志賀高原と草津温泉を結ぶ国道292号線、通称「志賀草津高原ルート」は、素晴らしい絶景を見ることができるため、全国からたくさんの観光客が訪れる人気のドライブコースとなっています。
特に今の時期、秋から初冬にかけては紅葉が綺麗なのはもちろんですが、空気が澄んでいるため、遥か遠くの山々まで見渡せ、日本離れした雄大な自然の景色を満喫することができます。
紅葉や遠くの山々の景色を楽しめるのはもちろんですが、もう一つの醍醐味はこの「雲」ではないでしょうか。まるで命があるかのように湧き上がってきた雲が、山を乗り越えてこちらへ向かって迫ってくる様は、感動を覚えると同時に、自然の雄大さと恐怖にも似たような感覚に襲われ、その迫力に圧倒されてしまいます。
横手山ドライブインの駐車場から長野県の志賀高原方面を見ると、時としてこのような雲海に遭遇することがあります。特に秋は雲海が発生する確率がかなり高く、雲海に遭遇する機会もそれほど珍しくなく、頻繁に目にすることができます。
志賀草津高原ルートを通る際は、ぜひ横手山ドライブインに立ち寄っていただいて、駐車場から景色を満喫していただきたいです。もし雲海に遭遇することができたなら、雄大な景色を目に焼き付けるだけではなく、カメラにその絶景を収めて下さい。より旅の記憶が鮮明に残ること間違いなし!
雲海は気温の低い朝によく見ることができますが、夕方近くになって気温が低くなり、地表近くの水蒸気を含む空気が冷やされるときも、多く見ることができます。モコモコと徐々に雲が湧いて、海のように波打つ様子は圧巻で感動的です。
雲海だけではなく、夕陽が綺麗なときは更に幻想的な光景を見ることができて、まさに千載一遇のシャッターチャンス到来です。カメラを持って待ち構えていると、いつの間にか両隣にたくさんのカメラを持った人たちが集まりだして、全員がカメラを三脚にセッティングして、ベストなチャッターチャンスを待ち構えます。その光景はまた違った意味で壮観です。
負けずに素晴らしい写真をカメラに収めましょう!
太陽が徐々に雲海と山々の彼方へ沈みゆくとき、それまでの空の青が夜へのグラデーションを彩るとともに、雲海を夕焼け色に染めていきます。まさに雄大な自然と地球の息吹を感じることができる、素晴らしく感動的な瞬間です。
空と雲海が夕陽の赤に染まる時間は、長いようでほんの一瞬にも感じられる不思議な時間です。その一瞬を逃さぬよう、カメラのシャッターを押して素晴らしい瞬間を収めましょう!夕陽が沈んだ後の静けさと余韻に浸るのもまた乙ではないでしょうか。ただし、かなり冷えるので風邪を引かないように注意しましょう。
秋から初冬にかけてのこの季節に多く見ることができる、人気のドライブコース、国道292号線・志賀草津高原ルートの横手山ドライブイン駐車場からの、スペシャルな雲海と夕陽の絶景をご覧下さい。
横手山ドライブインは標高約2100mの高地にあるため、気温が低いのはもちろんですが、雨が降ったりするとこの時期は雪に変わったり、路面が凍結することもありますので、天候の変化への注意とともに、車やバイクの運転にも十分注意をしましょう。
なお、平成29年度の志賀草津高原ルートは11月15日〜翌平成30年4月20日まで、冬期通行止めとなります。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/11/29更新)
- 広告 -