ、ハートマーク付のバス停があるのです！！それぞれは1枚しかないので見つけることができれば、とってもラッキー！この5枚を見つけると幸せになれるという噂があるそうです。それならば、のんびりと滞在して歩いて探してみてもいいですね（バス運賃は大人200円）。
日南町営バス基本情報
住所:鳥取県日野郡日南町霞800番地 町営バス事務所
電話:080-9044-7765
ここの日南町にはとても珍しいものがあります。それはノジュール群です。ノジュールとは、地質用語で地層中にできた塊のこと。日南町のノジュールは、直径70～80cmもあり、いくつも並んでいます。
ノジュール群へは、国道183号線にかかる中園橋の南のたもとから少し、山側に入ったところにあります。一見ただの山があるようにしか見えません。山と草木が一体になっているので見逃しそうにもなります。
岩のような、いや玉のような、いやいや人の目玉のようなものが、ノジュールです。岩なのか意思なのかよくわかりませんが、ノジュールはとても不思議な形をしています。まるで彫刻を施したような、いや人がわざと作ったような形のノジュールは見れば見るほど不思議な形です。
1986年（昭和61年）に日南町の天然記念物に指定されています。1,600～1,400万年も前はこのあたりは海であったようで、海に生息していた化石が多く見つかるそうです。日本海から車で約2時間ほどの距離がある山村が海だったとは、また不思議です。
日南町にあるノジュールは大きさ、数量、並び方など、他に類を見ない珍しい地質現象。ほぼ同じ大きさ、一列にきれいに並ぶ様子は摩訶不思議な光景です。
隣町の伯耆町（伯耆地方エリア）には多くの鬼伝説があり、この樂樂福神社は鬼と戦いその勝利を祝ったとされる神社です。
神社の名前の由来は2つあり、そのひとつは、昔、鬼の悪事に人々は困っていた。いろいろな手を尽くし鬼と戦っていたが苦戦していた。ある夜、孝霊天皇の枕元で「笹の葉刈りにて、山の如くせよ。風吹きて鬼降らむ。」と、天津神のお告げがあった。天皇は笹の葉を刈り、山のように笹を積み上げた。そして三日目の朝、強い南風が吹きつけ、笹の葉はひとりでに鬼のところへと飛び、鬼の体に笹の葉がまとわりついた。その笹に体をとられると共に、笹が突然燃え出し、鬼はひとたまりもなく逃げて行っという昔話しがあります。その時の笹から由来し、笹が噴くと樂樂福神社とされるとひとつには言われています。
鬼退治の伝説は日本最古だと言われ、その鬼が住んでいたとされる「鬼住山（きづみやま）」から鬼が投げたと言われる石が安置されています。
日南町には「金持(かもち)神社」があることで有名ですが、この「樂樂福神社」は平成29年丁酉の因幡伯耆國開運八社巡りの一社になっています。因幡伯耆國開運八社巡りとは、鳥取県内のその年の干支にちなんだ神社と縁起のよい名前の神社を巡るというもので、それぞれの神社に設置してある御朱印を押して巡ります。（御朱印を押す手ぬぐいが販売されています。）
また、もうひとつの名前の由来として鳥取県の日南町地域は古来より良質の砂鉄が採れる事から「たたら製鉄」が行われており、「ささ」は砂鉄のことであり「ふく」は溶鉱炉への送風の意味であるとも言われています。
住所：鳥取県日野郡日南町宮内1101
電話：(0859)82-1619
アクセス：車で生山（しょうやま）より県道8号から県道211号にて約10分
住所：鳥取県日野郡日南町霞800番地
電話：0859-82-1111(日南町役場)
アクセス：ＪＲ伯備線 生山駅より車で約5分
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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