モミジのトンネルをくぐって良縁祈願!京都洛北「鷺森神社」

モミジのトンネルをくぐって良縁祈願!京都洛北「鷺森神社」

更新日:2019/03/25 17:19

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
秋の紅葉シーズンでも比較的落ち着いた雰囲気が味わえる京都北部の修学院エリア。
紅葉の名所が点在する同エリアの名所の1つ「鷺森神社」は、紅葉のトンネルのようになる参道が特に美しいです!
無料で参拝できて紅葉も楽しめる「鷺森神社」の境内には、手を触れて願うと悪縁を断ち切り良縁を結ぶことができるという霊石「八重垣」もあり、パワースポットとしても大人気!
紅葉トンネルをくぐり、良縁祈願をしてみませんか?

モミジのトンネル!

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写真:古都の U助

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鷺森神社へ行くには、まず叡山電車修学院駅の東にある白川通北山の交差点へ出て、同交差点の1本北側にある道をさらに東に進み、神社の参道へ向かって下さい。鳥居のある参道まで駅からはだいたい徒歩10分ほど。駅周辺は閑静な住宅街で、参道まで来ると紅葉シーズンでも比較的落ち着いた洛北らしい雰囲気が味わえます。

鷺森神社の鳥居の額には、祭神・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の御神号である鬚咫天王(すだてんのう)の名があります。

モミジのトンネル!

写真:古都の U助

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鷺森神社は貞観年間(859〜877年)、現在地より少し北側の地で創建されたのが始まり。 参道は桜の木もあり春も素敵なのですが、秋の紅葉も一際色鮮やか!

モミジのトンネル!

写真:古都の U助

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鷺森神社の境内にはモミジやカエデ、タラヨウなど多彩な樹木が見られ、本殿前の拝殿の側には立派な杉の御神木も。参道とともに秋の彩りには目を見張るものがあります。

かつては“鷺の森”とも呼ばれたこの一帯は、神の使いとされる鷺の群れの姿が見られたことから、それが鷺森神社の名の由来とされています。

鷺森神社拝殿

鷺森神社拝殿

写真:古都の U助

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スサノオノミコトを主祭神とする鷺森神社は、縁結びや家内安全、夫婦和合にご利益があることで知られてます。また、神社の代表的な行事としては、5月5日の「さんよれ祭」や12月5日の「御火焚」などがあります。

人気のパワースポット!

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写真:古都の U助

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鷺森神社・本殿の手前右側には縁結びのご利益で人気の霊石があり、その前には神様の依代(よりしろ)とされる立砂が盛られることも。

霊石は、祭神の素盞鳴尊が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して櫛名田比売(クシナダヒメ)を娶る際詠んだ「八雲たつ出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくるその八重垣を」という歌にちなみ、「八重垣」と呼ばれています。

人気のパワースポット!

写真:古都の U助

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神社の社務所で、可愛いお守り袋入りの黒石を求めることができるので、その黒石を「八重垣」の上にのせて上から手を置き祈願してください。スサノオノミコトが十束剣でヤマタノオロチを斬り、クシナダヒメと縁を結んだごとく、きっと悪縁を切り良縁を結ぶことができるでしょう!

鷺森神社の南側

鷺森神社の南側

写真:古都の U助

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鷺森神社の南側には宮川と呼ばれる小さく美しい流れがあり、御幸橋という石の橋が架けられています。この橋はかつて修学院離宮の正面入り口、音羽川に架けられていたもので、離宮を訪れるため後水尾帝も渡られたとか。

鷺森神社の南側には、宮川以外にも一乗寺川といった川の流れがあるほか、神社北部には音羽川が流れ、周囲の小川の光景もそれぞれに美しいものです。

鷺森神社の南側

写真:古都の U助

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鷺森神社の境内から宮川を渡り、さらに一乗寺川を渡るとすぐに曼殊院道に出ます。曼殊院門跡も洛北の紅葉の名所の1つ。曼殊院と鷺森神社の分岐点には、鷺森神社の石標と秋の黄葉が美しいイチョウの木があり、よい目印となっています。

鷺森神社の基本情報

住所:京都府京都市左京区修学院宮ノ脇町16
電話番号:075-781-6391 
アクセス:叡山電車・修学院駅から徒歩約10分

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/27 訪問

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