極彩色の光の饗宴「長崎ランタンフェスティバル」

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極彩色の光の饗宴「長崎ランタンフェスティバル」

極彩色の光の饗宴「長崎ランタンフェスティバル」

更新日:2014/01/21 16:47

青空のプロフィール写真 青空 元添乗員、旅の演出家

長崎の冬を彩る一大風物詩「長崎ランタンフェスティバル」。
普段は異国情緒あふれる穏やかな街ですが、この時ばかりは一年中の光を集めたかのように色鮮やかに輝き、その絢爛さは長崎のイメージを変えてしまう程。

これほど鮮やかな長崎が見られるのは、1月31日から2月14日迄の15日間だけ!(平成26年)
毎年100万人が魅了される、極彩色の幻想の世界へ飛び込んでみませんか?

どんなお祭り?春節祭を起源とした、意外とディープなお祭り

どんなお祭り?春節祭を起源とした、意外とディープなお祭り

写真:青空

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長崎ランタンフェスティバルは、元々は長崎新地中華街の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うお祭りだったもの。現在は規模を拡大して、中華街はもとより市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、長崎の街を彩ります。

中華の雑多な雰囲気と賑やかな音楽が、歴史のある街並と交じり合って、不思議な空気が味わえる。そんな所が魅力の一つではないでしょうか。

写真は、湊公園(メイン会場)にある、三国志で有名な関羽を祀った祭壇です。お供え物の豚の頭に、ギョっとした方がいたら申し訳ありません。中国で豚は子孫繁栄の象徴であり、旧正月(春節)のお祝いに欠かせない大切なものなのです。
夢に出てきそうな光景ですが、日本でこんな文化に触れられるのも、長崎ランタンフェスティバルならではですよ。

色とりどりのランタンと共に、龍や鳳凰が宙に舞う

色とりどりのランタンと共に、龍や鳳凰が宙に舞う

写真:青空

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メイン会場の一つ、中華街に隣接する湊公園のテントには、凝ったデザインのランタンやオブジェが吊るされ、ステージのイベントの賑わいと相まって、クラクラする程の鮮やかさ。

龍や鳳凰が舞い、獅子や麒麟が雄々しく飾られ、他にも中国チックな八仙や武神、縁起物のオブジェが所せましと並べられています。数が多いので見落としそうになりますが、由来なども書かれてあり、一つ一つの芸術性が高いのが特徴です。

クラクラ感を堪能したら湊公園のお隣、長崎新地中華街へ行ってみましょう。中華門(南門)をくぐればそこはリトルチャイナ♪ 横浜や神戸の中華街ほどの規模はありませんが、その分、狭い通りに中国っぽさが凝縮されて、魔都に迷い込んだかのような独特の雰囲気があります。

17時を過ぎるとランタンが灯り始め、夜が更けるにつれどんどん賑わってきますので、中華街で長崎ちゃんぽんや皿うどんを食べたい!という方は早めに行った方が良いでしょう。有名店は数時間待ちが当たり前になります。
それ程、この時期の長崎は明るく賑わいます。横浜や神戸など他の中華街では、ここまで大規模な春節祭は行われません。

あの可愛らしい眼鏡橋も、艶やかに変身♪

あの可愛らしい眼鏡橋も、艶やかに変身♪

写真:青空

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長崎のシンボルの一つ、眼鏡橋もこの時期は幻想的に照らされます。中島川には水に関わる光のオブジェが飾られ、他の会場と比べると、しっとりとした雰囲気です。

ランタンフェスティバルの会場は、湊公園・新地中華街を中心に、長崎の街中に広範囲に点在しています。歩いて全て回ると結構な距離なので、路面電車(どこまで乗っても120円)を活用しましょう。長崎の街は迷いやすいので地図は必須。(記事下MEMO 会場マップPDF参照。)

また、期間中は各会場で毎日イベントが行われており、土日の豪華絢爛な皇帝パレード・媽祖行列は、特に見ごたえ抜群です! そして長崎と言えば、大迫力の龍踊り(じゃおどり)! 是非間近で見て帰って下さい!
時間が細かく決まっていますので、見逃さないように予めチェックしておきましょう。(記事下MEMO イベントスケジュールPDF参照。)

この時期にしか出来ない!ランタンに彩られた長崎の史跡巡り

この時期にしか出来ない!ランタンに彩られた長崎の史跡巡り

写真:青空

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長崎といえば歴史の街、そして史跡の宝庫ですが、この時期は、中国様式の寺院としては日本最古である国宝の「崇福寺」、「興福寺」などの唐寺や、文化財「唐人屋敷」、「孔子廟」もランタンに彩られます。

中国様式の建築物にランタンが灯ったらもう、ここは日本なのか中国なのか、それとも幻想の世界なのか分からなくなってしまう程、美しいのです。
中でも私が最も惹かれた場所が、こちらの孔子廟。門をくぐると香のかおりがして、別世界へ入った気分になります。

添乗員としてランタンフェスティバルへ来た際はよく、喧噪を離れてこちらの中庭で演奏される胡弓の調べに癒されていました。
ランタン会場の外れに位置しているので、比較的人は少ないです。海が近く、グラバー邸や大浦天主堂もすぐそばにあり、グラバー邸から海を眺めたり、ライトアップされた大浦天主堂を見たりしても良いでしょう。

孔子廟は通常600円ですが、この時期は17時以降は無料開放され、21時まで開いています。是非、胡弓が演奏される時間に訪れてみてください。きっと誰もが癒されるでしょう。

夜の長崎へ来たなら、ぜったい日本三大夜景を見ていって☆

夜の長崎へ来たなら、ぜったい日本三大夜景を見ていって☆

写真:青空

函館・神戸と並び、「日本三大夜景」に数えられる長崎。最近、香港・モナコと並んで「世界新三大夜景」に選ばれた事はご存じですか?
長崎は港を中心に山々が取り囲み、すり鉢状の地形になっており、小高い場所から見下ろすと大変美しい夜景が楽しめます。国内のみならず世界クラスに美しい夜景は必見です。

オススメの場所はやっぱり稲佐山から見る夜景! ロープウェイは往復1200円なので、二人以上ならタクシーで行った方がいいでしょう。
ホテルを思い切って山の方に取ってしまうのもオススメ。街中へのアクセスの良さと夜景、どちらを取るかですが、街中より比較的予約が取りやすいですし、坂の上の静かなホテルで過ごすのも素敵ですよ。
長崎へ来るなら是非、ランタンフェスティバルと組み合わせて、夜景散歩を計画してみて下さい。

おわりに

ランタンフェスティバル期間中は、それ程広くない長崎の街に100万人が訪れるという事で、正にお祭り騒ぎになります。各所混み合いますので時間に余裕を持って見て回った方がいいですし、イベントスケジュールなどを参考にある程度プランニングして歩く事をお勧めします。

夕食は中華街でという方が多いと思いますが、コース以外は予約できないので、単品だとかなり待ちます。もし食事場所がどこも入れなくても、長崎名物や中華の出店がたくさん出てますので、食べ歩きをしてみてはいかがでしょう。
これもこの時期だけの楽しみの一つ!焼小籠包にハトシロール、あったかい角煮饅頭を片手にランタン灯る長崎を歩いてみれば、心もお腹もぽっかぽかになりますよ♪

2014長崎ランタンフェスティバル:平成26年1月31日(金)〜2月14日(金)

掲載内容は執筆時点のものです。

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