写真:安藤 美紀
地図を見る通天閣や天王寺動物園からも徒歩圏内、あべのハルカスなどのショッピングタウンが集まる大阪市阿倍野区に、2017年10月28日、「ファーストキャビン ステーションあべの荘」が開業しました。
今回は、JR西日本とファーストキャビンがコラボして生まれた兄弟ブランドの記念すべき「1号店」。名前も「ファーストキャビン」の後に「ステーション」が付き、“鉄道アイテム”がいたるところに散りばめられています。
入口に置かれているのは、JR西日本の現場社員が施工した電車の車軸(221系)と線路のオブジェ。車軸は左右の車輪をつなぐ役割がありますが、組み立て時に隠れてしまうため、普段目にする機会はありません。珍しい鉄道部品を間近で見られるなんて、ちょっぴり感動!こちらは鉄道ファンならずとも、必見のスポットです。
写真:安藤 美紀
地図を見るウッドデッキの先に広がるのは、緑溢れる美しい庭園。このようにお庭が付いたファーストキャビンは今回が初めてです。どのファーストキャビンよりも、リゾート感がたっぷり!
写真:安藤 美紀
地図を見るラウンジは“美しいお庭”ありきのデザイン。大きなソファにどっぷり腰掛け、お庭を眺めながら寛ぎの時間を過ごしましょう。暖炉も置かれていますので、冬はほっこり安らげますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらが寝台列車「トワイライトエクスプレス」の個室をイメージした、コンセプトルームのシングルです。快適な空間ながらノスタルジックな雰囲気が漂っていますよね。
「トワイライトエクスプレス」といえば、大阪から札幌までの12路線約1,500kmを約23時間かけて走る、日本最長旅客列車。特に2室しかない展望タイプのスイートが人気で、売り出しとともにあっという間に完売する人気ぶりでした。今回は、このスイートを忠実に再現!
単に設計図を見て作ったのではなく、実際に京都の鉄道博物館に展示されている「トワイライトエクスプレス」を見に行き、そこでぜんぶ採寸したのだとか。なんとファーストキャビンの社長自ら足を運んで、部屋の大きさや、窓、ベッドサイズなどを採寸したそうです!本物の写真と見比べてみても、見分けがつかないほどリアル。乗車したことがある方なら、再現率の高さに驚かれることでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る壁に取り付けてある絵、照明器具、浴衣は、実際にトワイライトエクスプレスで使われていたものを持ち込んでいます。本物のDNAが受け継がれている鉄道萌えスポットですね!
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、コンセプトルームのツインです。シングルより部屋が広くなり、さらにラグジュアリー感がアップしていますよね!
窓際に椅子が2脚ありますので、たとえばキオスクで買ってきたものをテーブルに並べて、夜行列車気分を味わうのも良いでしょう。実際に「トワイライトエクスプレス」に乗ったという方は、当時の記念品を持ちこんで思い出にふけったり、楽しみ方は様々です!
コンセプトルームは、シングルルーム1部屋(料金16,000円)とツインルーム1部屋(料金24,000円)の2部屋のみ。予約はネット不可で、電話受付のみになります。
写真:安藤 美紀
地図を見るコンセプトルームの他に、施錠ができる個室タイプも15部屋導入。
写真:安藤 美紀
地図を見る個室タイプはちゃんと施錠できますので、安心感があります。親子やカップルで同じ部屋に泊まりたい方にオススメ!料金はダブル14,000円、ツイン16,000円、シングル12000円。
写真:安藤 美紀
地図を見る思い立ったときに手ぶらで泊まれるように、アメニティも充実。特徴的なのは、肌触りバツグンの部屋着にステーションブランドの電車マークがついています。これは可愛い!
写真:安藤 美紀
地図を見るここはステーションブランドだけに、キャビンのデザインも少し違います。列車の荷物置き場をイメージした棚や、夜行列車気分を味わえる真っ暗な窓のようなブラック×木目調のパネル、シェード付き照明など、今にもガタンゴトン…と体が揺れそうな列車気分を味わうことができます。
ファーストクラスキャビンの料金は、6,900円。サイズがコンパクトなビジネスクラスキャビンは5,900円。
※料金は全て、曜日や季節により上下に変動いたします。
写真:安藤 美紀
地図を見るロールカーテンを全部閉めると、なんとブルートレインの車両っぽくなるんです!
動画:安藤 美紀
地図を見るキャビンのライトを消すと…あらっ!各部屋の柱に設置された「電車マーク」の窓、ヘッドライト、星が輝きます。
写真:安藤 美紀
地図を見る「ファーストキャビン ステーションあべの荘」で楽しみなのが、実はこの大浴場。男女ともに大きな窓がついていて、お庭を見ながら入浴することができます。大きなお風呂にザブン…と浸かれば、旅の疲れを綺麗に流してくれるでしょう。
ちなみに、メイク落とし、化粧水、乳液など、基礎化粧品はすべて揃っています。男性に嬉しいシェーブローションもありますよ。またドライヤーだけでなく、ヘアアイロンも完備。
今のところ館内に食事処はありませんが、2018年1月頃、新築する別館に、お肉料理を中心としたレストランがオープンする予定なんだとか。今後の進化も楽しみな新ブランドの1号店。ますます便利で快適な「都会のオアシス」になりそうです!
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索